最後に2時間を切ったところで、もう一つ、持ち込んでいたファンタジー級マルチの「Wizard's Quest」(AH)をTommy・kawa・平・BIBI・mitsuの5人でプレイしました。全員が初プレイのため、インストに時間をかけ、スタートします。

まず、ゲームは魑魅魍魎のオークの大量繁殖から始まります。プレイヤーの数だけ、drした地方のオークが増えるため、そこかしこでオークがわき出てきます。4ユニットに達したオームは、隣接するプレイヤーの王国を攻撃。なかには英雄に挑んで全滅させられるオークもいますが、たいていは数に物を言わせて、拡散します。
次にドラゴンが飛来し、そこにいる生き物(オークも含む!)をムシャムシャと平らげます。最後に調停者が舞い降りて、そこを繁栄させますが、よりによって、やっと減らしたばかりのオークを「繁栄」させることもあり、みなさん、オークのしつこさに閉口気味です。
はじめは王国の防衛と拡張を行い、宝物探索にと考えていたプレイヤーも、度重なるオークの浸食と捜索のための他プレイヤーの進入で、ルートが分断されるまくります。ならば、どうせ、4戦力は確保できるのだからと、ショックアーミーを作って、「放浪」の探索に出るようになります。
で、ちょうど1時間ほどのところで、たまたま、宝物が島の半分に集中していたmitsuが、カードによる臨時攻撃で最後の宝物を手にし、終了となりました。

今回はシステムになれてもらうためのインストで、概要はつかんでもらえたかなと思います。古いゲームですが、ゲームが長引かない仕組みになっており、今でも十分に通用するかと。Tactics誌に「マルノン物語」として、6つの追加シナリオもあるので、ぜひ、プレイしてみたいものです。