こまいふさんが帰宅し、最後に3人で取り組んだのが、「Ships&Tactics」(同人3戦)です。80年代人気アニメの艦隊戦を描いた、一方変わった、カードマルチゲームです。

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各陣営ごとに8隻の主力艦船が用意されており、特徴に沿って砲撃をしたり、艦載機(モビルスーツ)を発進させたりして、敵を攻撃します。さらに、地球防衛軍では波動砲が使えたり、ジオン公国軍はミノフスキー粒子を散布できたりといった、特別ルールや艦載機や艦隊戦を有利にできるパイロット、衝角戦(ラム)等、見た目よりかなり精密なゲームです。

第一戦は、銀河帝国軍(mitsu)・地球防衛軍(エンジョウ)・地球連邦軍(kawa)で対戦。銀河帝国軍(mitsu)は最もVPが高く特殊ルールの多いヤマトを狙って集中攻撃をしこれを撃破すれば、地球防衛軍(エンジョウ)はお返しとばかりに拡散波動砲を撃ち込み、損害を与えます。地球連邦軍(kawa)はモビルスーツを出撃させ、損した艦船を狙って、VPを積み重ねます。最後は、アンドロメダがトリスタンに特攻してこれを拿捕しますが、ブリュンヒルトの反撃を受け、撃沈されたところで、ゲームエンド。落とした隻数は差はありませんでしたが、艦のVPが高かった銀河帝国軍(mitsu)が勝利しました。

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第二戦は、ジオン公国軍(mitsu)・地球防衛軍(エンジョウ)・銀河帝国軍(kawa)。先制した地球防衛軍(エンジョウ)はいきなり拡散波動砲を連射し、耐久力の低いジオン公国軍(mitsu)を半壊させます。トップを叩くのはマルチの鉄則で、ジオン公国軍(mitsu)が片端からモビルスーツを投入し、銀河帝国軍(kawa)は優秀な砲撃力にものを言わせ、地球防衛軍(エンジョウ)を削っていきます。

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地球防衛軍(エンジョウ)も艦載機を投入して反撃に出ますが、MSにことごとく迎撃されて宇宙の「七面鳥撃ち」に。結果、3隻まで減らすことに成功しましたが、序盤のリードが利いて、ジオン公国軍(mitsu)と地球防衛軍(エンジョウ)が同点勝利となりました。

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第3戦は、強すぎる地球防衛軍を外して、銀河帝国軍(mitsu)・地球連邦軍(エンジョウ)・ジオン公国軍(kawa)で対戦。それぞれの陣営にだいぶ慣れたところで、地球連邦軍とジオン公国軍はミノフスキー粒子を撒きまくり、近接戦闘に持ち込みます。エースパイロットの引きもよく、ガンダムに乗ったアムロやエルメスに乗ったシャアなどが縦横に駆け巡り、VPを重ねます。さらに南極条約で銀河帝国軍(mitsu)がレーザー水爆ミサイルを封じられたため、地球連邦軍(エンジョウ)優位でゲームが進みます。終わってみれば、耐久力が低い、地球連邦軍が初勝利となりました。

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人数にもよりますが、1プレイ30分強でプレイでき、ルール的にもマルチとしてギリギリいっぱいの要素が押し込められており、当時のアニメ好きなら熱中することは請け合いです。ゲムマで衝動的に買ったのですが、思っていた以上の良作で、エクスパンションキットも追加されているとか。パウチと同時に、次のゲムマで拡張してみたいものです。