この例会の目玉が、シングルブラインドの「RUN SILENT,RUN DEEP」(3W)でした。対戦希望のいのさんを含め、4名が揃うのが二日目と言うことで、一日目は小型・中型のシナリオで、「スパークリング」にしました(二日あるので、できる技ですね~)。
シナリオ15 アメリカ海軍イングランド
日本海軍:イ16号(mitsu)
アメリカ海軍:バックレイ級3隻(kawa・Tommy)
アメリカ海軍:バックレイ級3隻(kawa・Tommy)
開会とともに準備を進め、11時過ぎにTommyさんが来場したところで、潜水艦対護衛艦3隻の対戦に入りました。アメリカ軍はイ号を撃沈すれば勝利。イ号は護衛艦を1隻以上沈め、逃げ切れば勝利。護衛艦イングランドのみは、対潜攻撃に+1がつきます。

序盤、3隻の護衛艦は包囲網を作りながら、探知を試みます。イ号は大胆にもこの3隻に接近する進路を選択します。(実は、ASWの経験の浅いTommyさんのラヴィ狙いでした)
第3ターン、ジョージ(kawa操艦)を牽制すべく、遠距離魚雷(前ターンに発射)を放ちますが、ベテランの操艦で見事に躱され、ヒットせず。と、ここで探知成功、よりによって、3隻に囲まれる位置に!まずい!

第4ターン、至近に来ていたイングランドの猛爆雷を喰らいますが、緊急動力のおかげでからくも、離脱に成功します(隣接ヘクスへの爆雷でした)。

第5ターン、前ターンに苦しい姿勢で放っていた2発の魚雷が、L3に到着します。ここに、護衛艦ラヴィ(Tommy操艦)!対潜防御の基本として、それなりの速度を維持して、メガヘクス沿いに位置を変えることが鉄則ですが、この読みが見事に成功!前ターンに隣接のメガヘクスにいたのですが、このターンはドンピシャの位置に来ていました。一本は外れたものの、もう一本が竜骨下で爆発し、瞬く間に太平洋の藻屑と消えました。


怒りに震えるアメリカ海軍は、必死の捜索を行いますが、drにも恵まれず、コンタクトはなし。その間に再装填を終えたイ号が再び浮上し、第9ターンに再び、護衛艦ジョージを狙います。今度は避けきれずに、魚雷が命中し、2隻目も撃沈されます。

長居は危険と判断したイ号は深深度まで潜航し、逃げ切りを図ります。第12ターンにイングランドに探知されたものの、距離が空きすぎて捕捉は不可能に。帝国海軍の勝利になりました。

最近は、潜水艦戦術が向上しているので(潜水艦側が阿漕になっている?!)、3隻くらいだと捕まらない可能性が高いです。4隻以上になると、ASW側にだいぶ分があるのですが・・・。
シナリオ12 潜水艦隊潜水艦
日本海軍:イ34号(mitsu)
イギリス軍:トーラス(kawa)
イギリス軍:トーラス(kawa)
このゲームで唯一、潜水艦同士の戦いを描いたシナリオです。史実通り、浮上航行中のイ34号を、トーラスが奇襲攻撃するところから始まります。が、さすがにこれだけではゲームにならないので、イ号が警戒態勢を取って、回避運動ができるようにしています。

生き延びた場合は、両軍とも潜航しての戦いになりますが、魚雷を命中させるには同深度であることが条件になります。このため、ソナー探知に成功した側は、深度を申告することにします。
第1ターン、浮上中のイ号を4発の魚雷が襲いますが、敵の裏を掻く接近移動により、これを躱します。第2ターン、攻守逆転したイ号が、今度は急速潜航中のトーラスに反撃します。読み通りに酸素魚雷1発がトーラスに迫りますが、こちらは深度が合わず、はずれ。
両軍とも、魚雷の再装填をしながら、敵の動向を探ります。日本軍は、第6ターンに2発の魚雷を同一のメガヘクスに放ちますが、トーラスがちょうど潜航していたため、やはり深度合わず。

その後、優位な位置を占めようと、旋回合戦が起こりますが、ここ一番で探知が切れたり、射角があわなかったり・・・奇しくも両艦が併走する珍事まで(笑い)。

残り5ターンを切ったところで、イギリス軍が賭に出ます。最大6発の一斉発射!が、これを予測していたイ号のサイドステップに躱されます。もはや再装填は間に合わないため、トーラスは引き分け狙いの回避に徹します。

日本軍は雷撃のチャンスを窺っていましたが、ついに最終ターン、6発の一斉発射を行います。ここで再び、2発がメガヘクスを直撃。後は、深度の指定でしたが・・・コールした深度は0-水上!これがドンピシャでトーラスに命中し、撃沈!最後の最後で勝利となりました。

本邦ではあまりプレイされていないこのゲームだけに、このシナリオを対戦したのは、たぶん、ちはら会だけでしょうね~(笑い)。
シナリオ20 ドイツ海軍のスーパーサブマリン
ドイツ軍:U2551(kawa)
イギリス軍:バトル級駆逐艦3隻(mitsu)
イギリス軍:バトル級駆逐艦3隻(mitsu)
この日、最後の対戦は、最終シナリオでした。その名の通り、ドイツ軍の最新Uボートが登場します。隠密の水中移動力はなんと5! (緊急動力を使うと6!)これは、海防艦やコルベット並みの速さであり、それまでの主力であるタイプⅦやⅨが移動力2だったことを考えれば、いかにスーパーサブか!!しかも最大深度は650f!(他国の2倍以上)
対するバトル級駆逐艦も、前方3ヘクスに3発の爆雷を発射できるスキッドを装備しています。
序盤の第2ターン、いきなり、ドイツ軍の魚雷がソナー探知中のグレーブラインを襲い、これに1ヒットを与えます。
怒り心頭のイギリス軍は、それでも冷静に(探知を妨害しない)スキッドの嵐を見舞いますが、高速離脱に翻弄されて、命中弾なし。

再装填を終えたUボートは、第8ターン、損傷していた駆逐艦を狙いますが、これは操艦により、難を逃れます。
なんとか、敵を捕捉したいイギリス軍でしたが、drにも恵まれず、第16ターンまでどうしても敵を発見できません。

第17ターン、やっとUボートを見つけた3隻は、最後の爆雷投下に向けて、突進しましたが・・・ああ、第19ターンに再び、攻撃を喰らってグレーブラインが被雷!船体を引き裂かれたバトル級が波間に消えます。
第20ターン、一か八かで僚艦が爆雷を投下をしましたが、緊急動力で冷静に逃げ切ったU2551の勝利となりました。

だめだ、この船ではヤツに勝てん!せめて、もう1隻あれば・・・。ドイツ軍のスーパーサブの威力を見せつけられた一戦でした。