ファイティング・ダンジョンがあまりに面白く、気がつけば5戦もしてしまい・・・最後に手軽にできるアイテムということで、「ケルベロス・ランナウェイ」(Qブランチ)を持ち出しました。1942年2月の英仏海峡突破作戦をゲーム化ということで、テーマに惹かれて、2015年春のゲムマで購入した同人のカードゲームです。プレイヤーはイギリス軍の各派閥となって、敵艦撃沈はそこそこに、自陣営の勝利のみを目指します。

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ゲームではこれが「正しく」表現されていまして・・・そう、そんじょそこらの攻撃では、敵主力艦に被害を与えることは、きわめて厳しいんです。

まず、各プレイヤーはそのターンの攻撃部隊を出すのですが、これはイギリス軍内の非連携(と言うより反連携)によって、簡単に相殺されてしまいます。これに生き残ったとしても、次は空軍と海軍の主導権争いで、そのターンにはいずれかしか攻撃ができません(攻撃種のカード枚数が多い方のみ)。やっとのことで攻撃に辿り着いても、ドイツ軍の強力な防御カードにより、1損害も与えられないことは珍しくありません。

まあ、ものは試しということで、mitsuとTommyさんがプレイヤーに、その他2勢力がNPCとして、ゲームを開始します。

第1ターン、ビギナーズラックか、いきなり僥倖が!グナイゼナウに続き、最後尾を守るシャルンホルストに、シニアサービスの水上艦が忍び寄ります。空軍の密かな妨害を奇跡的にクリアしたTommyさんの水上艦は、至近距離からシャルンホルストに発砲!これが見事に命中し、シャルンホルストに2発のダメージを与えます。

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もしかしたら、こりゃ、いけるかも、と期待したのはつかの間、第2ターン以降は、全く艦隊に効果的な攻撃ができず。やむなく上空の敵護衛機を撃墜する程度で、お茶を濁します。

第3ターンにmitsuが護衛艦を沈めますが、主力艦は未だ健在なり。

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最終第4ターン、各陣営は慌てて攻撃を実施するも、ドイツ軍の壁に阻止され、NPCが護衛艦を撃沈するのが、やっと。史実通り、グナイゼナウ、シャルンホルスト、プリンツ・オイゲンの3隻は、英仏海峡の突破に成功しました。

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VP的なトップは、2機の護衛機と1隻の護衛艦を沈めたNPCでしたが、3隻が生き残ったことにより、-10VPを喰らい、本当は次点だったmitsuが3VPで勝利となりました。う~ん、とても勝った気になりませんが・・・(笑い)。