非常に濃密な「HANNIBAL」を終えて、遅い昼食を食べていたら、作戦級の鬼Dasreichさんから「ハリコフ、行きましょうよ!」とこれまた、濃~いお誘いが・・・(笑い)。なんでも、「ドイツ軍が行ける」手を考えたそうで。というわけで、mitsuがソ連軍、Dasreichさんがドイツ軍です。
 
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ちなみに、隣でもザハさんとはねはねさんのハリコフが立っており、珍しくハリコフ2卓となっていました。ザハさん所有のものは、なんと由緒正しきエポック版(!)です。
 
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ソ連軍はいつものように鉄道線ラッシュを狙って、渡河点に機械化部隊の主力を向かわせます。と、ドイツ軍が側面に侵攻していた第1親衛軍に対し、スタックを作って果敢に反撃し、油断していた前衛の機械化部隊2ユニットを撃滅してしまいます。!!こりゃ、明らかに勝手が違うぞ!
 
さらに、ここで、はじめて見る動きが!ハリコフ方面にセットアップされた歩兵師団3個を、南西に向かわせている?!
 
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これまでは、ドネツ河を渡河したソ連軍によって、最も弱い南西部が狙われ、赤い津波に呑み込まれることが大半でした。今回の歩兵師団の転進は、これを防ぐ上で極めて有効です。実際、いつもは圧倒しているソ連軍が、南からの装甲増援と歩兵師団によって、スタック防御と反撃を喰らい、ほとんど前進ができません。
 
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ソ連軍は、はじめての展開に戸惑いながらも、後方予備のないスタック防御ならdrでこじ開けられると切り替え、果敢に低比率攻撃を組み合わせて敵を包囲し、撃破しながら鉄道線を目指します。
 
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結果、両軍によるすさまじい混戦となりましたが、数の優位と幸運なdrにより、どうにか、12点差で最終のドイツ軍ターンを迎えます。確率は高くはなかったものの、2都市を取り返し、6ユニットを撃破できれば、ドイツ軍の同点という展開まで行きましたが・・・最後は、ソ連軍が凌ぎきり、なんとか勝利することができました。
 
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これまでは長年、ソ連軍圧勝だったことを考えると、驚くべき戦略です。今回はdrに恵まれましたが、それがなければ、十分に勝利できる可能性を持った作戦です。となると、今度はソ連軍の新たな対応も出てきそうで・・・。
 
「もう少し、精度を上げれば、行けます!」とDasreichさん。聞けば、茨城会の雄-aoさんの開発した戦術を、二人で高めてきたそうで・・・。これほど、プレイし尽くされた感のある「ハリコフ攻防戦」(CMJ)で、久々にドイツ軍の勝利が見られるかも知れません。ああ、ソ連軍の担当は、自分以外の時にお願いします!(笑い)