例会の最後に、後から駆けつけた山田さんを誘って、「RUN SILENT,RUN DEEP」(3W)を対戦しました。ちはら会では定番と言ってよいシングルブラインドの潜水艦戦です。シナリオは13「スカルピン、浮上せり」。帝国海軍(mitsu)がわずか吹雪級駆逐艦1隻で、アメリカ海軍の潜水艦スカルピン(山田)に立ち向かいます。
ゲームは、スカルピンの側面に、中距離で漣が忍び寄るところからスタートします。第1ターン、幸運にもスカルピンを探知するも、爆雷を投下するには、あと一歩、足らず。
第2ターン、速度を上げて、漣は一旦、危険海域を離脱します。と、その直後に魚雷2発!さらに第3ターン、今度は射界を変えたスカルピンが1発の魚雷を発射しますが、これも漣のサイドステップで躱されます。が、発射数が少ないため、漣の方もそれほど速度を落とすことはできません。

5-6の中速度で周辺海域を走る漣でしたが、第5ターン、敵の探知に成功します。正面!ジグザグ航行をしながら敵に接近する漣を、第6ターンについに魚雷が襲いますが、drに恵まれ、被害なし。

ならば、反撃と、速度を上げた漣は、Kガンを含む14発の爆雷を見舞いますが、こちらもdrが優れず、戦果なし。終了後に確認したところ、2発が同深度で炸裂していたそうです。惜しかった!

やられたらやり返せ、とばかりに第8ターン、今度はスカルピンが3発の魚雷を放ちますが、急旋回と急発進を繰り返す漣は、ギリギリでこれを躱します。

この雷撃でおおよその敵の位置を推測した漣は、第10ターンに最大戦速に加速すると、再び、爆雷攻撃を実施。全く探知ができない予測攻撃でしたが、これが見事に命中します(Kガンが1ヒット!)。

まさかの攻撃を受けたスカルピンは、距離を置くため、ひたすら反対方向へ直進します。時間がない漣も、速度を落とすことはかなり危険なため、時折、高速で爆雷を落としながら、周辺海域を駆け回ります。
両者とも、最後のターンにかけ、準備を進めます。迎えた第15ターン、スカリピンは前部発射管の4発を一斉発射!が、高速で動き回る漣を捉えることはできず、両者生存のまま、ゲーム終了となります。

スカルピンに1ヒットを与えたことで、ゲーム的には帝国海軍の勝利となりました。まあ、戦史的には引き分けでしょうね~。それでも、たった1隻で3発の爆雷攻撃に成功したので(同深度爆発)、十分、満足です。初プレイの山田さんも楽しんでくれたようで、「次回もぜひ」と言ってくれました。
これで、「RUN SILENT,RUN DEEP」(3W)も太平洋海域と大西洋海域でそれぞれ2シナリオを残すところまで、来ました。大西洋海域には最大級のS7が残っているので、とりあえず、太平洋海域の方が早く進みそうです。ちはら会同志のみなさん、夏の例会あたりでいかがでしょう?