例会の最後は、やはりB級締めということで、このところ、マイブームの「リアルバトル」(TDF)を2戦しました。前回のBIBIさんに加え、kawaさんと平さんが参加したので、2対2のチーム戦とします。

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第一戦は、クメンをイメージした森林で、スタンディング・タートル2機(BIBI・平)対ダイビング・ビートル(mitsu・kawa)の戦いです。

序盤、ダイビング・ビートル隊が中央から左翼にかけて、連携の取れる位置で前進します。対するスタンディング・タートル隊は、片側があわよくば側面攻撃ができるように、やや離れた距離で前進します。

初めての接触は、第4ターンでした。左翼を進んできたスタンディング・タートル02(BIBI機)に対し、ダイビング・ビートル01(mitsu機)が木々の隙間から射撃を行います。最大射程のため、決して命中率は高くはありませんでしたが、攻撃PPに4ポイントをつぎ込んでいたことが奏功し、1発の命中弾を与えます。これが急所を貫通し、drによっては死亡でしたが、間一髪、はずれて、2ダメージを与えたのみに止まります。

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第5ターン、距離を詰めた敵軍は、3-4へクスの中距離で、ハンディロケットランチャーを発射します。ダイビング・ビートルは2機とも1発の命中を受けます。mitsu機は2ダメージのみで済みましたが、kawa機は急所に命中し、10ダメージと大破!強烈な衝撃弾により、転倒してしまいます。

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反撃でmitsu機はマシンガンを撃ちますが、これははずれ。転倒中のkawa機は、起立チェックに失敗し、起き上がれず(2d6で5以下を成功せず)。

第6ターン、転倒でもがくダイビング・ビートル02(kawa機)に対し、スタンディング・タートル02(BIBI機)が勝ち誇ったように、アームパンチを繰り出し、命中。残り2ポイントのダイビング・ビートルは、もはやこれまでかと思われましたが、なんと最も厚い装甲に当たって、効果なし。

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よし、これで立ち上がれるぞと、kawa機は二度目の起立チェックをするも、9が出て失敗。いつまで寝ているんだ一般兵!

一方、スタンディング・タートル01(平機)は速度を1に落として、狙いを定めると、再び、ハンディロケットランチャーを撃ち込みます。命中drも冴え、2発のロケットの命中により、ダイビング・ビートル01(mitsu機)に8ヒットを与えます。さすがにこの衝撃には耐えられず、mitsu機も転倒してしまいます。

mitsu機は、起立に十分なPPをつぎ込んだのですが、ああ、得意の(?)ハイロールが出て、こちらも立ち上がれず。2機とも寝っぱなしとは、一体、どうなっている傭兵隊!

大破し、起立できなかった時点で、勝負は決まっていました。第7ターン、転倒中のため、避けようもないダイビング・ビートルに対し、ビーラーゲリラは容赦なく、至近距離からロケットランチャーを発射。ともに複数弾が命中し、EX10のAT隊は、鉄くずになりはてて、ゲームエンドです。

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ダイビング・ビートルの初弾命中で、貫通により敵が死亡していれば、勝者は入れ替わっていたかもしれません。対するスタンディング・タートルは、命中率はやや劣るものの、強力な衝撃を持つロケットランチャーをきっちり急所に当て、敵を転倒させたのが大きかったです。一発戦死か、優勢をとれる転倒か、両者の装備が明暗を分けた形になりました。

第二戦は、それぞれが好きなATを選び、有名パイロットをランダムで引く、セミセレクトのチーム戦です。それぞれの陣営のATと装備は、以下のようになりました。

<mitsu・kawa陣営>
 01 ベルゼルガ(キデーラ:8PP)
  アサルトライフル、スモークディスチャージャー、ターンピック
 02 スコープドック(キリコ:15PP!)
    ショートマシンガン、二連小型ミサイル、SD、FCS
<BIBI・平陣営>
 01 スコープドック(ルシャッコ:8PP)
    ソリッドシューター、小型ソリッドシューター
 02 スコープドック・ターボカスタム(ボイル大佐:8PP)
    ヘビーマシンガン、6連ミサイルランチャー、FCS

kawaさんのパイロットは、レベル3のキリコ(全キャラ中で最高!)であり、まさにPSを越えた異能者です。

序盤、高速の4移動力で左翼を前進するmitsu・kawa陣営に対し、BIBI・平陣営は、左翼と中央に分かれます。第一戦の戦術と同じで、二匹目のドジョウ狙いか?

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しかし、今回は相手が悪すぎました。第3ターン、果敢にも速度を上げて、キリコ機の正面に立ったスコープドック(ルシャッコ)は、4へクスの距離からヘビーマシンガンを撃ち込みます。F0修整+2など、命中率は決して悪くなかったのですが、キリコの防御修整は-4で外れ。

キリコ機は華麗なステップで放たれた弾道を避けると、そのまま高速で斜行と120度ターンピックを決め、スコープドック(ルシャッコ)の側面に滑り込みます。至近距離から放たれたショートマシンガンは、高い命中修整も加わって、なんと5発が命中!うち1発が急所を撃ち抜き、ルシャッコを即死させます。

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第4ターン、怒り心頭の02 スコープドック・ターボカスタム(ボイル大佐)は仇とばかりに、キリコに突進します。2へクスという近距離でマシンガンを見舞い、根性で1発を命中!しかし、最も厚い装甲に当たって、ああ、効果なし。

と、これまで活躍の場面のなかった01 ベルゼルガ(キデーラ)が、行動PPをフルに使って、ターボカスタム(ボイル大佐)の側面に回り込みます。至近距離からの攻撃は、必殺技パイルバンカー!見事、ターボカスタムの装甲を撃ち抜き、ボイル大佐を串刺しにして、勝利しました。

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キリコの飛び抜けた能力は別として、第1戦とは逆に、貫通兵器が勝負を決めた戦いでした。まあ、AT自体が鉄の棺桶だったわけで、そういった意味では、貫通にしろ、衝撃にしろ、どっちに転んでもボトムズらしい展開となるでしょうね。

これで、4機戦までは普通にプレイできたので、ぜひ、7-8機のサンサ戦やレッドショルダー戦をやってみたいものです。平さんがきていただけたら、次回に行きましょうか?