北の大地での戦闘を終えて、このところ、マイブームの戦国史(関ヶ原)から「天下強奪」(CMJ) です。今度は、mitsuのインストで、西軍をmitsuが、東軍を28号さんが担当します。

これまでのソロから出した、西軍の基本方針は、二つ。可能な限り、戦略要地を確保し、秀頼参戦を促すこと。もう一つが、関ヶ原-鈴鹿-伊勢のラインを保持して、時間を稼ぐことです。

序盤、岐阜城を目指して前進してくる東軍先鋒隊(福島正則)に対し、織田秀信が果敢に反撃を試みます。犬山・竹乃鼻からの増援も得て、包囲攻撃をしますが、その一角が0戦力に。包囲どころか、攻撃自体が1:2で失敗します。

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東軍は、ここぞとばかりに先鋒隊を持って、岐阜城を包囲します。が、史実以上に秀信が敢闘し、3ターンに渉って、時間を稼ぎます。

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この間に西軍は、宇喜多秀家で伊賀上野城を落とし、同時に小野木率いる西軍別働隊で田辺城を陥落させます。田辺城攻防では、西軍に裏切りが、全くなかったことで、早期陥落に持って行けました。

第6ターン、東軍は家康主力が到着し、東海道を駆け抜けて、前進していきます。また、本多平八郎率いる東軍先鋒隊は、関ヶ原方面に前進し、前哨戦を試みます。

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中盤、関ヶ原から鈴鹿、伊勢の隘路で、東軍が突破をはかります。このうち、1カ所でも裏切りがあれば、早期突破が可能でしたが、西軍有利の展開を見越してか、一切、寝返りはなく、家康主力と先鋒隊の攻撃は頓挫します。

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膠着となったところで、遅参していた秀忠本隊が盤上に現れます。この徳川主力が関ヶ原方面で圧力をかけ、家康主力も鈴鹿に兵力を集中したことで、ついに関門が開き、遅まきながら東軍が近江への進入に成功します。

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西軍は、大津城攻略を終えた大谷・立花隊が佐和山を軸に防衛線を引きましたが、このうち側面に展開していた長宗我部が裏切り!

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やむなく、防衛線を愛知川後方に引きますが、続いて小早川も寝返り(なんてタイミング!)、大谷・立花隊は瀬田まで後退します。ここまでかなり有利なはずでしたが、万が一、秀頼が出陣したら、勝負は1-2カ所のVP地点を争う展開になりそうです。

いずれにしろ、大阪城を目指す東軍となんとしても瀬田で守りたい西軍が、この隘路で激しい戦闘となります。3ターンに及ぶ連戦の結果、ついに東軍が瀬田の大橋を乗り越えます。

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が、ここで時間切れでゲーム終了。秀頼の出陣がなかったため、9箇所の確保をした西軍が勝利となりました。

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基本は、強ZOCと移動-戦闘のみというNAWシステムのため、プレイ感は軽く、インストでも楽しめるのは、さすが。その上、突破能力や戦闘後前進の制限などがいい色づけとなっていて、戦術的な要素もそこそこあります。また、アイントライドと秀吉参戦の不確実性により、毎回展開が変わるので、信頼できない味方でいかに突破あるいは防衛をするか、バランスを要求されます。

いろいろな展開がありそうなので、また、プレイしてみたいものです。