午後にTommyさんが来たところで、プレイ完遂を計画中の「宇宙の戦士」(AH)S3「スキニー・ファイブ」を対戦しました。テラン(mitsu)対ヒューマノイド(Tommy)です。

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まず、セットアップですが、ヒューマノイドは、重要施設をマップ全体に分散し、リスク軽減を狙います。そして、強化陣地を含む多くの兵力を都市及び宇宙港内外に配置します。

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これを見たテラン側は、重要施設の全破壊と都市及び宇宙港のいずれにも対応できるよう、降下計画を立てます。まず、主力は都市及び宇宙港制圧とし、3個分隊を割り当てます。やや守りが厚い北西部の施設群については、2個分隊を降下させますが、5-6個ユニットは宇宙港へと向けるようにします。残りの地域については、1個分隊を投入し、拡散して各拠点を制圧するようにします。

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第1ターン、輸送艦を飛び出した機動歩兵は、降下を開始します。北西部の2個分隊がスカッターでやや拡散しましたが、おおむね、計画通りに降下します。うち、都市へクスに降下した1ユニットが敵とスタックし、ヒューマノイドの兵士と長距離レーザー砲を発見します。

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降下直後で混乱しているこの時期が反撃のチャンスでしたが、ヒューマノイド側は隠蔽を重視し、攻撃は都市部の1個ユニットに対してのみになります(結果は麻痺のみ)。

第2ターン、テラン側は部隊の集結をしながら、当初の計画に沿って攻撃を開始します。都市部周辺にはかなりの大兵力が予想されたので、まず、外郭たる宇宙港を周辺を重点的に攻撃します。が、drに恵まれず、地形効果もあって、多くが混乱に止まります。

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ヒューマノイド側は決戦兵器の長距離レーザー砲を起動させると、都市内に入り込んだ機動歩兵を攻撃し、1つをWIA(負傷)にします。

第3ターン、都市部で正体を表した敵主力に対し、爆薬を集中所持している指揮官が高速移動をして、次々とDAP(遅発性爆薬)を設置していきます。また、HEバズーカを装備した偵察兵と協力してHE弾を叩き込みます。いずれもほぼ最高比率での攻撃でしたが、ああ、これもdrに恵まれず、混乱になります。が、その分、宇宙港の陣地に白兵戦を仕掛けた機動歩兵スタックで、敵を除去します。

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また、山岳地帯を走破した2個分対弱の兵力が、北西部の重要拠点に接敵し、正体不明のまま、敵を混乱に陥れます。

ここにきてヒューマノイドは隠蔽をかなぐり捨てて、反撃を開始しますが、都市部では機動歩兵にも地形効果があるので、効果は薄。ヒットしても、麻痺か軽損害に止まります。

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第4-5ターン、全面戦闘に突入した両軍ですが、テラン側の損害が少ないため、そうなると機動歩兵の火力が物を言います。指揮官が残った遅発性爆薬を炸裂させ、高機動ユニットがHEバズーカの集中射撃を継続。さらに、密度が高まった白兵戦で、敵の長距離兵器を中心に猛攻を加え、ほとんどの敵主力兵器を破壊または混乱させます。

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ヒューマノイドは兵士をかき集めて、白兵戦で時間稼ぎを狙いますが、集中したことでかえってテラン攻撃の的になり、急速に兵力を消耗していきます。

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第6ターンが終わる頃には、計画的なテラン側の攻撃により、ヒューマノイドの兵力はほぼ壊滅状態に。

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第7ターンには、宇宙港と都市を完全に掌握し、他の重要拠点も1-2カ所を除き、制圧に成功します。まだ、5ターンほど、ありましたが、逆転は不可能と言うことで、テラン側の勝利となりました。

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終了後の感想戦では、ヒューマノイドの部隊と重要施設、陣地は、宇宙港・都市周辺に集中配置するのがいいのでは、となりました。また、第1ターンの最も手薄なときに、長射程兵器で可能な限り個別攻撃をし、より多くの機動歩兵から攻撃力を奪うことが必要、と一致しました。まあ、ベストを尽くしたとしても、ヒューマノイドではたかが知れているでしょうが・・・。

次回は、ふたたび、アレクニドの登場するシナリオ4の予定です。