続いて、古典的歴史攻防マルチの「History of the World」(アークライト)の4人プレイをしました。陣営は、緑(平)・赤(エンジョウ)・白(BIBI)・紫(mitsu)です。

第1エポックは、大きな差がなく、白(BIBI)のアッシリアをトップに、4人が10点台で並びます。ここで、紫(mitsu)はあえて少ない殷を選び、第2ターンのローマに賭けましたが・・・。

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第2エポックは、残念ながら、圧倒的なローマは起こらず。ならばと、紫(mitsu)は文明の守護者ことマケドニアを選び、征服した土地の行政組織をそのまま残して(特別ルール)31点を獲得し、トップに躍り出ます。これに次いで、勢力を伸ばしたのが赤(エンジョウ)で、ローマがいなければカルタゴの天下と、23点を加点し、第2位に。

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先の文明が残るこれ以降、各陣営は国順やイベントカードを駆使して、20-30点台、時には40点台を獲得して、丁々発止のかけ引きに。第3エポックは、ササン朝を引いた赤(エンジョウ)が43点でトップに飛びだし、ほぼ同じく42点を獲得した東ローマ帝国の白(BIBI)が次点に着けます。

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第4エポックは、やや遅れ気味だった緑(平)があえて先手のヴァイキングを選び、このエポックで最大の36点を獲得します。また、紫(mitsu)もスペイン艦隊を派遣し、33点で100点を超えます。が、辺境だったはずの赤(エンジョウ)の明が、予想外の活躍を見せ、総得点118でトップを守ります。

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いよいよ最後の第5エポック、「たまたま先手になった」白(BIBI)のムガル帝国が、セミダブル効果で41点を叩き出し、一躍、トップに返り咲きます。これを47点獲得の緑(平)が追いかけ、140点を超えますが、あと一歩届かず。最弱国のロシアとなった赤(エンジョウ)も考えられる全ての手を持って、やはり140点を超えましたが・・・トップの白(BIBI)さんがそのまま勝利しました。

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とはいえ、全員が10点以内の接戦だったわけで、非常にいい勝負でした。

途中で火星開発をした後で、バルジを終えたにしさくんを加え、第二戦に。陣営は、緑(平)・赤(にし)・青(エンジョウ)・白(BIBI)・紫(mitsu)です。

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第1エポックは、緑(平)の十六大国18点を筆頭に、全勢力が5点差という、超団子状態に。

そして、迎えた第2エポック、いつにヒストリー史上最大級のローマが登場します!見事に、引き当てた赤(にし)のうれしそうなこと。が、ローマは戦闘drが偏り、地中海を制圧するのに止まります。それ以上に勢力を伸ばしたのが、カルタゴで先行した緑(平)で、ローマを凌ぐ26点を獲得し、トップを守ります。

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第3エポックは、中小国が多い中、赤(にし)がササン朝ペルシアで唯一の70点台に用達し、ここで逆転します。これを緑(平)のフランク王国と白(BIBI)の東西ゴートが、約10点差で追いかける形に。

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第4エポックも、比較的中小勢力の勃興が続きます。白(BIBI)がセルジューク朝トルコで101点とトップに立てば、意外と点が取れるメソアメリカで赤(にし)が99点と肉迫。緑(平)のオスマン朝も92点と、三者の大混戦に。青(エンジョウ)のポルトガルと紫(mitsu)の明はともに80点台で、勝利は厳しくなります。

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が、最終の第5エポック、意地を見せたのは、この2勢力でした。青(エンジョウ)は大英帝国を用いて、全世界に艦艇を派遣し、その名の通り「太陽が沈まない帝国」を作り上げ、42点を獲得します。紫(mitsu)もフランスを率いて、負けじと帝国主義の本領を発揮し、それを上回る46点を得ます。が、最後は、またも「先手になった」白(BIBI)のムガル帝国が、38点を獲得して隆盛!なんと並み居る帝国主義諸国を押しのけて、二戦連続で現代史にその名を刻むことに成功しました。

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きっと、まともな蒸気船も作れない沿岸航海の古い帝国が、山川出版の教科書に最大の行数で載ったんでしょうね~(笑い)。