<古き良き時代のアニメーション>34アイテム

白色彗星帝国との戦い[宇宙戦艦ヤマト](同人)○
 宇宙戦艦ヤマトの艦隊戦を描いた戦術級。肝は、チットドリブンを使用していることで、それによって圧倒的に不利な地球防衛軍も、優秀な指揮によって、強大な敵に立ち向かうことができます。第1作と第2作の両方の戦闘を楽しむことができます。

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カードゲーム宇宙戦艦ヤマト(同人GJ)●
 変形ミルボーンシステムを使って、宇宙戦艦ヤマトのイスカンダルへの旅路を描きます。プレイヤーはそれぞれの「ヤマト」を率い、もっとも早くイスカンダルへ辿り着くかを競います。「七色星団の死闘」では自分の持ちカードが敵になることがあり、かつ、任意で捨てられずに、手持ちカードを圧迫する悲劇も!最後は「波動砲」があれば、大丈夫さ!

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2192 Invasion:Earth[宇宙戦艦ヤマト](同人)〇
 ガミラス軍による地球侵攻を描いた戦略級シミュレーション。yukikazeや村雨型の駆逐艦を中心とする地球防衛軍と、ガミラス艦や遊星爆弾を使用するガミラス軍が、太陽系を舞台に戦闘を繰り広げます。某ゲーム雑誌の編集長が関連するだけあって、コンポーネントはとても同人誌とは思えない、品質です。 

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伝説巨神イデオン[伝説巨神イデオン]●
 戦闘機から重機動メカ、艦船まで登場する「正統派」の宇宙戦闘戦術級です。問題はイデオンとソロシップを「忠実に再現」していることでして・・・。主役となるイデオンは、最強の1ランクだと60防御値で、全ての艦艇を上回ります。仮に、イデオンを破壊できても、その瞬間に、イデ(無限エネルギー)が発現して、ゲーム終了!こんな一方的すぎるアイテムなのに、ほとんどのシナリオ制覇の上、対戦までしてしまうとは!恐るべきイデの無限力なり!

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戦闘メカザブングル[戦闘メカザブングル]○
 ツクダがアニメ好きの初心者をターゲットに制作した、「戦闘メカザブングル」の双六。ルールはきわめて簡単で、各プレイヤーはブルーストンを求めて、鎬を削ります。子ども向けかと思いきや、カードを使った戦闘ルールが楽しく、プレイアビリティも高く、実はお勧めだったりします。でも、もう、ザブングルファンを見つけるのが大変でしょうね~。

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ブルーゲイル[戦闘メカザブングル]○
 ツクダの戦闘級アイテムの中で、おそらくもっとものシンプルなアイテムです。基本は命中判定のみで、威力から装甲を引いて、損害を出し、規定値になると、破壊になります。おかげで数多くのユニットが扱え、ラウンドシップも登場するなど、一見、いいのですが・・・。問題は、主人公級のウォーカーマシンはべらぼうに装甲が厚く、雑魚キャラだとほとんども損害を与えられず。シナリオのバランスが悪いのは、ツクダの特徴でしょう。

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ウォーカーギャリア[戦闘メカザブングル]△
 「ブルーゲイル」の拡大ヴァリアントで、「戦闘メカザブングル」の後期を描きます。それまでの荒野に変わって、美しい雪原が舞台となり、プレイ意欲はわきますが、本質的な変更はなく、やっぱり、プレイバランスはツクダ病です。

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ウィング・キャリバー[聖戦士ダンバイン]△
 聖戦士ダンバインのオーラバトラー同士の戦いをプロットで描く戦闘級。「史実」通り、剣の格闘が重視されていて、火器の命中率が低いのはやむなしですが、回避行動の修整が大きすぎるため、敵が回避に徹するとまず当たらない。さらに、高性能機であっても必要オーラ力が足りないと行動不能になるため、敵前の空中浮遊(?)といった奇妙な事態も起こります。

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オーラファイト(TDF)[聖戦士ダンバイン]△
 タチバナ・デザイン・ファクトリー制作のオーラバトラー同士の戦闘級。ツクダ製との大きな違いは、各ユニットの行動や損害等を専用チャートで管理する点です。このため、プロットの煩雑さがなく、プレイヤーは自機を操縦している感覚で対戦できます。システムは洗練されていて、納得できる展開になります。難点としては、専用チャートが場所を取ることで、多数機の戦闘には不向きな点でしょうか。

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ドレイクの野望(TDF)[聖戦士ダンバイン]
 同じくTDF制作の聖戦士ダンバインの戦略級。綿密なデベロップが特徴の同グループだけあって、洗練された内容になっています。シナリオも時期ごとに豊富に用意されていて、プレイ意欲を高めます。

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バイストンウェル[聖戦士ダンバイン]
  ツクダのアニメ系では、数少ない戦略級です。移動・攻撃といった作戦や生産、パイロットの登場など、ルールを完備。2-4人のマルチプレイもでき、いつかチームで取り組みたいアイテムです。

ヘビーメタル[重戦機エルガイム]△
  「重戦機エルガイム」の地上戦を描いたプロット方式の戦闘級。まだ、データカードを使用する前のアイテムのため、プレイ中、頻繁にチャートをひっくり返す必要があります。一風変わったところでは、敵の射撃が命中するとビームをエネルギーとして吸収できる可能性があります。ガンダムのモビルスーツと比べると、ヘビーメタルは意外とタフで、バトルロイヤルにはもってこいかな~。

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エルガイムMKⅡ[重戦機エルガイム]
  「ヘビーメタル」の宇宙戦用の拡張ヴァリアント。慣性の法則が適用されるので、かつ隕石が登場すると、かなり操縦に気を遣います。プロットミスで自爆じゃねぇ~。エルガイムやバッシュのバスターランチャーは、波動砲並みの破壊力です。

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ラウンド・ヴァーニアン[銀河漂流バイファム]●
  「銀河漂流バイファム」の戦闘級アイテム。もはや定番となった慣性運動・プロット・データカードで、ククトニアンとの戦闘を描きます。ティーンエイジャーが主役という一見、子供向きの番組かと思いきや、ほとんどの成人が全滅し、最後は唯一生き残ったケイトさんまで命を失うといった、ハードな設定が衝撃的でした。ヴァイオリンでフューチャーした英語の主題歌が、すごかった。

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SPT[蒼き流星SPTレイズナー]
 レイズナーのSPT同士の戦いを描くプロット方式の戦闘級。プレイヤーは自機を操ると同時に、敵方のコンピューター役になって、索敵を担当します。SPTの機動性の良さを反映して、横旋回よりも縦旋回の方が効率がいいなど、ツクダ得意の「精密さ」にあふれています。

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V-MAX[蒼き流星SPTレイズナー]
 レイズナーの後半の戦いを描くプロット方式の戦闘級。ザカール、ダルジャンなどの後期の強力メカが登場するとともに、レイズナーとザカールの必殺技V-MAXの詳細なルールが付いています。

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D-ウエポン[機甲戦記ドラグナー]
 初心者向けの「機甲戦記ドラグナー」のシンプルな戦闘級。ルールが簡易なため、たくさんのメタルアーマーを指揮できるのが、特徴です。実は、このドラマは未視聴でして、このミニゲームのために、いまさら、全話を見るというのも、本末転倒ですけど・・・ちはら会だから、いつか、(見て)プレイするんだろうな~(笑い)。

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シティ・ファイト[超時空要塞マクロス]●
 プロット同時進行の行動システムを用いて、「超時空要塞マクロス」の地上戦を描きます。移動力・攻撃力とも標準のゼントラーディー軍に対し、高速・高火力・低防御の統合軍が戦術的奇襲をかけることが多いです。プロットの煩雑さが嫌いだったので、大量の行動マーカーを制作して、全シナリオをプレイしたのが、よい思い出です。

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ドッグ・ファイト[超時空要塞マクロス]●
 日本で初めて慣性移動ルールを取り入れた、記念碑的作品。それまでは許容移動力の過多や最低直進移動力で宇宙戦を表現していましたが、この作品から推進力で加速・減速をベクトルで表すようになりました。推進し続けると、移動力が加速度的に上昇するあたりは、まるで物理の授業か?!みな、初めての経験だったので、加速しすぎて盤外に飛び出たり、ミサイルにも慣性の法則が適用されるので、自分が撃ったミサイルに当たる(!!)など、珍プレイが続出しました。


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ヴァルキリー[超時空要塞マクロス]
 映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」を記念して、出版された慣性移動ルールの戦闘級。ただ、恐ろしいのは、三次元(!)空間になったことでして・・・。元デザイナーの岡田氏でさえ、二次元が限界と言っていたのに、禁断のZ軸まで加えた上に、ビーム兵器の三次元拡散が入っており、一体、誰がプレイできるんかい?!(笑い)どなたか、プレイしたという勇士がいましたら、お知らせください。

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スペース・フォールド[超時空要塞マクロス]○
 珍しいマクロス防衛のソロ作戦戦術級。プレイヤーはマクロス艦長となって、襲い来るゼントラディーの大群を迎撃しますが、最後は物量に押しつぶされるという展開に。が、後一歩でなんとかなるのでは、という設定が絶妙です。なぜか、同梱に「マクロスライフ」という、ガールハントのRPGが付いています。

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ダグラム・シミュレーションマニュアル[太陽の牙ダグラム](DM)●
 アニメの模型とSLG、世界設定という一方変わった雑誌-デュアルマガジン誌に掲載された戦闘級アイテム。戦闘は命中判定と被害判定のシンプルな作りで、多数のコンバットアーマーを使えるのが、魅力です。シナリオ作りも容易で、一時は全話シナリオ化を目指したことも?!(笑い)

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ラコックの陰謀(TDF)[太陽の牙ダグラム]
  アニメの本格戦略シミュレーションで定評のあるTDF作成の戦略級アイテム。多数のイベントカードを使って、「史実」の再現をしており、未だにファンにはたまらない出来具合です。

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ボトムズ・シミュレーションマニュアル[装甲騎兵ボトムズ](DM)
  同じく、デュアルマガジン誌に掲載された戦闘級アイテム。放送とほぼ同時に作成されているので、基本はウドでの対秘密警察戦となります。行動プロット形式は、ツクダの戦闘級とほぼ同じです。

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バトリング[装甲騎兵ボトムズ]●
  その名の通り、ウドでのAT同士の賭け試合を再現した戦闘級。ツクダが90年代にアニメシリーズをRPG風にリファインして販売した一作ですが、基本はプロット形式の精密戦闘級です。一応、ボトムズに登場する全機種が扱え、市街戦もできます。

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リアルバトル(TDF)[装甲騎兵ボトムズ]●
 TDF作成の精密戦闘級。が、「オーラファイト」(TDF)同様、各ユニットの行動や損害等を専用チャートで管理することで、プロットの煩雑さがなく、非常にプレイしやすくなっています。最新作だけあって、本編からOVAまで(レッドショルダーカスタムやオーデルバックラーまで!)全てのATが揃っていて、ボトムズ好きにはたまらないです。

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ザ・ブロウバトル(日経BP社)[装甲騎兵ボトムズ]●
 2004年に発売された「装甲騎兵ボトムズ パーフェクトガイド」に掲載された、非売品のAT戦闘級アイテム。その名の通り、バトリングのうち、火器を使用しないブロウバトルのみを扱っています。行動は、全て引いてきたカードを組み合わせて行います。デザイナーは、あの「ワールド・タンクバトル」(CMJ)(今なら、ガルパンか)を制作した堀場氏。プレイするなら、ボトムズ熱が上がっている「今でしょう!」

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クメン内戦[装甲騎兵ボトムズ]○
 多数のATを扱えるように、シンプルな戦闘システムにした、ボトムズの戦闘級。が、ツクダの特徴かデヴェロップが甘く、キリコやイプシロンが乗る専用機が、量産機の集中攻撃で結構、破壊されます。

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装甲騎兵ボトムズTRPG[装甲騎兵ボトムズ](トイ・インターナショナル)
  これもTRPGという謳い文句だが、実質はAT同士の戦闘級アイテム。詳細な戦術戦闘を求めている購入者向けに、各ATに各種装備を組み合わせて、独自のAT制作ができるようになっています。

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ガリアン・シミュレーションマニュアル[機甲界ガリアン](DM)●
 前述のデュアルマガジン誌に掲載された戦闘級アイテム。この頃はアニメSLGの衰退期に入っていたので、ボックスゲーム化は初心者用に一つしかなく(ツクダ製)、ひょっとしてこれが最も詳細なガリアンゲームかも。

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オーガロイド[超時空世紀オーガス]●
  「超時空世紀オーガス」での単機戦闘を扱った戦闘級。元のアニメは「マクロス」の続編という触れ込みで、変形ロボットと女性キャラ人気を目論みましたが、多次元ワールドという世界設定とメカデザインも二番煎じで、未だ、再放送さえされていません。いまさら、プレイヤーはいないでしょうから、ソロかしら。

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ファクトリー[超時空世紀オーガス]●
  上記の世界設定を使ったマルチゲームですが、発表されたこと自体が「奇跡」か。絶版の未開封版が廉価で取引されているのが、何をかいわんや。もちろん、AARなんて見たこともありませんが、ちはら会常連kawaさんも持っている(!)ことが判明し、怖いもの見たさでプレイできるかも?!

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アルフォンス[機動警察パトレイバー]
 機動警察パトレイバーの世界観で、レイバー同士の衝突を描いた戦闘級。一応、RPGということになっていますが、実質は戦闘に持ち込むためのお膳立て程度です。たぶん、国内でレイバー戦闘ができる唯一のアイテムです。

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Ships&Tactics(グループ乾坤一擲)●
 80年代人気アニメの艦隊戦を描いた、一方変わった、カードマルチゲームです。各陣営ごとに主力艦船が用意されており、砲撃をしたり、艦載機(モビルスーツ)を発進させたりして、敵を攻撃します。地球防衛軍では波動砲が使えたり、ジオン公国軍はミノフスキー粒子を散布できたりといった、特別ルールや艦載機や艦隊戦を有利にできるパイロット、衝角戦(ラム)等、見た目よりかなり精密なゲームです。

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