続いて取り組んだのが、師団級ノルマンディ戦CDSの「ノルマンディの切り札」(CMJ)です。連合軍(str)対ドイツ軍(mitsu)の対戦になります。
上陸ターン、連合軍はスウォード海岸の1個師団が損害を受け、第82空挺師団がスカッターしますが、いずれも着上陸に成功します。

第1ターン、連合軍は「交通妨害」を仕掛けますが、これは「ドイツ空軍」の活躍で無効に。さらに「後方攪乱」もありましたが、連合軍は展開を優先し、通常の作戦値として使用します。
連合軍は、オマハ方面とイギリス軍方面で初期攻勢に出て、占領地域を拡大します。ドイツ軍は、拠点のバイユー以外は包囲されない位置にいたため、カードの購入を優先し、「補充」を獲得します。

第2ターン、なおも連合軍はバイユーを包囲攻撃で陥落させると、コタンタン半島でシェルブールに向けて攻勢に出ます。また、イギリス軍もカーン方面で圧力をかけ、北部市街地を占領します。
ドイツ軍は援軍を展開し、サンローから中央高地経由でカーン南までの戦線を構築します。

第3ターン、連合軍は中央部に兵力を集中し、攻勢に出ます。防御力の低い歩兵を狙って戦線を後退させ、そこから浸透した部隊がサンローの2個師団と中央高地の歩兵・高射砲スタックを包囲します。
が、これは時期尚早でした。ドイツ軍は「補給」の4作戦値を使い、装甲師団による反撃に出ます。まず、サンローの背面に展開したアメリカ軍の機甲師団を逆包囲し、2回の攻撃でこれを殲滅します。

さらにそれを救出に来た歩兵師団を包囲し、2ステップの損害を与えます。
第4ターン、損耗したアメリカ軍歩兵師団は救出攻撃により、一度は補給が繋がったものの、十分な離脱ができず。再包囲され、全滅します。これにより、連合軍のVPが2点とサドンデス敗北以下になったため、なんとかもう1都市を取ろうと、カランタンを包囲攻撃しますが・・・3個歩兵師団による攻撃はdrに嫌われ、失敗。結局、3VPを満たせず、ドイツ軍のサドンデス勝利となりました。

連合軍は薄い中央を攻めて戦果を上げたまではよかったのですが、反撃を受けてVPが減少。かつ、カランタンやシェルブールが後回しになったため、得点が入られなかったのが、痛かったようです。常に不足気味の作戦値を有効活用するかが、このゲームの悩ましいところです。