午後になってTommyさんが来宅したところで、最近、mitsuマイブームの「ROYAL NAVY」(CMJ)を持ち出しまして。二人とも未プレイだったのでmitsuがインストして、練習代わりに参加兵力の少ない、追加シナリオ「ハルバート作戦」に取り組みます。

このシナリオは、マルタ島攻防戦を巡るイタリアとイギリスの戦艦同士の戦いを描く仮想戦です。史実では、いったんは有利と信じて出撃したイタリア戦艦隊ですが、ROYAL NAVYに2戦艦がいるとわかると、例の「艦隊温存主義」を発揮して、帰港してしまっています。このシナリオでは、それでもイタリア海軍が戦闘を挑んでいたら、という設定です。

[参加兵力]
イギリス軍…Prince of Wales、Rodney
イタリア軍…Littorio、V.Veneto

イタリア海軍は新鋭艦だけあって、貫通力と装甲でイギリス軍を上回ります。一方のイギリス軍は、砲撃命中率、火力で敵を凌駕します。よって、イタリア軍としては一方的に敵を打ち抜ける中距離で砲撃戦を行いたいところ。イギリス軍としては逆に、ヴァイタルパートを打ち抜ける距離まで接近して、相打ち覚悟で勝負です。

今回は、イギリス軍をmitsuとTommyさんが、イタリア軍をエンジョウさんが担当します。

第1ターン、両軍は徐々に距離を詰め、14へクスの遠距離で砲撃を開始します。が、命中率は10%台のため、両軍とも命中弾はなし。

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第2ターン、果敢にもイタリア海軍が接近してきます。もとより近距離戦が希望のイギリス軍は願ったり!とばかりに、こちらも接近。8-9へクスの中距離で攻撃に入ります。このターンこそ、イタリア軍が一方的に船体装甲を貫通できますが、イギリス軍は砲撃力と命中率でカヴァーでき、次ターンにはともに装甲貫通が期待できるはずだったのですが・・・。

イギリス軍も練度の高さを信じて砲撃を行い、2発程度を命中させます(平均値)。舷側こそ、打ち抜けないものの、副砲などに損害を与えます。

対するイタリア軍は・・・「よし!2発命中!さらに、6発!」9へクスの距離にもかかわらず、エンジョウ提督が確率を無視して、砲弾を次々に命中させます。PoWに2発、Lodneyになんと8発の命中弾!

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命中箇所drもよく、PoWは2発の砲弾で、前部と後部の主砲塔を破壊され、砲撃力は1/3に低下!Rodneyに至っては、嵐のように新式の15inch砲弾を浴び、次々とヴァイタルパートを打ち抜かれます。6発目までは、強靱な船体や砲塔被弾で耐えていましたが、運命の7発目が特殊損害になって、舷側を打ち抜きます。火薬庫に到達したこの一撃で、Rodneyが爆沈!まだ、2ターンなのに、そんなばかな!

「ま、まあ、練習ですから」と動揺を押し隠し、すぐに第二戦に突入。陣営は同様です。

第1ターンの砲撃開始の後、第2ターンに今度は7へクスの中距離で射撃を行います。密かにほくそ笑む、mitsu。この距離なら、Rodneyの16inch砲で敵の舷側装甲を打ち抜ける!ふふふ、近づきすぎたことを公開させてやる・・・はずだったのですが。

Tommyさん指揮のPoWが、なぜか[99]と[98]で主砲の命中なし。う~ん、ちょっと酷いな~。それでも、想定通りRodneyの砲撃がLittorioの艦橋を打ち抜き、指揮官を戦死させ、船体にも損害を与えます。このまま、次ターンまで行けば、と思っていた矢先、またもやエンジョウdrが炸裂します。

「えーと、PoWに4発!まあ、こんなもんか。」十分、平均より高いぞ!そして、あろうことか、こちらも艦橋が被弾し、指揮艦死亡!さらに全てが主砲に命中する奇跡で、全砲塔が壊滅!あんたは、伝説の狙撃兵か!!(笑い)

「次は、Rodneyにと。2回合わせて・・・10ぱぁ~つ!」!!!前回を上回る猛砲撃を浴びたRodneyは爆沈こそしなかったものの、耐久力は2/3に、速度は2まで低下し、2基の主砲塔を失います。PoWの主砲が全壊のため、残った砲撃力はRodneyの1砲塔だけ?!

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ただのサンドバックと化したPoWを逃がすために、戦場に残ったRodneyが2戦艦の集中砲火を浴び、爆沈したのは、わずか3ターン目でした・・・。

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いくらdrによって振れが大きい戦闘級とはいえ、ああ、相手(プレイヤー)が悪かった!このゲームでは、dr魔神に勝てない!(笑い)
 
というわけで、「Iron Bottom Sound」が再版されても、エンジョウさんとだけはやらないことをお勧めします(大笑い)。