最後にTommyさんと「秀吉頂上決戦」(GJ)賤ヶ岳シナリオをプレイしました。いわゆるデッキ構築型カードドリブンの合戦級で、昨年に対戦した「天王山決戦」シナリオが面白かったので、もう一つの賤ヶ岳にチャレンジです。陣営は、柴田(mitsu)対羽柴(Tommy)です。

序盤、柴田側は、とにかく賤ヶ岳を制圧しないことには始まらないので、射撃と突撃のコンボで、佐久間盛政隊をここへ突入させます。これに対し、羽柴側は、中川勢を回復させ、抵抗します。
すかさず、佐久間信政隊も回復し、続く手番で満を持しての突撃を敢行します。2d6+7という破壊的な攻撃力がフル稼働し、中川勢は瞬時に賤ヶ岳から叩き出されます。そのまま、佐久間勢は岩崎山に突入します。
羽柴勢は、小川隊を岩崎山に増強し、羽柴秀長を堂木山に移し、守りを固めます。柴田側は薄くなった賤ヶ岳に、後詰めの柴田勝政を入れ込んで、攻勢の継続を狙います。

第2ターン、先手の突撃で岩崎山を確保した柴田側は、+2修整という猛烈な射撃を賤ヶ岳から黒田に見舞い、中川勢を損耗させます。そのまま、先鋒の佐久間盛政が突撃をかけ、ここを奪取。同時に、柴田勝家主力を狐塚に前進させ、堂木山を牽制します。
と、ここで羽柴側は、左禰山の堀隊を突撃させ、柴田の柳ヶ瀬本陣を突きます。ここを守る原長頼を敗走させれば、サドンデス勝利でしたが、確率の壁は厚く、攻略できず。逆に、次ターンの左禰山(羽柴軍本陣)占領が確定したため、柴田のサドンデス勝利となりました。

両軍の感覚がわかったところで、柴田(mitsu)対羽柴(Tommy)の陣営のまま、第二戦に突入します。
第1ターンは、ほぼ同様の展開で、佐久間盛政隊が賤ヶ岳を攻略し、岩崎山に突入します。

第2ターン、柴田勢は黒田の攻略を目指しますが、羽柴勢は秀長隊と丹羽隊の桑山重晴を投入し、ギリギリでここを守ります。

第3ターン、が、さすがに柴田勢の連続攻撃には耐えきれず、ついに黒田が陥落。同時に、柴田勝家本隊も堂木山に突入し、サドンデスに向けて条件を整えます。
これに対し、羽柴勢は一度敗走した秀長隊を回復させると、大胆にも反撃に転じ、賤ヶ岳に突入させます。

第4ターン、賤ヶ岳・黒田・堂木山を巡り、激戦が展開します。賤ヶ岳に投入した秀長勢を抑えるため、やむなく柴田勢は黒田に進攻した柴田勝政を反転させ、守備を固めます。
これを見て、羽柴勢は桑山と中川隊で黒田の奪還を狙いましたが、ここは不破勝光が踏み止まります。

今度は、柴田勢が勝家本隊を持って攻勢に出て、堂木山を攻めますが、羽柴勢も堀隊の一部を投入し、こちらもギリギリで持ちこたえます。その分、羽柴勢はカード消費を余儀なくされ、増援を投入できず。
第5ターン、なおも激戦は続きます。柴田勢は先手を生かして、岩崎山からの射撃と柴田勝家の突撃で、堂木山の羽柴勢の半数を壊滅させます。止めは、神明山からの前田勢の射撃で、ついにこれを奪取します。
が、これよりわずかに先に、羽柴勢が桑山と中川隊を持って黒田の奪還に成功し、かろうじて踏みとどまります。このターンも、羽柴勢は余裕がなく、増援を投入できず。

第6ターン、柴田勢は勝負に出ます。先手を持って、別働隊・射撃・突撃のコンボで、黒田へ猛攻を加えます。+2dr修整という賤ヶ岳からの猛烈な射撃で、桑山・中川隊を損耗させると、最強の打撃部隊-佐久間盛政隊が逆落としにここへ突入。柴田勢の攻撃力が爆発し、桑山・中川隊は半壊・潰走し、この瞬間に柴田勢のサドンデス勝利が確定しました。

柴田勢が攻撃力を生かしてイニシアチブをとり続ければ、今回のような展開になるかと思います。これを防ぐためにも、損耗状態の佐久間勢を射撃するなどの細かい戦術が必要になりそうです。次回は、羽柴側でプレイしてみたいものです。