このところ、填まっているB級アイテムの「リアルバトル」(TDF)を、千葉会に引き続き、水戸爺さんと連戦しました。なお、カメラの不調で、画像が消去されてしまい、対戦の写真は水戸爺さんにいただいた1枚だけになります。
第一戦は、両者が乗ってみたいATを選択した、リハビリプレイです。mitsuは、やってみたいレッドショルダーシナリオから、ブラッドサッカーを選択。水戸爺さんは、ならばとスコープドック・ターボカスタム(グレゴリー)を選びます。戦場は、ダウンタウンのBマップです。
序盤、ブラッドサッカーは速度を上げて、街路を疾走します。対するスコープドック・ターボカスタムは射撃力を生かすべく、ゆっくりと間を取るように前進します。

ごちゃまんと装備があり、敵はかなりのトップヘビーと、判断したブラッドサッカー(mitsu)は、体当たりをかけるべく、速度を維持したまま、突進をします。これに対し、スコープドック・ターボカスタム(水戸爺)は、FCSで制御された全ての武装を発射!

命中率は各1/6程度と決して高くなかったのですが、いきなりピンゾロでハンディミサイルが命中します。これがブラッドサッカー(mitsu)の最も脆い急所(装甲値1!)に命中し、ダメージが倍に。わずか13耐久力の機体に28ダメージ(!)が降りかかり、ブラッドサッカーは爆発。う~ん、ヘビー級といえど、やはり鉄の棺桶。あっという間の出来事でした。
第二戦は、クメン編をモチーフに、秘密結社側(mitsu)対傭兵側(水戸爺)の戦いとします。秘密結社側は、イプシロンの乗ったストライクドックのみ。傭兵側は、4機のダイビング・ビートルです。さすがにパイロットの差が大きいので、傭兵側はキデーラ、ポタリア、カン・ユー、ルシャッコと名のあるパイロットとします。
敵を警戒しゆっくりと前進する傭兵側(水戸爺)に対し、ストライクドックは猛烈な勢いで突進をかけます。早くも2ターン目に射撃戦になりますが、イプシロンのdr-6を初め、各機とも十分な防御PPを割り振っていたため、命中弾はなし。
第3ターンから、両軍入り乱れての乱戦になります。傭兵側は敵の速度と回避運動に翻弄され、近距離でもなかなか射撃が当たらず。第6ターンにキデーラがやっと1発を命中させますが、装甲に阻まれ、損害なし。

対するストライクドックはすれ違いざまに、ポタリア機にクローを命中させ、5ダメージを与えます。が、ポタリアは予備の行動PPをつぎ込んで、なんとか転倒は免れます。

と、狭い空間にATが密集したため、両軍の機動が乱れます。予想外の敵の高速に、傭兵側があわや味方同士の衝突になりかけます。ストライクドックも敵を避けるのがやっとで、障碍物にぶつかりそうになり、急減速をかけます。
速度が低下したことにより、武装の命中率が上がります。ストライクドックは、またもポタリア機を狙って内蔵マシンガンを連射し、さらに3ダメージを与えます。一発は急所を貫通しましたが、惜しくも戦死せず。
と、ポタリア機が這々の体で離脱をした直後、反転を終えた残り3機が、速度の落ちていたストライクドックを取り囲むように機動します。イプシロンはdr-8と尋常でない回避行動を取りますが、さすがに至近距離からの射撃と、かつ捨て身の命中PPの割り振りにより、傭兵側のの中値が急上昇します。
第7ターン、ベテラン傭兵のブリ・キデーラが放ったマシンガンが、ついにストライクドックの急所を直撃。貫通した徹甲弾により、イプシロン戦死!質対量の戦いは、傭兵側の勝利となりました。
最後の第3戦は、正規シナリオ6「アッセンブルEX-10」で、両軍とも4機ずつの最大機数の登場となります。両陣営のOBは、以下の通りです。
傭兵側:mitsu
マーシィドック(キリコ1)
ダイビングビートル×2(キデーラ、カンユー)
ベルゼルガWP(ルシャッコ)
ビーラーゲリラ側:水戸爺
スナッピングタートル(イプシロン)
スタンディングタートル×3
序盤、全機が右方向から一団となって進む傭兵側に対し、ビーラーゲリラ側は飛び抜けて行動PPの高いイプシロンを先頭にし、量産機が後方から支援する態勢を取ります。
接触は、第3ターンでした。イプシロンの駆るスナッピングタートルが樹木の背後から飛び出すと、中央にいたベルゼルガWP(ルシャッコ)にロケットランチャーを命中させます。「キリコはおまえか!」命中箇所によっては一発大破もあり得ましたが、幸い、厚い装甲がこれを阻み、3ダメージに止まります。
このまま、スナッピングタートルとの射撃戦になると、敵の思うつぼと判断した傭兵側は、PS機の足を止めるべく、ベルゼルガWP(ルシャッコ)が、相打ち上等の衝突を仕掛けます。例え、数機が損傷しても、敵を転倒させられれば、防御PPが0となり、集中砲火が可能です。
驚いたイプシロンは予備PPでこれを躱しますが、直後にマーシィドック(キリコ1)も突入。これもなんとか躱すものの、PPの枯渇したスナッピングタートルは危うく障碍物に激突しそうになり、一時的に戦場から離れることに。
実は傭兵側は、第二プランとしてこれを狙っていました。スナッピングタートルとすれ違いになった傭兵側は、後方にいた敵の量産機に、射撃を集中します。第4ターンはdrに恵まれず、敵1機に2ヒットを与えただけでしたが、優速で接近した各機は、近距離から射撃を繰り出します。
第5ターン、マーシィドック(キリコ1)が3発の命中弾を出し、かつ1発を貫通させ、パイロットを絶命させます。さらに、カン・ユーとキデーラも命中弾を出し、1機を大破させます。トドメはベルゼルガWP(ルシャッコ)で、隣接へクスからパイルバンカーを撃ち込み、もう1人の敵兵を串刺しにします。

第6ターン、最後のスタンディングタートルに、またもカン・ユーが命中弾を出し、これを撃破します。「どうだぁ、俺の実力を見たかぁ!」と超俗物の大尉が絶叫します。

たった1機となったスナッピングタートル(イプシロン)は、怒りに燃えて、反撃に出ます。反転を終えたイプシロンは、遅ればせながら、中央付近の戦場に復帰。先に傷ついていたベルゼルガWP(ルシャッコ)に、高い命中PPを持って必殺のロケットランチャーを見舞います。命中値は10以下と複数弾のヒットがありえましたが・・・ああ、ここで痛恨の6ゾロ!さすが、不運の魔術師-水戸爺さん!(笑い)
中央に取り残されたイプシロンに対し、傭兵側は四方八方から取り囲み、攻撃をかけます。まず、主人公キリコが側面からショートマシンガンを見舞いますが、イプシロンはdr-8という驚異的な退避運動で、これを回避。異能者の放った弾丸を躱すとは、さすが「私は、PSだ!」

キリコが駄目なら他の3機でと、まずはダメ元で最もPP値の低いカン・ユーから射撃を行います。射線が自軍のベルゼルガ越しになるため-2drがつき、さらに敵正面からの攻撃のため、-2。結果、ピンゾロしか当たらないはずでしたが・・・ああ、ここでまさかのピンゾロ!!しかも、貫通!!「普通の人間に、この私が負けるはずが・・・うぐ!」ああ、イプシロンも絶命。

劇中で義理堅いルシャッコにさえ「あんたは人間のクズだな」と言わしめたカン・ユーが、まさかのPS狩り!「閣下、ご覧になりましたかぁ!ゴン・ヌー閣下!」

「無能でわがまま、セコくてへぼい最低野郎(ボトムズ)」「アストラギウス銀河一の小物」(ボトムズパーフェクトガイドより)と実に粋な(?)紹介がされていたカン・ユー大尉の絶叫がいつまでも響いていました、とさ(笑い)。
今回、一人が4機、合計で8機という限界に挑戦しましたが、慣れたプレイヤーなら時間をかければ、なんとかなることがわかりました。このまま、残りの多数機シナリオもやってみたいですね~。