最後に対戦したのが、このところ、マイブームの「項羽と劉邦」(GJ)です。第一戦は、エンジョウさんが漢軍を、mitsuが楚軍を担当します。
 
序盤、漢軍のdrが悪く、やや出遅れます。咸陽を攻めた樊噲がギリギリの兵力だったので、攻略失敗。次ターンに落とすものの、次の要地である洛陽も一撃で落ちず。
 
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一方の楚軍は、早々にやってきた竜旦を使って、薊を攻略します。漢軍の同盟軍である彭越が、寿春を落とすものの、項羽主力の反撃にあって、戦死します。
 
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普通なら、楚軍有利の展開ですが、漢軍には第3ターンに張良が、第4ターンに韓信が来るという僥倖で、なんとか洛陽-榮陽ラインで対峙します。楚軍は、鉅鹿を確保し、持久戦の態勢に入ります。
 
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その後、張良が「共に謀らず」で退去したり、張耳の引き抜き合戦があったりしながらも、ほぼ、膠着状態に。
 
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最終第7ターン、このままでは楚軍の勝利となるため、漢軍は韓信率いる主力隊で、項羽のいる寿春に殴り込みをかけます。両軍で合わせて20ヒット(!)という猛烈な激戦になりましたが、楚軍が踏みとどまり、そのまま終了。補給エリアを多く持つ楚軍の勝利となりました。
 
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第二戦も、同じ陣営で再戦します。漢軍の人材の引きの良さは変わらずで、早々に張良と韓信がやってきて、途中、黥布の妨害を排除しながら、順当に中央部まで進出します。
 
楚軍は、項羽と種離味の主力を北部に回し、電撃的な勝利を狙いますが、襄国で漢軍主力とぶつかり、膠着状態に。
 
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第4ターンに、天下三分の計で韓信が独立するものの、豊富な手札を生かして、漢軍の同盟軍に引き留めます。ならばと、項羽主力が襄国に殴る込み、韓信を戦死させます。
 
これで、漢軍には樊噲を除けば、戦術値1の武将しかいなくなりましたが・・・対韓信戦で消耗していた項羽隊に、漢軍の主力が消耗戦を仕掛けます。戦術値は4:1と圧倒的でしたが、ここにきて項羽のdrが振るわず。三度に及ぶ継続戦闘の末、ついに項羽軍を壊滅させます。
 
ここで、エンジョウさんの気合いを込めた討ち取りチェックで、見事に「1」!最強武将項羽が退却戦の中で命を落とし、漢軍の勝利となりました。
 
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エンジョウさんは初プレイでしたが、「信長包囲戦」系の対戦が豊富なので、スムーズに取り組めていました。drの生み出すランダム性がよかったらしく、「十分に面白い」と評価していました。マイナーテーマだけあって、なかなか、AARを見かけませんが、個人的には傑作「信長包囲戦」より上かも、と思っています。また、各種の例会に持ち込みます。