最後に、NACLさんを誘って、「槍隊リスト」ベスト3の「本土決戦1945」(GJ)をインストプレイしました。最新のGJ誌の付録で、その名の通り、起こりえたかもしれない日本本土決戦を描く、仮想戦です。陣営は、mitsuが日本軍を、NACLさんが連合軍を担当します。

エリア式のアルンヘムシステムに、CDSを組み合わせたもので、「レイテ湾強襲」(GJ)のルールを踏襲しています。損害の適用方法やデッキ構築型になるなど、変更はありますが、前作をプレイした方なら、比較的スムーズに対応できると思います。

第1ターン、連合軍は空母機動部隊・戦艦打撃部隊・上陸部隊をまとめた「アルマダ」を、日向灘に向けます。史実通り、九州制圧を狙う作戦です。これに対し、日本軍は北九州に配置した航空機で、夜間奇襲を敢行し、敵のCVL2ユニットを撃破します(1VP獲得)。

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第2ターン、戦艦部隊の艦砲射撃で南九州にクレーターを開けますが、これを想定していた日本軍は、すかさず、補給で回復。ならばと、沖縄の航空部隊で空爆を行い、約半数の帝国陸軍部隊を消耗させたところで、7個師団が上陸を行います。これに対し、日本軍は、待ち伏せをしかけ、2個師団を壊滅させます(1VP獲得)。

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第3ターン以降、連合軍は、艦砲射撃と陸軍機による空爆、空母機動部隊の空襲で、南九州の占領を目論みます。あまりの火力の反復に、きっと桜島が変形するほどの打撃に。が、日本軍は壊滅覚悟で航空部隊を送り込み手番を消費させたり、退却-後方での回復-前線への復帰と中国地方からの増援などにより、部隊を消耗させながらも占領を許しません。

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第5ターン、業を煮やした連合軍は、増援の中継地点である近畿に、禁断の反応弾を炸裂させます。これにより航空機4ユニットが昇天したものの、単独のカード使用だったので、次の他番で日本軍が奪還します。

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と、完全な膠着になったため、日本軍有利で終了となりました。

「レイテ湾強襲」と比べても連合軍の火力は圧倒的なものの、空爆と艦砲射撃の損害割り振りが防御側の任意になり、また、連合軍も日本軍の攻撃に備えて防御カードを入れざるを得ない事情があります。よって、タイミングを見計らって、うまくコンボにしないと、日本軍の無限ローテーションに阻止されることも・・・。

今回は、お試しインストでしたので、ぜひ、再戦したいものです。