都合により、予定対戦は流れたものの、せっかく持ってきたんだからと、最後にエンジョウさんと「バルジ大作戦」(CMJ)をプレイしました。すでに、エンジョウさんとsawadaさんがすでに一戦を始めていたので、もう一戦は二面打ちをすることに。陣営は、ドイツ軍(mitsu)対連合軍(エンジョウ)です。
エンジョウさんのセットアップは、第4歩兵師団の前線を放棄して、いつもの中央強化策。と、今回はさらにサンビットはおろか、クレルヴォにまで歩兵連隊を配置する徹底ぶり!
これに対して、mitsuは中央が抜ければ同じと、第5装甲軍の3個装甲師団を中央に集める強気のセットアップ(鹿内ギャンビット)。果たして、展開は・・・。
序盤、ドイツ軍のdrが冴えず。せっかく装甲を集中したのに4:1でD1を出し、中央を抜けず。北では、退路を遮断した6:1(騎兵連隊攻撃)でAopt。泣く泣く損害を出しながら二次攻撃するも、Ex2と早くも装甲に損害が。さらに、相討ち上等の2:1と1:1では、A1とARと散々な展開に。

第2ターンになっても、不運は続き、増援遅延任務のハイトは降下せず。分厚い北のスタックは1:1がやっとでAR。それでも、サンビットを墜とせれば装甲集中ができると、第3ターンまでの連続攻撃で、これを奪取。スコルツィーニの特殊部隊を先頭に、恐怖の奔流が一気に西進します。


勝負の第4ターン、早くもアンブレーブ河に到着したドイツ軍先鋒は、ユイ東方の部隊を攻撃し進路を開き、二次で迂回と包囲攻撃を行います。同時にトロワポンでも第6SS装甲軍が強襲をかけ、消耗戦を仕掛けます。二次で後方から到着した2個師団を持って、アンブレーブ河主戦線に3:1攻撃をかけましたが、ああ、またもdrがさえず、A1Rに。

これを見て、連合軍が果敢に反撃!敵の攻撃失敗で乱れた戦線を付き、1個装甲連隊を包囲殲滅します。そのまま、前線を強化して、イギリス軍到着まで一歩も引かない構えです。

第5ターン、ドイツ軍は北方で最後の攻勢をかけ、翼端からの迂回とスパ近郊での強襲で戦線をこじ開け、6個連隊を包囲することに成功します。が、ここでイギリス軍が登場し、反撃と戦線整理で北を立て直し、万事休す。

もはや、北からの突破は望めないドイツ軍は、この方面で防御態勢に入ると同時に、中央及び南部へ主攻勢軸を切り替えます。すでにバストーニュを包囲していた第7軍と1個装甲師団を持って、ヌシャトーへ。ここを守る空挺4個連隊を、背後からの迂回で後退させ、2個連隊を撃破。第7ターンにヌシャトーを陥落させます。

同時に、中央ではマルシュを軸に歩兵で阻止線を引くとともに、快速の装甲部隊を一気にディナンに走らせ、ここを占領。スコルツィーニがまたも先行して、ルートを広げ、歩兵による戦線形勢が間に合います。
と、ここで時間により、終了。次ターンにバストーニュが落ちれば60VP越え、そうでなければ連合軍の反撃次第で50点台かという、非常に緊迫した接戦でした。dr的にはあんまりな状況でしたが、それでも接戦まで持ち込めたのは、装甲集中の有効性かと思います。
久しぶりのドイツ軍でしたが、いやー、やっぱり、バルジは面白い!すでにマップはボロボロで、1ユニットが紛失(PCで再生)なので、再版を心待ちにしています。