この日のラストプレイは、超B級の特撮アイテム「アメージング・スパイダーマン」(ツクダ)です。前回のちはら会でのプレイが「最初で最後のAAR」と思っていたら、近藤さんが律儀に申し出てくれました。

なんでも、近藤さんは渡米中に、いくどかマンハッタンに行ったそうで。マップを見ながら、「ちょっと縮尺が違う」とか「ブロードウェイは実は蛇行していて」など、楽しそうに話していました。

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10分ほどのインストと模擬戦闘のあとに、スパイダーマン(近藤)対サンドマン(mitsu)で対戦します。

開始早々、ピーター・パーカーは幸先よく「たれ込み屋」を使って、悪漢の目標を聞き出します。標的は、国連本部の極秘物件。

間髪を入れず、スパイダーマンに変身すると、地下鉄の駅へ。これが呼び水になって、NY市警の警察署が一斉にパトカーを発進させます。

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「そこの不審者、止まれ!止まらないと撃つぞ!」早くもスパイダーマンに追いついたパトカー1台が警告を発しながら、拳銃を構えます。が、スパイダーマンはすかさず、クモの網を繰り出して、警官の動きを止めます。

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そのまま、乗客の悲鳴を無視して地下鉄に飛び乗り、鉄道移動します。先回りして、駅出口で待ち伏せする警官隊の前を、今度はロープを使って、飛びすぎます。

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と、そのころ、フリント・マルコに扮するサンドマンは、徒歩で国連本部ビルに入り込みます。ここで、サンドマンに変身すると、自身の身体をコンクリートに固め、警備された金庫を粉砕。世界の平和を脅かす極秘物件を入手します。

スパイダーマンも最寄りの駅に降り立ちますが、警官隊との押し問答で時間を取られます。「僕は、敵じゃない!」(イベント「警察の協力」)

その隙にサンドマンは、マンハッタン島の出口であるクイーンズ・ボロー橋へと向かいます。ここを封鎖する警官隊のバリケードを見るや、今度は流砂となって襲いかかり、これを突破します。

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ちょうどそこへ、NY市警が到着し、パトカーを防壁代わりに射撃準備を整えます。が、サンドマンは側にいた通行人を捉えて「人質」にし、銃撃を封じます。

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にらみ合う警官隊とサンドマンの前に、やっとスパイダーマンが登場します。初手から惜しみなく必殺技ロープを繰り出すスパイダーマンに、サンドマンは身体を流動化させ、これを封じます。逆襲で、サンドマンが腕をコンクリートにして襲いかかりますが、研ぎ澄まされたスパイダー感覚で躱します。

一進一退の攻防が続きますが、警官隊が増加するのを見たサンドマンは、分が悪いと判断。「包む」を使ってスパイダーマンを気絶させると、すかさず、「流動」で風に乗って移動します。

ここで「隠れ家」をプレイ。タイムズスクエア近くの公園へと逃げ込みます。不審者が公園に入ってきたのを見ていた通行人が、警察に連絡。すぐにパトカーが急行します。

すると、サンドマンは敷地外に止めてあったヘリコプターを奪取。操縦者を脅しつけて、強引に発進させます。これを見たスパイダーマンも、近くのヘリポートに向かうと「あいつを追ってくれ!」と発進を要請します。

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両者が乗ったヘリが激突したのは、イースト・ビレッジ街区の上空でした。スパイダーマンは窓から身を乗り出すと、クモ糸を敵ヘリに命中させます。そのまま、ジャンプすると、テイルローターの根元に強烈なキックを見舞います。

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これでローターが破損した敵ヘリは、ゆっくり回転しながら、墜落・大破します。残骸から首を振りながら出てきたサンドマンに、スパイダーマンがすかさず、パンチを見舞いますが、サンドマンは瞬時に身体を硬化させて、これを無効にします。

狭い街路で丁々発止の戦いが続くうち、警官隊が集結に成功します。今度は一斉射撃があたり、サンドマンがよろめきます。と、ここで、またも「人質」。

手が出せない警官隊の背後に、特殊車両が到着し、催涙弾攻撃に切り替えます。このうち、一発が至近弾になり、サンドマンが気絶します。

「今だ!」スパイダーマンは必殺のロープをサンドマンに巻き付けていきます。これに気づいたサンドマンは引きちぎろうとしますが、強力な強度を持つクモ糸は次々と絡みついていき・・・ついに捕縛!NYを舞台にした大捕物は、スパイダーマンの勝利で終わりました。

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