今月のソロプレイで取り上げた「項羽と劉邦」(GJ)を、早速、kawaさんと対戦しました。
 
第一戦は、mitsuのインストで、楚軍(mitsu)対漢軍(kawa)の対戦へ。
 
第1ターン、漢軍は張良を選び、カード枚数は、漢軍3:楚軍4でスタート。楚軍は「背水の陣」で臨淄を占領し、項羽軍主力が兵を整えます。一方、友好度チェックで味方になった黥布を武漢に侵攻させ、漢軍への時間稼ぎにします。
 
漢軍は、ほぼ全力で咸陽に侵攻したのはよかったのですが、なんと攻撃失敗!蕭何がいないこともあり、カード枚数が少なく、大きく出遅れます。
 
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第2ターン、人材登用は竜旦。カード枚数は、漢軍3:楚軍5。第二戦で咸陽を陥落させた漢軍は、カードを使って黥布を調略しますが、楚軍のカウンターカードで無効に。
 
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一方の楚軍は、態勢が整わないうちにと、鉅野の彭越を攻め、これを壊滅させます。別働隊の竜旦は北方の平定に向かい、薊を陥落させます。
 
第3ターン、人材登用は夏候嬰。カード枚数は、漢軍5:楚軍6。枚数で劣る漢軍は、実力行使で黥布の排除に向かいます。増強した戦力を投入して、武漢の黥布を敗走させます。これでやっと、洛陽への道が開けましたが・・・。
 
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先手を取ったのは、楚軍でした。鉅野にいた項羽主力が電撃的に洛陽に侵攻し、ここを確保してしまいます。同時に、竜旦が鋸鹿を攻略し、サドンデスの条件を整えてしまいます。
 
やむなく、漢軍は張良で、項羽のいる洛陽を攻めざるを得なくなり・・・結果は、予想通りの敗北。楚軍のサドンデス勝利が決定しました。
 
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ゲームに慣れたところで、第二戦に。陣営は、楚軍(mitsu)対漢軍(kawa)で変わらず。
 
第1ターン、漢軍は定石の蕭何を選び、カード枚数は、漢軍4:楚軍4でスタート。今度は、漢軍は一撃で咸陽を攻略します。その後、友好度チェックで味方になった彭越を増強し、張耳を自陣営に引き入れます。
 
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一方、楚軍は、軍団増強で増加した田榮を攻めあぐね、継続戦闘2回で、どうにか、臨淄を攻略します。
 
第2ターン、人材登用は早くも韓信が登場!カード枚数は、漢軍7:楚軍5。武漢にいた黥布を、漢軍の韓信が一撃で粉砕し、黥布を戦死させます。その後、兵力を増強し、外交戦を盤石にします。
 
楚軍は、項羽主力で鉅野を攻め、彭越を粉砕。通過路にあたる平原に鍾離味を送り込みます。
 
第3ターン、人材登用は虞美人。カード枚数は、漢軍7:楚軍5。武漢の漢軍主力が洛陽を攻略し、兵力を増強します。同時に、「名士の仕官」で張良を抜擢します。
 
と、その隙を突き、項羽が武漢に侵攻。さらに、虞美人の活躍で電撃戦で漢中を攻略してしまいます。
 
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慌てた漢軍は、「国士無双」で韓信を振り戻し、武漢を封鎖します。
 
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運命の第4ターン、人材登用は張良で、カード枚数は、漢4:楚軍9。漢軍は確実に項羽を撃つべく、水攻を発動。項羽軍はわずかに1枚に!この危機に、項羽は「伝説の名馬」で辛くも死地を脱します。
 
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さらに、潤沢なカードで「天下三分の計」で韓信を中立化させることに成功します。調略が効かないと踏んだ漢軍は、やむなく夜襲で韓信を撃破します。
 
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この隙に、楚軍は、別働隊で洛陽を攻略し、外交戦で韓信を味方に、張耳を中立化させます。
 
第5ターンは、人材登用は陳平で史実通り、劉邦陣営へ。カード枚数は、漢6:楚軍7。楚軍は先手を取って、項羽で襄国を攻略。これで、サドンデスの条件を整えます。
 
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慌てた漢軍は、樊噲主力で洛陽の鍾離味を攻撃します。確率的には十分に防衛できるはずでしたが・・・樊噲のdrが炸裂し、楚軍を粉砕。鍾離味を敗死させてしまいます。
 
第6ターンは、人材登用は竜旦。カード枚数は、漢7:楚軍7のイーブンに。
 
漢軍は漢中に大増援を発生させますが、すかさず、楚軍が韓信を使って、武漢を封鎖。さらに、「陳平の出奔」で軍師を引き抜きます。
 
敵の援軍や策略を封鎖したところで、竜旦が「背水の陣」を薊を攻略。再び、サドンデスの条件を整えた楚軍に対し、やむなく、漢軍は樊噲で、項羽のいる襄国攻めをせざるを得なくなりました。結果は、予想通りの敗北。楚軍のサドンデス勝利が決定しました。
 
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さすが、「信長包囲戦」システムだけあって、面白さは抜群です(本当は[項羽と劉邦]の方が先ですが・・・)。各武将の打撃力が低い分、調略や除去イベントの重さが増しており、中国古代史らしい展開になります。質の楚軍対総合力の漢軍が上手に表現させており、増援や友好度、人材登用などにより、毎回、展開が大きく変わり、リプレイアビリティも極めて良好です。ぜひ、また、対戦したいものです。