今年の千葉会初めは、CMJ四月号に掲載予定の「官渡戦役-曹操対袁紹-」のテストプレイです。まだ、最後の調整やルールの詰めもあるようですが、今の状態でも十分に面白いアイテムです。今回は、作戦級の鬼Das Reichさんとyagi会長、mitsuの3人で入れ替わり立ち替わり、ローテーションで楽しみました。今回は簡易レポートになりますので、詳しくは、発売の本誌記事をお待ちください。
第一戦は、曹操(mitsu)対袁紹(Das Reich)の対戦に。序盤、曹操軍は内線作戦で機動防御を行い、袁紹軍の拡大を防ぎ、VPを低下させます。このまま、行けるかと思いきや、一瞬の隙をつかれて、許の首都攻防戦に。これを文醜がきっちりと決め、あっという間のサドンデス負けでした。
第二戦は、曹操(yagi)対袁紹(mitsu)の対戦に。一戦目の電撃作戦と大違いで、双方とも安全策をとって、慎重に兵を進めます。結果、盤面はほとんど変わらないのに、丁々発止の駆け引きとカード補充が繰り広げられます。このまま、後半に入ったところで、事態が大きく動きます。北部で消耗した顔良を、曹操主力が撃滅し、顔良が戦死。そのまま、傾いた天秤は戻らず、曹操軍の勝利となります。
う~ん、どうも、今年はまともなアイテムで勝ちがなく・・・。1月のちはら会で唯一ヒストリカルな「ノルマンディの切り札」(CMJ)で引き分けたのを皮切りに、このアイテムも二連敗スタートです。
昼食後、気を取り直して、曹操(Das Reich)対袁紹(mitsu)の第三戦に。袁紹軍は規範的な外線作戦で曹操領の浸食を行い、曹操軍は対抗して内線作戦の機動防御を行いますが・・・武将の討ち取りチェックで、曹操軍が片端から討ち死を出します。途中、袁紹軍も文醜が死亡し、持ち直すかに見えましたが、中盤にさしかかったところで消耗した曹操本隊が撃滅されます。振ったdrは・・・またも戦死!あまりにDas Reichさんのdrが惨すぎて、ギャラリーからは笑いが起こるほどでした。
続いて、陣営を入れ替えて、曹操(mitsu)対袁紹(Das Reich)の最終戦に。ところがここでも戦死drは「大活躍」で、袁紹軍の武将が次々に討ち取られていきます。曹操軍の機動防御も綺麗に決まり、袁紹軍の士気が崩壊して、順当な終了となりました。
それにしても、1/3の確率の戦死判定を、5回連続(!)で出せるとは。完璧な作戦をなぜかdrが裏切るという「Das Reichさんあるある」は正月から健在でした(笑い)。
これだけだと運のしゲームと思われがちですが、実は迎撃や戦闘前退却などの最善を尽くした上で、drがよい彩りを与える好ゲームです。発売が待ち遠しいです。