この日の初戦は、少将さんのリクエストにより、「江戸幕府の黄昏」(GJ)となります。このところ、継続的にプレイされるアイテムで、倒幕側(mitsu)対佐幕側(少将)での対戦となります。
第1ターン、倒幕側は先手を生かして、得点の高い九州と中国地方の制圧に力を入れます。松下村塾を使って、長州に吉田松陰を配置し、5政治ポイントと支配を固めます。薩摩も支配を獲得するとともに、隣接の熊本藩まで影響を広げます。佐幕側は、2枚の得点カードを優先し、京都支配及び中部の部分支配(福井藩支配)で8得点を獲得しますが、その分、西方への進出は遅れます。

第2ターン、倒幕側は九州の支配を久留米藩まで進めるとともに、九州の得点カードで大量6点を獲得します。また、土佐と宇和島を押さえ、南海道も部分支配におきます。同時に、桂小五郎(破約攘夷活動)と薩摩藩兵上洛で、一気に京の支配を奪います。

第3ターンは、両陣営に得点カードが来て、VP合戦になります。佐幕側が開港場を押さえれば、討幕派が南海道と生野義挙で取り返し、結果的には佐幕側が累積3VPとなります。

第4ターン、佐幕側は宇和島藩の支配を切り崩し、福井・彦根・桑名と中部を固めるものの、依然として西方は倒幕派が押さえます。各地の小競り合いが続く中、討幕派が九州カードを手に入れ、完全支配で7VPを獲得し(佐幕派が小倉藩を支配のため)、累積VPを一気に倒幕側4点まで逆転します。

第5ターン、開国となって急激に手札が増えたところで、倒幕派に3枚の得点カードが来ます。慎重に手立てを確認した倒幕側は、京都・南海道・開港場の順に、VPカードを活性化します。佐幕側も長州で政変を起こして支配を奪取しましたが、時すでに遅く、倒幕側が20点を獲得し、サドンデス勝ちとなりました。

と、しばらく、別の対戦を挟んで、第2戦を倒幕側(エンジョウ)対佐幕側(mitsu)で行いました。

第1ターン、スタートダッシュで長州の支配を得た佐幕側は、中国での6VPを獲得します。倒幕側も、薩摩・京・水戸を押さえますが、得点はならず。

第2ターン、佐幕側は薩摩でクーデターを起こし、一気に支配をもぎ取ると、隣の熊本や小倉まで影響を広げます。このターンに井伊直弼が大老に就任し、彦根・桑名を確保し、また、徳川家茂の登場で紀伊藩も支配下に置きます。

第3ターン、ここで九州カードが来たため、間髪入れずに活性化して、一気に9VPを獲得します。また、開港場も手にしたため、3VPも追加します。倒幕側は松下村塾で長州の支配を奪いますが、得点にはならず。

第4ターン、このままでは危ないと感じた倒幕側は、京支配を生かして、ここで5VPを奪還します。また、参与会議で福井の支配を固めるとともに、政変で土佐藩をひっくり返すなど、反撃に出ましたが・・・。

第5ターン、ここでまた、九州カード!完全支配の9VPに加え、直後に開港場も押さえたため、VPは一気に19点に。と、この時点で攘夷が起こっていたため、ターン終了時に20点を超えることが確実に。倒幕側にこれを止める手はなく、佐幕側のサドンデス勝利となりました。

これ以外にも、倒幕側(エンジョウ)対佐幕側(kawa)でもう一戦が行われ、こちらはエンジョウさんが寄り切ったようです。
