会場間際に海軍提督kawaさんが来場したので、さっそくスパーリングで、RUN SILENT,RUN DEEP(3W)のミニシナリオをプレイしました。単艦同士の決闘を描いた、シナリオ9「ワフー対春雨」です。陣営は、kawaさんが春雨で、mitsuがワフーです。
 
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ワフーは、アメリカ海軍の典型的な通商破壊型のガトー級の潜水艦で、深度は100fまでに制限されていますが、前後の豊富な魚雷が魅力です。一方の春雨は、高速を誇る艦隊型駆逐艦(白露級)で、珍しくKガンを装備しています。
 
第1ターン、まず、ワフーが探知され、春雨が接近してきます。これに対し、ワフーが2発の先制攻撃をかけますが、熟練したASW指揮官kawaさんの読みでハズされます。
 
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第5ターン、徐々に距離がつまり始めたワフーは、後部魚雷の一斉発射で敵を牽制しますが、これまた、kawa司令官の見事なサイドステップで、命中なし!高速で走り回る駆逐艦を捕捉するのは、かなり困難です。
 
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これで近距離まで迫られたワフーでしたが、ここに来て、春雨の探知が不作。爆雷投下を行うことができません。
 
その隙に、再び、距離を稼いだワフーは、春雨が移動可能な全4メガヘクスに、広角雷撃を行います。その結果、ついに1発の魚雷が命中!撃沈こそ免れたものの、移動力は半分以下に落ち込みます。
 
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と、その直後に、今度はワフーが発見されます。損害により速度が落ち、探知感度が上がったための幸運でした。
 
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思わぬ近距離にいたため、ワフーは緊急動力を使用して、回避をします。その方向は・・・敵への突進でした。危険はありましたが、うまく敵の死角に潜り込めれば、すばやく探知を振り切ることができます。
 
が、これはベテラン駆逐艦長に、読まれていました。ここに来て、はじめての爆雷投入!しかも、まさに航跡がクロスする進路です。
 
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緊急動力によって、なんとか爆雷本体は免れたものの、Kガンが命中!しかも、同深度!drによっては、一撃で浮上を余儀なくされるところでしたが、1ダメージに留まったのは僥倖でしょう。
 
危うく難を逃れたワフーは、敵が反転したところで、すかさず、前方に残っていた5発の魚雷全弾を撃ち込みます。このうち2発が、ドンピシャ!春雨も一発は躱したものの、速度の落ちた船体ではこれが限界で、2発目の魚雷により、海の藻屑と消えました。
 
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kawaさんとの対戦では、お互いに練度が上がっているので、単艦同士ではやはりブラインド側(潜水艦)に分があるようです。まだ、同様のシナリオは2つほどありますので、今度は攻守を入れ替えて、対戦したいものです。