「こんなのもありますよ」ライト級が得意なBIBIさんが取り出しのが、「JUMP DRIVE」(Rio Grande Games)です。イメージを見ていただければわかるとおり、傑作宇宙開発カードゲーム「Race for the Galaxy」をモチーフにした簡略版ヴァリアントです。

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手持ちカードをリソースにして、様々な惑星と技術を開発します。それぞれのカードにはVPと獲得カード数が規定されていて、高ポイントカードほど効果は大きいです。が、もっとも重要なのは、複数カードの合わせ技でそれによって、VPが倍々になったりします。よって、序盤はゆっくり目に開拓が進み、後半になると爆発的に進行します。

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基本は多人数ソロプレイですが、相手のタイミングを見て追従しないと、なかなか勝てない仕組みになっています。システムは異なりますが、あの「ドミニオン」に通ずる部分がありますね。

今回は、BIBIさんのインストで、mitsu・BIBI・エンジョウの三人プレイです。早々に軍事惑星と技術を手に入れたmitsuは、それを拠点にさらなる軍事力を増強する軍国主義に走ります。

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このルートのカード廻りもよく、中盤でやや停滞するものの、終盤に「帝国皇帝」を引いたことで、もはや追随できない超軍事大国に。2位のBIBIさんにダブルスコア近くの差を付けて、勝利します。

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これに味を占めたmitsuは第二戦も軍事強化に走りますが、序盤・中盤とも思ったカードが来ず、やや停滞。その間に、BIBIさんが高技術のコンボを決め、点数が広がります。なんとか、追随したものの、8点差で寄り切られました。

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軍事力だけではなく、カードの流れを読んで広く展開すべしと臨んだ、第三戦。貿易系の惑星が多かったことから、それを頼りにドローカード数を拡大していきます。中盤から獲得カードが10枚を超え、無駄かなとも思えましたが、よいカードが巡ってくる確率もあがったので、そのまま、貿易大国を目指します。結果、終盤に「自由貿易連盟」が来て、そのまま、ダブルスコアで逃げ切りました。

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正直言って、元の「Race for the Galaxy」は関数が多すぎて、馴染むのに時間がかかりましたが、このくらいだと初プレイでも消化しきれるなと感じました。ちょっと填まりそうな面白さです。