この日、持ち込んでいたCMJ誌の最新作「国内戦役1814」(CMJ)を、Tommyさんと対戦しました。その名の通り、200周年となるナポレオンのフランス戦役で、追い詰められたナポレオンが獅子奮迅の活躍をした戦役になります。
 
事前のソロ演習では、どうにもフランス軍が勝てなかったのですが、やり込んでくると戦い方が見えて来まして。フランス軍(mitsu)対連合軍(Tommy)で対戦しました。
 
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第一戦は、フランス軍による瞬殺に。不用意に突出したブルッヒャーを、強行軍カード3枚を注ぎ込んだナポレオンが、後方から襲撃。補給切れに加え、親衛隊と騎兵の投入によって、最大修整値となり大勝利。退路を失ったブルッヒャーが全滅し、士気値が0以下になったため、第1ターンでサドンデスでした。
 
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これで学んだ連合軍は、第二戦では確実な前進をします。ボヘミヤ方面からシュバルツェンベルクの大軍が押し寄せ、ナポレオン主力がこれを迎撃。前衛のギュライは退けたものの、敵主力との戦闘はdrも優れず、損害同数で後退に。
 
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と、この間にシレジア方面軍が北部に浸透してきます。勇者の中の勇者ネイが必死の迎撃で機動防御を繰り広げますが、兵力潤沢な連合軍の前に徐々に戦力を失います。が、連合軍も慎重な前進が祟って、必要スペースの確保はギリギリに。
 
第5ターン、兵力的に限界を迎えたフランス軍は、ここで賭に出ます。敵の必要スペースの阻止によるサドンデス狙い!ここまでサン=ディジェで粘っていた前衛部隊を撤収し、ナポレオンを北部に投入して、ブルッヒャーに決戦を挑みます。ランまたはランスのいずれかを確保すれば勝利になると、この地域で激しい駆け引きが行われ、最後はランスでの決戦に。結果は・・・ブルッヒャーの勝利!この瞬間にフランス軍の士気値が0となり、連合軍の勝利が確定しました。
 
同テーマの「赤い夕陽のナポレオン」(CMJ)に比べると、史実以上にフランス軍に厳しいです(士気値上は、パリ近郊まで後退できない)。が、連合軍にとっても一手一手のやりとりが重く、迂闊な前進で指揮官が除去されると、逆にサドンデスを喰らうことも。皇帝は偉大ですが、決してナポレオン無双でないだけに、こういった解釈もありかな、と思わせる佳作です。
 
なお、この対戦でナポレオニック・アイテムのプレイ率が5割を超えました。そこで、近日中に、旧ブログからジャンル別記事の転載をします。
 
皇帝陛下、万歳!~香り立つ、ナポレオニック・アイテム