お昼を食べた後は、Das Reichさんから要望のあった「砂漠の狐」(エポック)です。前回、慣れない選択ダミーによってイギリス軍で敗退したため、リベンジ戦とのことで。mitsuが枢軸軍で、Das Reichさんが連合軍と同じ陣営での再戦です。
 
今回の枢軸軍は、前回とは逆に海岸通りにDAK主力を伏せ、敵が低比率攻撃によって消耗したところでカウンターを入れるという作戦をとりました。ところが・・・。
 
連合軍は、序盤にハルファイア峠を落とすと、後は偵察大隊による小競り合いばかりで、全く誘いに乗ってきません。やむなく一部の歩兵を露出させ、その近くにDAKの待ち伏せをかけますが、(計算が立つ)「見える敵だけを叩く」戦術を徹底し、ニヤミスばかりで戦果なし。
 
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その一方で、トブルク周辺では積極的な突出と後退を繰り返し、徐々にイタリア軍守備隊を消耗させていきます。あまりに五月蠅いので、一時、第90師団を戻して、罠を貼るものの、それがわかったかのように、今度は閉じこもり。
 
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痺れを切らした枢軸軍は、おそらくダミーであろう中央部に、偵察大隊が突進しますが、数枚のダミーをはがしたところで、敵の警戒線に抵触し、こちらも小競り合いのみ。逆に回り込んだ敵の小部隊に包囲され、損害のみが嵩みます。
 
そして、移動制限の切れた第9ターンから、連合軍は怒濤の全面攻勢をかけます。正体のわからぬ敵には、DAKの可能性を考えて、最低でも1:1の立つ攻撃を実施。第8ターンから始まった補充とも相まって、極めて少ない損害のまま、海岸通りと砂漠方面からトブルクに迫ります。
 
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このままでは消耗戦に巻き込まれると判断したドイツ軍は、DAKを二手に分けると、一部をトブルクに回し、突出した敵の守備隊を粉砕。終盤に、この要塞を陥落させます。が、敵の主力がエルアデム近郊で手を結び、DAKもろとも要塞に立てこもる羽目に。
 
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一方、中央部に突進した1個師団は、ダミーをはがしながら、偵察大隊を捕捉し、潰走させます。一時は戦線の隙間を縫って、集積基地まであと一息まで迫りますが、基地に現れた補充と前線から駆けつけた2個師団強の敵に捕捉され、万事休す。
 
最後は、敵の攻勢を押し返したイギリス軍が、第15ターンに西方への突破を果たし、最終の1ターン前に、サドンデス勝利となりました。
 
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いやー、さすが作戦級の鬼は手堅かった!何度か待ち伏せに持ち込めるチャンスがあったのですが、まるで見えているかのように、これをスルー。地道に露出した部隊のみを削られました。そして、最後は怒濤の大攻勢。もし、勝機があったとしたら、中央部にDAKの全力を注ぎ込んで、集積基地を狙うくらいでしょうか・・・。それでも、補充や前線からの救援を考えると、2個程度をつぶせるのが、関の山かと。いずれにしろ、最終盤までゲームを壊さなかったのがやっとで、連合軍にイニシアチブを取られっぱなしの再戦でした。