無料頒布されたばかりの「ガザラの戦い」(CMJ)を、エンジョウさんと2戦をしました。
 
入門用だけあって、ルールは極めて簡単で、両軍がdrして、大きい側が1アクション(1ユニットの移動/戦闘)を行うというもの。同じ場合は、イベント発生と共に、時間マーカーが+1ずつ進み、最終的には+4の段階で[5]または[6]のゾロ目が出れば、ゲームは終了。戦闘も、やはり両軍がdrして、そこに戦力を足し、大きい側が勝利します。ZOCや味方のいるヘクスへの後退が禁止されていて、うまく機動させないと、けっこう、ユニットが飛びます。
 
最強は、4戦力を持つDAKの2個装甲師団で、イギリス軍のほとんどが2戦力であることを考えれば、いかに強力かわかることでしょう。基本的には、枢軸軍がZOC to ZOCの直接移動で浸透し、イギリス軍を攻撃し、遮二無二前進。4箇所の集落を占領するか、トブルクを陥落させれば、ドイツ軍の勝利。それ以外は、イギリス軍の勝利です。
 
第一戦は、ドイツ軍(エンジョウ)対イギリス軍(mitsu)でスタート。序盤は、ドイツ軍のイニシアチブが多く、正面からの力攻でイギリス軍の戦線を後退させます。が、イギリス軍の戦闘drもそこそこで、壊滅するユニットはなし。
 
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中盤、突出したドイツ軍に対し、イギリス軍が包囲した上で、攻撃を実施します。かなりの確率でdrに恵まれ、21PZ とアリエテ師団を壊滅させることに成功します。ゾロ目も多く出て、すでにタイム・マーカーは+4に。
 
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このまま、時間切れになるかと思いきや、今度はウソのようにドイツ軍に流れが行きます。残った15PZが獅子奮迅の攻撃で、次々とイギリス軍を殲滅。ゾロ目が来ても、4以下ばかりで、終わりそうで終わらない展開に。
 
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そして、終盤、この勢いを維持したドイツ軍が、二度目のビル・エル・グビへの攻撃を成功させ、タイムリミットギリギリで、4箇所を制圧し、勝利となりました。う~ん、好事魔多し。
 
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第二戦は、陣営を入れかえ、ドイツ軍(mitsu)対イギリス軍(エンジョウ)で対戦。序盤からドイツ軍のdrが冴えまくり、次々とTommyを粉砕。
 
一度も負けないうちに、気がつけば、敵の全ユニットを殲滅してしまいました。可能性はゼロではありませんが、4箇所の制圧は確実と思われ、枢軸軍の勝利となりました。
 
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簡単でいて、dr勝負が多く、盛り上がる作品で、入門用や時間の空いたときにはもってこいですね。また、対戦したいものです。
 
ちなみに・・・
この対戦により、北アフリカ戦域アイテムのプレイ率が7割を越えました。関連のジャンル別記事を更新しましたので、ご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/archive/2013/11/17