ライフワークのボランティア引率のハズだった三連休ですが、急遽、業務が入り、断念(冗談ではない!)。せめて一日くらいはと、仕事を片付けて、千葉会に参戦しました(見たか!)。前回が4月でしたから、約半年ぶりです(認めたくないものだな・・・)。
朝一でまだ人が集まる前だったので、会長のyagiさんといろいろと「深~い話」ができて、よかったです(お昼の中華屋でもありがとうございました)。
そうこうするうちに、みなさんが集まってきまして・・・。DRAGOONさん、喜多川さん、yagiさん、mitsuの4人で、フィギュア系戦国マルチの「Shogun」をプレイしました。

このアイテムは舶来品でありながら、珍しく(失礼!)地政学的に正しい、戦国時代になっていまして。全国を舞台に、同兵力で覇を競うゲームです。どの勢力も、攻勢可能な3個軍団(機動グループ)を持っていて、いかに敵の主力を殲滅するか、が勝負の綾になります。ちなみに国土はリソースポイントを表し、徴兵や城づくり、諜報活動、傭兵(浪人)募集、順番決定などに使えます。リソースポイントは毎ターン使い切りなので、あんまり頭を悩ませることはなく、さくさく進みます。

序盤、近畿から関東にかけて勢力を持つ紫(DRAGOON)さんが、なぜか、畿内に執着。そこを、九州と南畿に基盤を持つ青(yagi)が突いて、紫(DRAGOON)の1個軍団を壊滅してしまいます。

と、東北と関東を席巻した緑(喜多川)が弱体化した紫(DRAGOON)の側面を突き、一気にトップに立ちます。
このままだと、紫(DRAGOON)が滅びて、勝負が付きかねないので、青(yagi)が海路を縦横に使って、上総上陸など緑(喜多川)にゲリラ戦を仕掛けます。

その間に、赤(mitsu)は四国と中国を統一し、山城を対緑戦(喜多川)との最前線に、長門と四国を対青戦(yagi)との防壁にします。
と、この頃には、ウォーゲーマーだけあって、最善手がそれぞれにわかりはじめます。初めの移動で軍団を前進させ、敵の前線を蹂躙。その後、最低限の守備隊だけを残して、主力は最終移動で機動防御のできる後方へ。こうなると、主力決戦は起こらず、延々とゲリラ戦が続く羽目に・・・。

イベントもなくシンプルなシステム故に、千日手になりかけたところで、ちょうど、お昼。最終ターンだけ、プレイして、とりあえず、赤(mitsu)の優勢で終了。
第二戦は、喜多川さんとのHANNIBAL(Valley Games)の対戦に。mitsuがカルタゴ軍を、喜多川さんがローマ軍をプレイします。
序盤のローマ軍は、手堅い防御策で、北イタリアの隘路にハイスタックを作って、ハンニバルの進入を拒みます。
やむを得ず、山脈越えでエトルリアに進入したハンニバルは、ネロの迎撃を退けますが、ここで戦力を消耗。再度、キサルピアに戻り、正面からプブリウスに攻撃をかけたものの、さすがに戦力差はいかんともしがたく、敗退。戦死の危険があったので、断腸の思いでアルプスを越えて撤退します。

ローマ軍はキサルピアの支配を取り戻します。さらに別働隊で、ヒスパニアを突きますが、駆け戻ったハンニバルの迎撃で、これは失敗に終わります。

カルタゴ軍が攻めあぐねているうちに、第6ターンにアフリカヌスが登場。満を持したローマ軍は、アフリカヌスをアフリカに派遣しますが・・・ああ、ハンノの迎撃により、ローマ軍は壊滅し、アフリカヌスが戦死(!)してしまいます。

早速、逆襲に移ったカルタゴ軍ですが・・・カード運もよくなったことで、逆に慎重になりすぎてしまいます。精彩を欠いたちぐはぐな攻めで、どうしても政治的優位を覆せず。

第8ターンにやっとシラクサの叛乱が来て、イーブンになり、ローマ軍の逆襲も退けたのですが・・・。第9ターン、このまま、終わればと、実に消極的に「停戦」を発動してしまいます。と、最後にディプロマシーで、アフリカの一角がローマに寝返り、まさかの逆転負け!

(確かに疲れていましたが)カルタゴなのに先攻を取ってしまったり、カードの組み合わせを間違えたりと、あまりにキレのないプレイに、がっくし・・・。だめだ、こんなボケボケ頭じゃ、ヤツラには勝てない!11月のヤマを越えたら、鍛え直します。喜多川さん、待っててね~。