例会の最後に、にしさんのリクエストで「ノルマンディの切り札」(CMJ)を対戦しました。

上陸ターンですが、全てが上陸できたものの、ゴールド、ユタ海岸と空挺降下でdrが酷く、始まる前から3ステップの損害となってしまいます。

気を取り直して第1ターン、降下偏差した空挺師団を使って、カランタンを包囲するなど、前進を果たしますが、空軍を敵後方の攪乱に使ったため、戦闘までは行かず。

第2ターン、包囲したバイユーの高射砲連隊を壊滅させると、道路移動を駆使して、一気にサン・ローを占拠します。また、カランタンに包囲攻撃をかけますが、無情にもA1となり、突進はできず。

第3ターン、またもカランタンを攻めるもD1で陥落せず。精鋭の降下猟兵師団とはいえ、なんて堅いんだ!(drが酷すぎるだけですが)。

第4ターン、どうにかカランタンを奪取し、シェルブールに別働隊を向かわせたのですが、ここでドイツ軍が反撃!

カーン前面に集結した5個装甲師団+支援部隊が、薄いイギリス軍の戦線を強襲。こちらのdrは冴えにさえ、1個師団が基幹部隊になるほどの猛攻で、部隊が後退します。と、ドイツ軍は、戦闘後前進で大胆にも海岸堡に迫る突進を見せます。が、敵ながら、こんなに前進して大丈夫かしら?

第5ターン、先手を取った連合軍は、敵の後方を遮断し、全装甲師団を遊兵化してしまいます。「ええ!補給が通じていましたっけ?!」そう、にし司令官は突入に夢中になるあまり、連合軍の補給遮断をミスしていまして。結果、5個機械化師団が丸々、包囲され、(次々ターンまでかかって)撃滅されます。

第6ターン、一時的に敵の主力が無力化したので、アメリカ軍が攻勢を強め、シェルブールを陥落させ、クータンスを包囲します。

第7ターン、連合軍はポケットの掃討とクータンスを攻略し、VPは14点に達します。

時間がなくなってきた第8ターン、連合軍はカーンの両都市を占拠し、ウィルデューの後方を遮断します。ここで、VPが16点を超えたため、ほぼ連合軍の負けはなくなりましたが、勝利の20点にはあと二つの都市が必要です。

最終の第9ターン、まずはウィルデューに包囲攻撃をかけ、これを奪取します。ドイツ軍も歩兵部隊を敷き詰めて、時間稼ぎをしますが、高AP カードを投入して回廊を切り開き、1.5:1でピールを強襲します。ここで見事に1/3の確率をこじ開け、20点超!

が、まだドイツ軍にカード1枚が残っており、装甲師団が駆けつければ、同じく1/3の確率で引き分けに持ち込めましたが・・・このカードが、なんと「混乱」。第1ターンに打った布石が、最後の最後に生きた形になりました。
今回はかなりdrが偏り、苦労しましたが、その分、勝利できて感無量です。