この日に対戦を予定していたのが、シンプルB級戦略の「戦略級銀英伝」(旧GJ) です。お相手は、20代前半の若さで、非常に外連味ないプレイをするMCさんです。銀河帝国軍(mitsu)対自由惑星同盟軍(MC)となります。

第1ターン、ラインハルト率いる銀河帝国軍は、昇進目的でエル・ファシルに侵攻します。同盟軍は史実通り、24ユニットの3個艦隊で迎え撃ちます。この艦隊編成が凄かった!なんと、BB1ユニットを除き、全てCVを投入。全滅上等の特攻作戦です。

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それでも、ラインハルトの能力なら十分に勝利も可能だったんですが・・・第一陣のムーア艦隊の全滅は織り込み済みとして、第二陣のパストーレが大奮闘!ラインハルト艦隊の猛砲撃をくぐり抜け、近距離戦でなんと6ユニットの損害を与えます。ここで死ぬわけにはいかないラインハルトは、泣く泣く撤退します。

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続く、同盟軍ターンにフル戦力で登場したヤン艦隊がイゼルローンに侵攻。昇進していないラインハルトには分が悪く、やむなく撤退します。ミラクルヤンによってイゼルローンは陥落し、これによりヤンは中将に昇進します。

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第2ターン以降、イゼルローンから帝国領を浸食する同盟軍に対し、帝国軍はカウンターをにおわせながら、戦闘を避け、戦力回復に努めます。と、この間に、ミッターマイヤーとビッテンフェルトが来て、帝国軍の陣容が充実し始めます。

ならばと、第3ターンにフェザーンを確保し、経済格差を広げ、同盟の焦りを誘います。と、ここで同盟軍は、アムリッツアにヤン艦隊を投入し、敵戦力の撃滅を図ります。

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まず、前座のミッターマイヤーがパストーレ艦隊に攻撃をかけましたが、中距離でイニシアチブを取られまくり、なんと全滅!

こうなると、もはや、ラインハルトでヤンに勝つ以外はない!戦争の天才と不敗の魔術師の間に激しいイニシアチブ合戦が繰り広げられましたが、決定的な中距離で主導権を取ったのは、ラインハルトでした。怒濤の近距離に引き込んだ帝国軍は、正確な射撃で同盟軍艦隊を崩壊させ、ヤンを負傷させます。

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第4ターン、帝国の逆襲が始まり、フェザーン回廊を突破した帝国軍がイゼルローンの退路を断つように、機動します。

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これに対し、同盟軍にも百戦錬磨のビュコックが登場し、エル・ファシルで決戦が起こります。それでも、ラインハルトの方が能力的に有利だったんですが・・・ああ、ここ一番の攻撃drが惨く、かつ、中距離でイニシアチブを取られたことにより、負傷チェックに。ここでなんと、6が出て、ラインハルトが戦死!盟友のキルヒアイスが出るまでもなく、あっけない幕切れとなりました。

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予想外に早く終わったので、そのまま、同じ陣営で第二戦に投入します。第1ターン、帝国軍の作戦も同盟軍の戦術編成もほとんど同じでしたが、ここはラインハルトが順当に勝利し、昇進を果たします。

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一応、同盟軍はヤンによるイゼルローン侵攻を行いますが、長距離戦で損害が出たところで、素早く撤退します。

またもビッテンフェルトにミッターマイヤー、さらにロイエンタールまでと、提督の引きのよい帝国軍は、戦力差のあるうちにと同盟領に進攻します。

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ヤン艦隊は、ゲリラ戦を仕掛け、敵を揺さぶりますが、肝心の艦隊決戦でラインハルトに押されっぱなしで、じわじわと侵略を許すことに。

第4ターンに、必死の反撃でラインハルトを負傷させますが、ヤンもともに怪我をして、勢いを止められず。

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ラインハルトが回復した第6ターン、帝国軍は一気に勝負を付けるべく、ハイネセンに侵攻します。ここで、ヤン対ラインハルトの決戦が行われましたが、ああ、またもラインハルトの勝利。これにより、同盟軍の首都が陥落し、帝国軍の勝利で終了となりました。

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