この日、一番に対戦が決まっていたのが、「HANNIBAL」(Valley Games)です。昨年初めにプレイしたのが最後で、その時は喜多川さんのローマ軍で寄り切られた覚えがあります。
 
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今回は、その再戦で、陣営はmitsuの希望でローマ軍を、喜多川さんがカルタゴを担当します。
 
第1ターン、アルプスを越えたハンニバルに対し、16戦力を集めたローマが南下を阻止します。最後のカードで、CELTIBERIAの叛乱により、若干の有利に立ちます(確保した州9:8)。
 
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第2ターン、このまま、膠着するものも面白くないので、一旦、マルケルスをローマに下げ、敵を誘います。封鎖部隊が減ったため、これに乗ってハンニバルが戦闘を仕掛けます。多少なりとも消耗できれば、次ターンの執政官次第でキャンペーン・アタックを狙っていたのですが・・・天才的戦術家は強かった!第6イニングスまで粘りましたが、プブリウス・スキピオが敗退。損耗で1損害を与えたものの、潰走によりのべ6戦力を失う惨状に。
 
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第3ターン、やむを得ず、プロコンソルとなったマルケルスが封鎖を交替します。が、果敢に攻めるハンニバルが連勝し、エトルリアまでに攻め込まれます。
 
苦しくなったローマ軍は、ここで「停戦」を発動。まだ、かなり手持ちカードがあったので、手番を減らせれば程度に思っていたのですが・・・なんと、カルタゴ軍に停戦破りのイベントがない!これで、一息ついた、ローマ軍は兵力の回復を行い、アフリカヌス登場まで時間を稼ぐことに成功します。
 
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第5ターン、敵主力がイタリア本土に釘付けになっている隙に、別働隊がヒスパニアに上陸し、揺さぶりをかけます。これに対し、ハシュドルバルが三度にわたって迎撃を仕掛けますが、「ヒスパニア傭兵の離脱」とフラミニウスの奮闘によって、ローマ軍がなんと3連勝!敵が弱体化した隙に、IDUBEDAの確保に成功します。
 
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さらに、第6ターン、アフリカヌスもヒスパニアに投入し、決戦態勢を取ります。バルカ家本土の危機にいたり、カルタゴ軍はやむをえず、ハンニバルを呼び戻します。
 
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戦力的にはほぼ互角でしたが、「戦象の恐慌」などにより、アフリカヌスが有利に。2回に及ぶハンニバル対アフリカヌス決戦をローマが制し、万事休す。
 
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この隙に、ヴァロ率いる別働隊がBAETICAを攻略します。さらに、「ヌメディアの叛乱」で東ヌメディアを失ったカルタゴ軍は、わずかに5州の確保しかできず、7政治ポイントのマイナスに!
 
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この時点で逆転は極めて困難ということで、ローマ軍の優勢勝ちとなりました。