「砂漠の狐」の激闘でさすがにヘロヘロになったところで、目先を変えて「日露大戦」(CMJ)へ。Das Reichさんも久しぶりということで、ルールを確認しながらの対戦になります。
 
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第一戦は、日本軍をDas Reichさんが、ロシア軍をmitsuが担当します。序盤に「児玉源太郎」により、早々に旅順が陥落します。
 
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さらに「南下政策」が出た上に、「明石大佐」のコンボを喰らい、ロシア軍は全く増援が出せず、いいところなし。
気がつけば、遼陽も奉天も喪い、鉄嶺をめぐる激戦となりますが、必殺のマキシム機関銃も28cm砲に粉砕され、あえなくサドンデス負けに。ブランクがあっても、作戦級の鬼は強いっす。
 
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悔しいので、第二戦も同じ陣営で再戦となり、こちらは、希に見る激戦に。
 
序盤は、「マカロフ」「旅順艦隊」「ウラジオ艦隊」の最強コンボが決まり、兵力でロシア軍が上回り始めます。主戦場が膠着と見たDas Reichさんは、とりあえず、ロシア軍のカード増加を防ぐため、旅順攻略(による士気の低下)に乗り出します。
 
この攻防戦では、知恵を尽くした駆け引きが起こります。日本軍が「児玉源太郎」を繰り出せば、ロシア軍が「永久堡塁」で対抗。さらに日本軍が「28cm砲」を投入し、ここを占領!う~ん、なんてレポート向きの展開(笑い)。
 
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これまでの劣勢を挽回すべく、営口からの上陸や第三軍(1個師団)の北上などにより、日本軍は主戦線に兵力をかき集めます。が、主力決戦なら、単位あたりの戦闘力が高いロシア軍にも十分に分があり、一歩も引かぬ攻防戦を繰り広げます。
 
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終盤、痺れを切らした日本軍に、待望の「浸透戦術」がもたらされます。これにより、戦線をするりと抜けた1個師団が、奉天を占領し、ロシア軍の士気は1にまで低下します。
 
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が、ロシア軍も怯まず、猛烈な逆襲をかけ、残存兵力が1個師団になるまで日本軍を追い詰めます。それでも、投了しない日本軍。最終ターンにDas Reichさんが投入したのは「壊血病」。1/6の確率で、ロシア軍の士気が崩壊するところでしたが、勝利のdrはロシア軍に微笑みました。
 
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う~ん、箸休めのハズが、お互いに熱くなって、最終ターンにまでもつれ込む激闘になってしまいました(笑い)。
 
第三戦は、陣営を入れ替え、ロシア軍をDas Reichさんが、日本軍をmitsuが担当します。いきなり「旅順艦隊」を「秋山参謀」に阻止され、満を持して放った「マカロフ」が「機雷」で戦死と、ロシア軍には厳しい展開。それを挽回しようと、士気を落としてカード枚数を増やしましたが・・・。
 
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日本軍は「浸透戦術」と「児玉源太郎」のコンボで山中のロシア軍を撃破すると、そのまま、全滅覚悟で1個師団が奉天を占領し、さらに士気値を押し下げます。
 
なんとか、持久戦に持ち込みたかったロシア軍でしたが、南山陥落に続き、リシャッフルで再び、「児玉源太郎」を旅順で使われ、万事休す。日本軍の電撃的勝利でした。
 
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遠路遙々、来ていただいたDas Reichさんに感謝です。作戦級の鬼を相手に、「砂漠の狐」から立て続けの4戦で、実に濃厚な一日でした。この充足感!持つべき友は、真の作戦級ゲーマーですね~。