お昼過ぎにそれぞれの対戦が一息ついたところで、レキシモンゲームの最新作「PQ17船団の壊滅」(CMJ)を、プレイしました。

各プレイヤーはドイツ軍の攻撃隊の司令官となって、より多く敵輸送船を沈めることを競います。攻撃には、空軍・Uボート・水上艦艇の3種類があって、空軍・Uボートは複数の部隊を投入することが可能です。この時、他のプレイヤーも援軍を出すことができますが、最後にカードを出したプレイヤーが得点を横取りできるので、他のプレイヤーの持ち札を推測し、いつ仕掛けるかが重要になります。

水上艦は1枚しか投入できませんが、成功すれば、船団の全艦船を撃沈できます。かわりに撃沈できないと、自身の攻撃力を2倍したマイナス得点となります。

船団は、通常は密集状態であり、対空力や対潜力、水上戦力を合計できます。が、ドイツ軍の水上艦艇を囮に投入すると、散開状態となって、個艦への攻撃が可能になります。

敵の船団の内容を予測し、時には水上艦艇で揺さぶりをかけ、自他の手持ち札を推測しながら、攻撃をかける-その駆け引きを楽しむアイテムです。

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開始時はお互いに様子を見ていましたが、徐々にカードの使い方に慣れたところで、大胆にもkawaさんがアドミラル・シェアで船団攻撃をかけます。が、あえなく戦艦2隻に返り討ちに遭って、撃沈(-6VP)に。

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ならば、より強力な巡洋戦艦シャルンホルストでと、にしさんが別の船団に攻撃をかけましたが、今度はレナウンとカンバーランドに妨害され、より大きな損害(-8VP)を受けます。

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懲りないにしさんは、第3ラウンドでもアドミラル・シェアを出撃させ、こちらも返り討ちに。この損害がなければ、20点に達していたはずで、やっぱり、ゲーマーの性-一攫千金はリスクが高いな~。」

結局、3ラウンドを終わってみれば、潜水艦と空軍で地道に輸送船を沈めたTommyさんとmitsuが累積点で40点を超え、僅差でmitsuの勝利となりました。

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それにしても、デザイナーの中黒氏は、同じテーマでカードゲームとソロアイテムの2作を発表しているわけで、どんだけ北極海の海上護衛戦が好きなんでしょうね~(笑い)。