続いて、S10「ゲーベン脱出・パートⅡ」です。このシナリオは、夜陰に紛れてエーゲ海に向かうゲーベンを、軽巡と駆逐艦2隻のイギリス海軍が迎撃するというものです。戦力的には、イギリス海軍が圧倒的に不利。よって、敵が戦術的勝利を目指して転進したときに、距離を詰めて雷撃ができるかどうか、に懸かっています。

イメージ 2

第1ターン、北に転進して逃げ切りを計るドイツ艦隊に対し、3隻のイギリス軍が追撃をかけます。6へクスの距離で同航戦に入った両軍は、射撃を開始します。イギリス艦艇3隻は、ゲーベンに集中射撃をしますが、drが悪く、効果なし。

対して、ドイツ軍は巡洋戦艦ゲーベンが圧倒的な砲力で、駆逐艦ブルドッグをとらえ、主砲2基を破壊し、船体にこれを中破させます。同時に、軽巡ブレスラウの射撃が敵軽巡のでダブリンを捉え、前部主砲とMFCを破壊し、2カ所で火災を発生させます。

イメージ 1

ダブリンは1カ所の火災は鎮火したものの、もう1カ所が運悪く延焼し、船体1、主砲1基、速度低下1を招きます。
第2ターン、砲力を失った駆逐艦ブルドッグを待避させると、イギリス軍は残りの2隻で追撃を続行しましたが・・・目標を変更したゲーベンが、今度は軽巡ダブリンを捉え、主砲2基と艦橋を破壊し(ケリー司令官戦死)、さらに火災を発生させます。この火災は、船体1の損害を与えます。

第3ターン、なおも雷撃に賭けるイギリス海軍は追いすがりますが、9発の命中という一方的な砲撃を浴びて、軽巡ダブリンが沈没します。一方、軽巡ブレスラウは駆逐艦ブルドッグを砲撃し、主砲1基を破壊します。ここまで、イギリス軍の砲撃は一発も当たらず。

イメージ 3

第4ターン、戦術的勝利のためにマップ端に向けて転進したドイツ軍に、最後の希望-駆逐艦ビーグルが肉薄します。その距離はわずか3へクス。かなり厳しい状況ですが、生き延びられれば、ゲーベンに雷撃を撃ち込める可能性は十分にありましたが・・・近距離から放たれた巡洋戦艦の攻撃は凄まじいものでした。装甲などなきに等しい駆逐艦に対し、戦艦のヴァイタルパートも打ち抜ける11inch砲弾5発、HE弾6発が命中し、水柱が消えた後にブルドッグの艦影は姿を消していました。

イメージ 4

翌最終の第5ターンに、ドイツ艦隊は突破に成功し、戦術的勝利となりました。

今回は、とにかく肉薄したいロイヤルネイビーが、不用意にゲーベンの視認距離に入ったのが、失敗でした。drによっては切り抜けることもできたのですが、振り返ると視認距離ギリギリで追尾し、転舵した瞬間に接近戦(雷撃)を挑む手もあったかも・・・。

ともあれ、次はゲーベン脱出の最終シナリオです。