しばらく離れていた砂漠戦ですが、気がつくと結構、アイテムが増加していまして・・・。北アフリカ戦域アイテムについて、最新版に更新します。
 
<初稿作成:2008/05/30>
このところのマイナー一直線の反動から、ちょっとはメジャーアイテムに戻ってみようと、家捜しをしていたら、目に飛び込んできたのが、北アフリカものです。独ソ戦のサイドショーといわれた「辺境戦線」ですが、かの有名なエルヴィン・ロンメルが登場するため、SLG業界でもかなりの人気があります。時期的にも、ちょうど合っているし(というか夏に似合いすぎ)、所有のアイテムの対戦状況を調べてみました。○●表示は、いつもの通りです。
 
無印…未プレイ △…ルールを読んで軽くインスト ○…ソロプレイ済み ●…まさかの対戦済み
 
[戦役級-いわゆる北アフリカもののメッカ]8点
 
砂漠のロンメル-PANZER ARMEE AFRIKA(AH)●
 最近のお気に入りアイテム。短くも激しいたたき合いと攻撃的な補給確立が、北アフリカにマッチングゥ~!!(このときははやりだったんですが・・・もはや、死語ですね)
http://chiharakai2005.at.webry.info/200805/article_17.html
 
アフリカン・キャンペーン(CMJ)○
 古典的なシステムながら、ツボを押さえた展開がグッド。ヒストリカルの教科書的な存在。
 
The Legend Begins(CMJ別冊)
 噂に聞く、北アフリカ戦線の最高峰。デザイナーは有名なシモニッチ。徹底的な研究で、いつかプレイしてみたい。
 
イメージ 1
 
DAK The Desert(旧GJ)○
 部隊の選択が楽しい編成ゲーム。表題通り、DAKはかなり強力です。
 
アフリカン・ギャンビット(アドテクノス)○
 生まれて初めてプレイした北アフリカもの。移動に、戦闘に、そして生き残りにも補給と、徹底したデザインは、見事。ゲテモノ的な見た目と違って、トーチ作戦(!)までできる優れもの。
 
イメージ 2
 
ロンメル戦記(T誌付録)○
 季刊Tactics誌に掲載されたDAKキャンペーン。もう、抜き打ちカウンターなど付かなくなっていた時代ですので、自作が必要。補給ポイントが要になる展開のようです。
 
AFRIKA!(同人)○
 CMJ誌編集長の中黒氏が作製/頒布した、最新の戦役級。毎回、ランダムに到着する補給ポイントとエリア・トゥ・エリアの機動戦が、簡潔にして本質を突く傑作!
 
イメージ 4
 
NORTH AFRICA(翔企画)△
 シミュレーター(翔企画)が斜陽のSLG界に、起死回生の「攻勢」をかけたビッグゲーム。ユニットは中隊単位で、イニシアチブ、ダミー、編成、補給など、あらゆる要素を詰め込んだ決定版。シナリオのソロしかできなったが、かなりおもしろいです。これもぜひ、対戦してみたい!
 
[戦役級その2-どこまでが、北アフリカでしょうか?]2点
 
北アフリカ・中東戦域(HJ)○
 でかいで有名なヨーロッパシリーズの一作。なんとヴァリアントで、中近東!の軍隊が登場します。特別ルールも多く、プレイにはかなり労力が必要です。でも、なぜかやりたくなる中毒性が・・・。
 
エチオピアのライオン(CMJ)●
 イタリア軍が本当に主役になる植民地戦争。でも、部族ごとにわらわらと戦いを挑むエチオピア軍がもっと魅力的!

 
イメージ 5
 
[作戦級その1-十字軍は、人気者!]5点
 
ロンメルアフリカ軍団(GJ)●
 ちはら会で、最大の対戦数を誇る傑作のクルセイダー作戦。チットシステムは、偉大なり!http://chiharakai2005.at.webry.info/200805/article_4.html
 
クルサイダー作戦(DC)○
 60シリーズと銘打って、DCに掲載されたミニミニ「十字軍」。堅実な展開ですが、派手さでは今一。
 
第8軍(CMJ)●
 ほとんどプレイも評価もされないけど、ブラインド陸戦ものの最高傑作!砂漠を長距離行軍する偵察部隊、対戦車砲の待ち伏せ、DAKの爆発的な打撃力、なにより疑心暗鬼の戦場心理が素晴らしい!長いのが玉に瑕ですが、いつでもお相手しますよ!
 
砂漠の狐(エポック)●
 評判は高いものの、ダミーシステム故、決してプレイ率が高くない悲劇の作戦級。現在、プレイエイドを制作中。誰か、お相手を~!
 
イメージ 6
 
激闘!ロンメル軍団(CMJ)●
 WGHBに掲載された初心者向けSLG。フォーメーション・チット・システムを使用して、シンプルに駆け引きを楽しめます。なんと、同じシステムで「川中島」が再現できるとは!あまりに面白くて、連戦した結果、早くもチットがすり切れはじめています(!)。
 
イメージ 7
 
[作戦級その2-変わり種の砂漠戦]5点
 
ベダ・フォム(CMJ)
 かつてのGDWの120シリーズを付録化。オコナー攻勢のクライマックスを描きます。主役はなんと言っても、イタリア軍!(うそ、本当は第8軍です)
 
イメージ 8
 
ガザラの戦い(CMJ) ● 
 無料頒布のかんたんガザラ戦ですが、dr合戦で大いに盛り上がる一品。いつでも、お相手をしますよ~。
 
ロンメル・アット・ガザラ(CMJ)●
 ベースは「ブタペスト45」システム。枢軸軍は、実質、6ユニットの機動戦で、広い戦場を走り回ります。自由フランス軍が攻撃力0-防御力10など、思い切った処理が特徴。特別ルールなしで、ヒストリカルになる見本。
http://chiharakai2005.at.webry.info/200610/article_4.html
 
チュニジア大突破(HJ)
 「クレタ島降下作戦」(AH)のヴォリス氏が作った作戦・戦術級。20にも及ぶ兵科が出てきます。時間をじっくり取って、研究してみたいものです。
 
イメージ 9
 
チュニジアの戦い(CMJ)●
 北アフリカ最後の戦いを描くキャンペーン級。GDWの2作「ブラッディ・カセリーヌ」と「レース・フォー・チュニス」を合わせたお買い得セット。枢軸軍の反撃もいいところまで行きますが、最後は次々と投入される連合軍の物量に押し切られます。
 
イメージ 3
 
[作戦級その3-ああ・・・黄昏のエル・アラメイン]3点
 
RUWEIDAT RIDGE(S&T誌)
 第一次エル・アラメイン戦を描いたミニゲーム。実は、和訳を作って、準備万端なんです。最近、エラッタが手に入ったので、プレイしたいものです。
 
エル・アラメイン(「ドイツ戦車軍団」エポック)●
 ロンメル最後のエジプト攻勢を描いたミニゲーム。イギリス軍に定石があり、それを覚えると、役割を終える入門ゲームです。
 
砂漠の戦い(T誌)●
 第二次エル・アラメイン戦と連合軍の反攻作戦(スーパーチャージ)をプレイできる玄人好みのアイテム。すでにちはら会で対戦済み!これをプレイできるとは、思わなかった!
 
イメージ 10
 
[戦闘級-膨大なシナリオと精密極まる戦闘システム]4点
 
TOBRUK(AH)△
 車両1両、火砲は1門、歩兵は分隊(シート管理で実質、一人ずつ!)の精密戦闘級。まだ、SLがなかった頃、もっとも詳細な戦闘級はこれでした。ATSが出た現在は、ほぼプレイされることはないでしょうが、プログラム学習式なので、ビギナーにはこっちの方が楽なんですよね。
 
Advance TOBRUK(CMJ別冊)
 42年の北アフリカだけを対象としたTOBRUKをシステムアップし、汎用性を持たせた精密戦闘級。CMJ支援もかねて、追加シナリオ集も持っていますが、ASLと両方はなかなか手が回らず・・・。
 
イメージ 11
 
Matilda(ツクダ)△
 なくも子も黙る、超精密の戦車戦アイテム。究極の移動・行動細分化のエンドレスフェイズ・システムと、命中判定-命中箇所判定-装甲厚確認-貫通力確認(-上級で被害判定)の高密度射撃システムが特徴。実際は、とっても手間と時間がかかるシュールな一品。
 
ワールド・タンク・バトル(CMJ)シナリオ●
  連合軍はやられメカのM4なのに対し、枢軸軍はTIGERⅠと88mm対空砲の最強コンビ!普通に戦っていたのでは、絶対、勝てません。連合軍は、綿密な作戦とタイミングで、虎を出し抜けるか?!
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/1004248002c84ac42036d3f7242ffab118c63f430/331011318291670311
 
 のべ21アイテム中、プレイしたものは13アイテム。おお、プレイ率は62%!たいていのジャンルが5割弱なので、かなり「優秀」な戦線です。勢いで、7割を狙うか?!ノルマはあと2つ。誰か、「砂漠の狐」(エポック)か、「NORTH AFRICA」(翔企画)、あるいは元祖TOBRUKあたりで、どうでしょう?
 
<2008/12/25の更新>
 
本記事を制作後、順調にプレイが増え、新たに3アイテムを対戦することができました(一つは、ソロから対戦へ)。
 砂漠のロンメル(AH)●
 砂漠の狐(エポック)●
 エチオピアのライオン(CMJ)●
 後半の2つは、まだ、さわり程度ですので、来年にぜひ、再戦したいです。
 
これで、プレイ数は15アイテムとなり、プレイ率は71%!この勢いで8割を目指します。来年のノルマは、やっぱり2つです。
 
<2013/11/17の更新>
 
気がつけば、砂漠戦が増殖中・・・前回の更新以来、CMJを中心に4点ほど、新作と発掘品がありました。
 
ベダ・フォム(CMJ)
激闘!ロンメル軍団(CMJ)
AFRIKA!(同人)
ロンメル戦記(T誌)
 
また、対戦できたのは、以下のアイテムです。
 
 これで、総アイテム数は26点。プレイ数は16アイテムなので、プレイ率は61.57%に低下いたしまして・・・(そりゃ、そうだ)今一度、7割を目指します。次の目標まで、あと3アイテムです。
 
<2013/12/3の更新>
 
先日のちはら会例会で、このジャンルのプレイ率が7割に復活しました。記事の再掲からわずか2週間の達成は、過去最速です。
 
ロンメル戦記(T誌)○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/10472289.html
AFRIKA!(同人)○
 
また、新作が加わったので、更新してあります。
ガザラの戦い(CMJ)
 
総アイテム数は27点で、プレイ数は19アイテムとなりました。次の目標は、8割突破で。なので、あと3アイテムです。