マルチを終えたところで、エンジョウさんをお誘いして「関ヶ原強襲」(GJ)を対戦しました。これで早9戦目ですが、いつも西軍ばかりだったので、「今日は東軍がやりたい!」と初の東軍担当です。と、この「我が儘」が悪かったのか、当初はかなりの苦戦をします。

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まず、第1ターンは、東軍のチットを3枚引いたところで、終了。うち、部隊チットはわずかに1枚で、目端の利く藤堂勢がアリバイ作りの射撃(?)をしただけで、全く占領地を増やせず。ええい、どいつもこいつも、開戦早々に空弁当を使ってどうする!?(笑い)

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気を取り直して、第2ターンは笹尾山麓に取り付くことに成功。そのまま、中央部でもと、田中隊が突撃をかけましたが、なんとここでピンゾロ!西軍で最も弱い小西隊相手に、田中・松平隊の過半の部隊が雪崩を打って潰走するとは!四男の情けない姿に、家康はきっと爪をかんでいるぞ!

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ともあれ、その後に平八郎擁する寺田隊も突入したため、からくも小西隊の前進陣地を占領することに成功します。同時に隣接エリアに、精強の福島隊が突撃し、ここを確保します。消耗を嫌った西軍は、大谷隊を除き、天満山丘陵の主要陣地に後退します。チット引きやdrがよくなかった割には、とりあえず、想定の攻撃開始線までたどり着きます。

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迎えた第3ターン、欲張りは禁物と、ここで主攻勢軸を、笹尾山と北天満山に絞ります。激しい援護射撃の元、黒田・加藤・細川らの豊臣恩顧の大名らが、三成の丘陵陣地に突入し、酸鼻な白兵戦に入ります。この攻防は、第6ターンまで続きましたが、東軍の物量が押し切り、ついに北の要衝を陥落させます。

一方、最大の成果を上げたのは、中央部でした。予てから計画していた「双頭の龍」戦術-最強の本多平八郎の寺沢隊と可児才蔵の福島隊での並列攻撃を発動します。狙いは、西軍緒隊の接合点である小西隊と宇喜多隊の間隙!解き放たれた二頭の龍が西軍の防衛線を踏みにじり、第3ターンに早くも北天満山が陥落します。そのまま、井伊隊・松平隊が側面を守りながら、双頭の龍は西軍の背後に進出します。

第5ターン、南天満山背後のVP地点が危機に陥ったため、ついに西軍は南天満山を放棄!

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第6ターンの笹尾山陥落と同時に、南天満山系に突入した双頭の龍は止まることを知らず。第7ターンに、(山中村を除く)南部のVP地点が全て占領します。北部でも笹尾山の後方陣地が敵の突入を許し、もはや挽回は不可能ということで、東軍の勝利となりました。

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いやー、序盤の不運に相当の苦戦を覚悟しましたが、ターンごとの状況判断を元にした集中攻撃が功を奏し、怒濤の中央突破に成功しました。初めて西軍をしたエンジョウさんも、引き際と粘りの判断にかなり迷ったようで、助けられました。

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ともあれ、次は、おそらく西軍での熾烈な防御戦闘が待っていることでしょう。期せずして、十番勝負となる一番を、ちはら会でいかがですか?

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