花冷えの雨の中でしたが、茨城在住のこまいふさんが初参戦いただきまして。ご希望の「関ヶ原強襲」(GJ) を対戦しました。前回の千葉会でプレイしたもので、再戦となります。陣営は、東軍(こまいふ)対西軍(mitsu)です。

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第1ターン、東軍は主要防衛線の前に展開する西軍を押す一方、笹尾山方面では攻撃のための前進陣地を進めます。黒田-細川-田中とチット引きも好調で、笹尾山山麓に東軍が取り付きます。

と、ここで西軍の島左近チットがきます。少しでも敵の動きを牽制しようと、島左近・舞兵庫らが動き、前面の細川隊を突撃で蹴散らします。

半終了も1枚出ていることからターン終了も早いはずと思っていたのですが、ここに来て東軍射撃が続き、島隊は元の陣地に引き上げることに。と、何を思ったのか、舞兵庫を残してしまい、そこへ再び東軍の射撃が・・・drによっては生き残れるはずでしたが、損害は4ヒットで、なんと討ち死に!中途半端な動きで、いきなり石田隊三将の一人を失います。

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南部では、福島隊が前衛の明石隊(宇喜多隊)に突入したところで、第1ターンが終了。

これに懲りた西軍は、油断禁物と、慎重に敵の動きを見ながら、防衛戦を展開します。第2ターン、本多平八郎を擁する寺沢隊が小西隊に突撃をかけ、消耗を嫌った西軍は北天満山へ撤収します。これにより側面が怪しくなった宇喜多本隊も、丘陵地へ退却します。

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勢いに乗る東軍は、第3ターンに加藤隊・田中隊・黒田隊が笹尾山への突入に成功!西軍も大筒のクリティカルヒットで黒田隊をたたき出すものの、混戦に。

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状況によっては、笹尾山陥落の危機でしたが、第5ターン、白兵戦で島左近が奮闘し、敵の攻撃を受け流すと、猛烈な反撃で武将を押しまくり、次ターンの射撃と合わせて、この危機を乗り切ります。

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一方、南部では福島隊の圧迫を受けて、宇喜多隊が主要陣地に撤収します。

第7ターン、戦いの焦点は南部に。まず、小早川隊が史実通り参戦し、同時に小川隊が大谷本陣に迫ります。が、これを予測していた大谷隊の奮戦はすさまじく、刑部自ら先頭に「裏切り者を打て!」と白兵戦でこれを撃退します。

また、VP地点の南天満山には福島隊が全力で攻撃をかけましたが、ここでまさかの一ゾロ!9ダメージを喰らって、総崩れで撤退するハメに。

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ならばと、今度は京極隊と藤堂隊が突入しますが、明石全登の奮闘でこれも排除されます。

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西軍の粘りの抵抗を打ち崩さんと、第8ターンに徳川本隊が介入し、同時に二度目と笹尾山総攻撃が始まります。

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猛烈な圧力が西軍にかかりますが、残りのターンを冷静に計算して、ついに笹尾山撤収を決めます。が、南部では地形を巧みに利用して、頑強な抵抗を続けます。

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迎えた最終ターン、東軍はせめてもう1点をと、南天満山方面で突撃を繰り返しますが、ここに来て、またも明石隊が奮闘!徳川隊の猛烈な射撃を受けながら、時には消耗で受け流し、逆に友軍の射撃で京極隊と藤堂隊の武将を狙い撃ち、有利のまま、白兵戦に打ち勝ちます。

と、ここでゲームエンド。最終ターンに全チットを引く激闘は、1VPで西軍の勝利となりました。

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前回はかなり慎重だった分、今回の東軍は積極的に突撃を行い、前半はいい戦果を上げました。が、白兵戦への移行がやや効率的でなかったことと西軍の防御射撃がよく当たったので、押し切れなかったようです。比較的運の幅が大きいアイテムですが、それをうまくつかむためにも、兵力バランスや攻撃計画(防御計画)はかなり重要です。ぜひ、またの再戦を・・・。