後半に会場を歩いていると、ソフィア会主催のHAさんが、さいたまオフラインのブースにいまして(ややこしい?)。SLGamer最新刊の「Samurai of the Sky」(SLGamer)をインストしていただくことに。

このアイテムは、空戦ゲームで主流のプロットをなくし、かわりに機動カードを使ってリプレイアビリティを高めています。また、機種も大戦初期の戦闘機のみで、ドッグファイトだけに絞った潔さです。よって、ルールブックは5ページ(しかも図表類なし!)と空戦フライトシミュレーター系としては、格段にシンプルです。

三次元機動を非常に苦手とする自分ですが、カードによるプロットなら「Down in Flames」と一緒だし、これなら行けるかも、大いに期待しましたが・・・。

今回の対戦は、インストとして、零戦21型とワイルドキャットの一騎打ちです。mitsuが零戦21型を、HAさんがF4Fを受け持ちます。

序盤、F4Fは得意の高速性を生かすべく、接近しながら上昇を続けます。高度が非常に大事ということくらいは知っているmitsuも、零戦を上昇させます。

ともに高高度に到達したところで、両機がはじめての接近をします。速度で負けても旋回性能なら零の方が上(のハズ)と、巴戦を仕掛けましたが・・・ああ、drが6ばかりで全然、曲がれないじゃないですか!練度が低くて直進しかできない零を、F4Fが急襲します。この時は、射撃drに助けられ、損害なし。

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こりゃ、危ないと、零戦は一旦、高度を下げ、速度を増して距離をおこうとしましたが・・・あれほど大切とわかっていたはずの高度を捨てたことで、プロットが先に。この隙をベテランHAさんが見逃すはずもなく、エンジン全開で急降下に移ったF4Fが、零戦を背後から襲います。今度は、射撃drも冴え命中!しかも5/6の確率で撃破に。が、ここはまたも6を出したmitsuのdrによって、損傷に止まります。

零戦は一矢報いんと、急上昇でバーティカルロールを試みますが、これも失敗し、明後日の方向へ。どれだけ、6を出したことか!ああ、私はいったい、どこを飛んでいる?!(しくしく)

もっともこれが幸い(?)したのか、両機ともその後は接触なく、連合軍優勢でゲーム終了となりました。う~ん、ゲーム慣れや勘所の差は仕方ないにしても、機動drが酷すぎて・・・こんな簡易プロットでも、行きたいところに行けないとは!!やっぱり、自分には、軌道計算が必要な空戦ゲームは無理なのかしら・・・(泣き)。

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