前回、四度にわたる「世界滅亡」と物議を醸した「NUCLEAR WAR」(Blade )を、今回もBIBIさんが持ち込み、対戦となりました。

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第一戦は、基本セットを使い、kawa・BIBI・Tomm・mitsuでプレイ。開始早々、Tommyさんにシークレット(イベント)が連発し、それを全てmitsu国に見舞ったことで、人口が激減。さらに、プロパガンダによって、いきなり滅亡!戦闘行為ではないので、報復はなし。

その後、Tommyさんが核攻撃でBIBIさんを滅ぼし、報復でTommy国も滅亡。最後の報復合戦で、全滅かと思いきや、Tommy国に残るのは核弾頭ばかりでプラットホームがない!ということで、kawaさんが記念すべき初の生き残りとなりました。

第2戦は、BIBIさんが和訳を作ってくれた「プロライフケーション」(第三弾)を、同じく4人でプレイ。コンピューターウィルスとか、叛乱とか、ステルス機など、当時の最新版らしい仕掛けが多く、独特な脚色です。

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4人でお互いに牽制し合っていましたが、いつものように核戦争が勃発。が、パトリオットやステルス戦闘機などがタイムリーに来たため、それぞれが徐々に国力(人口)を消耗する展開に。

と、まず、Tommy国の攻撃でBIBIさんが滅亡。Tommy国は報復で削られながらも生き残っていましたが、kawa国のデコイによる陽動に引っかかり、滅亡。で、やっぱり、核戦力が枯渇していたため、一旦、世界は平和に。

ならばと、mitsuがプロパガンダ戦をしかけたところ、これが成功。なんと、二度目の生き残り国になりました。

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第三戦は、その名の通りの「エスカレーション」(第二弾)をBIBI・kawa・Tommyが対戦し、ここでもBIBI国が生き残ったそうです。

さすがに前回の4戦が全て世界滅亡になったので、各プレイヤーとも攻撃と防御バランスを考えて「賢くなった」わけです。が、ソ連崩壊のように、核兵器を使わずに経済戦争とプロパガンダ戦で敵を滅ぼしただけで、単に悪賢くなっただけかも?勝ったはずの3人とも、自国だけ生き残ってもなぁ・・・と、「空しさ」を感じる極めて「教育的アイテム」でした。

ネットでBIBIさんが調べてくれたところ、アメリカでの初版は冷戦まっただ中の1950年代後半だったそうで、今こそ、世界中の為政者のみなさんに、プレイしていただきたいアイテムです(笑い)。