歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

カテゴリ: 古代史

ここ数年、休日出勤の影響で参加が遠のいている千葉会ですが、三連休の中日こそ、と11月の例会に参加してきました。会場の森のホールは、駅からのアクセスがやや不便なものの、自然に囲まれた静かな環境が魅力でして。広めの部屋を取ると参加者が少なめという、千葉会ジンクス(?)の通り、落ち着いた対戦となりました。
 
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まず、緒戦は「HANNIBAL」(Valley Games)を、研究し尽くしている喜多川さんと。カードドリブンの至宝と呼んでいいアイテムで、最近も猿遊会でプレイしまして。会長のyagiさんいわく、「同点でも勝てるカルタゴが有利」とのことで、ならば、ローマで意地を見せましょうと、mitsuがローマ軍、喜多川さんがカルタゴ軍で対戦です。
 
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序盤、アルプス越えを図るハンニバルに対し、徴兵でフル戦力となったプブリウスが先手を取って、キサルピアに侵攻し、ここの支配をもぎ取ります。退路がないキサルピアが危険と見たハンニバルは、ルグリア経由で北イタリアに進行します。
 
第2ターン、ローマの執政官はマルケルス!それでもハンニバルは、高い戦術能力を生かして、2回にわたって、マルケルスを退けます。が、不利を承知でパウルスがキャンペーン・アタックを敢行し、10ラウンドの引き分け(ハンニバルの撤退)で2戦力を消耗させます。止めは、マルケルスで、三度目の正直でカルタゴ軍を撃破し、ハンニバルは這々の体で撤退します。
 
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が、今回のハンニバルは、しぶとかった!マルケルスがキサルピアの部族制圧を進める間に、ヒスパニアですぐに兵を補充すると、再び、ルグリア経由で北イタリアへ。血気だけは盛んなネロが迎撃しますが、巧みな戦術の前に敗退。ルグリアでの徴兵に成功したことで、一時、エトルリアの支配をもぎ取ります。
 
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このまま、放置できないローマ軍は、第4ターンにネロとマルケルスの連続攻撃で、ハンニバルを消耗させ、再び、これを撤退させます。
 
この間に、キサルピアとルカニアの部族を鎮圧し、いよいよ、ローマ軍の外征かと思いきや・・・第5ターン、カルタゴ軍の外交が炸裂します。マケドニアのフィリップⅤ世の同盟に続き、シラクサの叛乱!シラクサ叛乱は、いずれは起こりうることで、鎮圧には手間がかかりますが、早期なら時間はあると、マルケルスが7戦力を率いて制圧に向かいましたが・・・。
 
連続して攻城戦を仕掛けますが、あまりにdrが酷く(どうしても4以上が出ない!)、ローマ軍が一方的に損害を受けます。それでも、陥落まで後一歩までいったものの、全滅覚悟で乗り込んできたハシュドルバルに大敗し、包囲に失敗。
 
ならばと、ハンニバルを撃退したアフリカヌスを南下させ、強行軍カードを駆使して、連続攻撃をかけるものの、ああ、drはまたも3以下!結局、シラクサが陥落したのは、のべで15回の攻撃をかけた最終ターンのことでした(平均なら、6回で落ちるはずなのに!)。この泥沼の攻城戦で丸々、2ターン分の戦略カードと9戦力に及ぶ兵力を使い果たしたローマ軍に、7度目のアルプス越えをしたハンニバルを押し返す力はなく、9:9の同点でカルタゴ軍の勝利となりました。
 
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う~ん、確かに戦略カードに恵まれなかった点は、あります。
カルタゴ領の叛乱カードが1度も来ない。
フィリップⅤ世は、最後まで中立化せず。
「伝令の捕獲」を2回喰らう。
満足にキャンペーンカードがない(よって、キャンペーン・アタックは1回のみ)。
あれ、思ったより、酷いな~(笑い)。
 
が、会戦では、果敢な連続攻撃で、ハンニバルを3度にわたり、敗退させるなど、できる手は打ってきました。それなのに一度も外征できずに敗北とは・・・とほほ。相手の喜多川さんも「なんか申し訳ないような・・・」と素直に喜べない(?)勝利だったようで。
 
最後に思い浮かんだのは・・・「勝ったのは、実はアルキメデス!」でした。かのシラクサの数学者が史実でもローマ軍を苦しめたように、艦隊を焼き尽くしたとされるソーラレイやアフリカヌスを禿にして士気を下げる生物兵器(?)を使ったに違いない!と、みなで大笑いでした。
 
蛇足に・・・
「迎撃時は、指揮官が率いる戦力は10CUを越えていいのでは?」というビックリな説が出まして。確かに、移動や撤退の項には明記されているのですが、迎撃には戦力規定が見あたらないんです。ただ、十分に準備をした通常移動でさえ10CUが限界なのに、敵の移動に対応する迎撃で20CUとか一度に動かせるのはあの時代ではありえないのでは、と思っています。どなたか、BGGあたりでご存じの方がいましたら、教えてくださいませ。

新潟から来場した蒼き臥龍さんから対戦予約を受け、傑作CDS「HANNIBAL」(Valley Games)を対戦しました。
 
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序盤、カルタゴ軍にろくなカードが来ず、蒼き臥龍さんは、慎重に兵を進めます。恐る恐るアルプスを越えたにもかかわらず、消耗のdrは6!対照的にローマ軍には、マイナー/メジャーキャンペーンはじめ、かなり有利な戦略カードが来ていて、早期の迎撃も考えましたが、せっかくのゲームを破綻させないためにも、自重することにします。
 
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代わりに第2ターンにP.Scipioをヒスパニアに送り、迎撃に来たHasdrubalと戦闘に入ります。待ってましたと「スペイン兵の脱走」をするものの、惜しくも撤退で躱されます。さすがに援助がないと厳しいので、一時、マッシリアに退却し、様子見に。
 
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続く、第4ターンに「ヌメディア騎兵の脱走」が来たので、今度はNeroをアフリカに派遣します。カルタゴ市からは距離があり、Hannoが来る前に西ヌメディアの支配をひっくり返せるはずでしたが、ああ、まさかOP3の「強行軍」!慎重派とは思えない速度で急行したHannoによって、先端が開かれ、未だ、支配PCのないローマ軍は全滅の憂き目に遭います。
 
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一方、HANNIBALは、第2ターン以降、予備隊のGisgoとともに、北イタリア慎重に兵を進めます。ローマ軍もほぼ同等の兵力で迎撃し、ローマの盾Fabiusまで投入します。一度でも勝利できれば、形勢は大きく動くはずでしたが・・・ああ、6連戦に悉く敗北!基本に忠実に戦闘をしているはずなのに、なぜか、イニシアチブが取れない。逆に、カード運の悪さを戦闘で凌ぐカルタゴに、一時はエトルリアまで支配される羽目に。
 
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この序盤から中盤の勝ち切れなさが、終盤に入って響くことに・・・。
 
第6ターン、Africanusが登場し、コンソルにMarucellus、プロコンにFabiusと盤石な陣容となります。ここで、キャンペーンアタックができれば、Hannibalの討ち取りも十分に可能でしたが、前半の戦略カードとは打って変わって、のべ4ターンで1枚しか来ず。それでも、通常の攻撃で Hannibalを追い詰め、なんとかイタリアから撤収させることに成功します。
 
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が、ここにきて、戦略カードの引きが完全に逆転。カルタゴ軍の怒濤の叛乱カードや外交攻勢に、まともにOP3がないローマ軍は防戦一方に。最終ターンになんとか支配地域を10:8にしたものの、最後の2枚でシラクサの叛乱と外交でひっくり返され、逆転負けに・・・とほほほ。
 
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う~ん、あと1ターン、遅かった。今回、蒼き臥龍さんが「敵のCUのいるスペースには迎撃できない」というルールを十二分に活用し、かなり緻密な迎撃をしていたことが、参考になりました(特にGisgoの迎撃が凄かった)。次回から、使わせてもらおうっと。
 
また、膠着しがちな戦局を打開するため、臥龍さん推奨の「戦闘に参加できる総兵力は10CUまで」をやってみました。確かに、ハンニバルのイタリア進入やローマの逆襲で、戦局は動きやすくなると感じました。が、個人的にはこれまでのルールが長かったので、やっぱり違和感がありまして。オリジナルのままでも「難局に立ち向かうハンニバル」ぽくっていいかなとも思います。
 
最後に、ルールの適用「間違い」を一つ。
 
「プロコンソル軍が、コンソル軍のいるエリアを通過する場合、コンソル軍より大きな兵力を率いていけない」と指摘を受け、「えっ、今までずっと間違っていた?!」と焦ったのですが・・・AARを書くのに確認してみたら、

18.3「プロコンソル軍が、コンソル軍が5CU 以上あり、コンソル軍より規模が大きい場合、通過して移動できる」と、今まででよかったよう。今回は、プロコンによる迎撃に苦労したので、次は「正規」の波状攻撃でHannibalを討ち取ってみましょう。

ちょうど、仕事が落ち着いた先週の休日に、sawadaさんを誘って、自宅オフ会を開催しました。sawadaさんから「ロシアン・キャンペーン2」(CMJ)の申し出があったんですが、自分はこの古典をソロさえしたことがなくって(!)・・・妙なゲームは対戦しているんですけどね(笑い)。
 
代わりに、茨城会でも盛り上がっているCDSの傑作「HANNIBAL」(Valley Games)を引っ張り出しまして。sawadaさんはVASSALでソロはしたことがあるのですが、対戦は初めてだそうです。序盤にイニシアチブを持っているカルタゴをsawadaさんが、対ハンニバル戦に特化したローマ軍をmitsuが担当します。
 
第1ターンは、定石通り、PC合戦からスタート。が、どうもローマ軍のカード引きが悪く、3PCと2PCがわずかに1枚だけ(!)。やむなく、軍団は動かさずに、必要なPCを配置します。と、この隙にハンニバルは颯爽とアルプスを越え、北イタリアに進入します。
 
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第2ターン、執政官によっては反攻を考えていたのですが・・・ああ、ここでヴァロとネロの最弱コンビ(!)。やむなく、増援カードを使ってせっせと兵力の補充に努めます。ローマ軍の主力が動かないので、ハンニバルは慎重にサムニウムの侵略を進めます。
 
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第3ターン、ここでやっとキャンペーンカードが来たので、ローマ軍は伝統のキャンペーンアタックを仕掛けます。執政官はネロとP・スキピオ、前執政官がヴァロと、実に頼りない布陣ですが、30戦力があれば、なんとか道は開けるはず(まるで赤軍か?!笑い)。
 
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まず、P・スキピオがハンニバルに攻撃を仕掛け、7ラウンドの激戦の末、これを撃退。ローマ軍はヴァロ、ネロのコンビが連戦を行い、第2戦はハンニバルに撤退されたものの、第3戦でローマ軍が勝利します。ハンニバルの戦力は2まで低下します。
 
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と、ここでローマ軍は、イベント「ヌメディアの叛乱」と「造反」を実施して、西ヌメディアにローマ軍のシンパを広げます。
 
第4ターン、ガリア・キサルピアで戦力を立て直したかったハンニバルですが、ローマ軍はすかさず、連続キャンペーンを仕掛け、「普通の将軍」フラミニウスが敵をアルプスの彼方に駆逐します。
 
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と、同時に、アフリカには機動力に溢れたネロを派遣します。慌てて、カルタゴ本国のハンノが反撃に出ますが、巧みなPC操作で東西ヌメディアの掩護を取り付けたローマ軍が健闘し、ハンノを撃退してしまいます。
 
第5ターン、ローマに待ちに待ったファビウスが登場。さっそく、キサルピアを奪還し、アルプスルートを封鎖します。
 
と、優位に立ったアフリカにさらにP・スキピオを派遣し、激戦の末、ハンノ軍を全滅させます。カルタゴ軍はやむなくマゴを海上輸送し、なんとか抵抗をするのがやっと。
 
追い詰められたカルタゴ軍は、ここで賭に出ます。ハンニバルのアルプス越えとローマ本国への侵攻!が、その前には、ローマ軍最強の将軍ファビウスが立ちふさがります。BCはハンニバルが12枚に対し、ローマ軍は15枚。その結果は・・・5ラウンドでローマ軍の勝ち!退路がないカルタゴ軍は全滅し、ハンニバルも戦死!もはや、逆転は不可能ということで、ローマ軍の勝利となりました。
 
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久しぶりの「HANNIBAL」でしたが、やっぱり、面白い!独特な戦闘システムや過不足なく入った特別ルールなど、若干、敷居は高いですが、mitsuがベスト3を選ぶなら、必ず、入れる面白さです。もし、所有していて未プレイの方がいたら、作戦のインストもしますよ~。
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この日、一番に対戦が決まっていたのが、「HANNIBAL」(Valley Games)です。昨年初めにプレイしたのが最後で、その時は喜多川さんのローマ軍で寄り切られた覚えがあります。
 
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今回は、その再戦で、陣営はmitsuの希望でローマ軍を、喜多川さんがカルタゴを担当します。
 
第1ターン、アルプスを越えたハンニバルに対し、16戦力を集めたローマが南下を阻止します。最後のカードで、CELTIBERIAの叛乱により、若干の有利に立ちます(確保した州9:8)。
 
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第2ターン、このまま、膠着するものも面白くないので、一旦、マルケルスをローマに下げ、敵を誘います。封鎖部隊が減ったため、これに乗ってハンニバルが戦闘を仕掛けます。多少なりとも消耗できれば、次ターンの執政官次第でキャンペーン・アタックを狙っていたのですが・・・天才的戦術家は強かった!第6イニングスまで粘りましたが、プブリウス・スキピオが敗退。損耗で1損害を与えたものの、潰走によりのべ6戦力を失う惨状に。
 
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第3ターン、やむを得ず、プロコンソルとなったマルケルスが封鎖を交替します。が、果敢に攻めるハンニバルが連勝し、エトルリアまでに攻め込まれます。
 
苦しくなったローマ軍は、ここで「停戦」を発動。まだ、かなり手持ちカードがあったので、手番を減らせれば程度に思っていたのですが・・・なんと、カルタゴ軍に停戦破りのイベントがない!これで、一息ついた、ローマ軍は兵力の回復を行い、アフリカヌス登場まで時間を稼ぐことに成功します。
 
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第5ターン、敵主力がイタリア本土に釘付けになっている隙に、別働隊がヒスパニアに上陸し、揺さぶりをかけます。これに対し、ハシュドルバルが三度にわたって迎撃を仕掛けますが、「ヒスパニア傭兵の離脱」とフラミニウスの奮闘によって、ローマ軍がなんと3連勝!敵が弱体化した隙に、IDUBEDAの確保に成功します。
 
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さらに、第6ターン、アフリカヌスもヒスパニアに投入し、決戦態勢を取ります。バルカ家本土の危機にいたり、カルタゴ軍はやむをえず、ハンニバルを呼び戻します。
 
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戦力的にはほぼ互角でしたが、「戦象の恐慌」などにより、アフリカヌスが有利に。2回に及ぶハンニバル対アフリカヌス決戦をローマが制し、万事休す。
 
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この隙に、ヴァロ率いる別働隊がBAETICAを攻略します。さらに、「ヌメディアの叛乱」で東ヌメディアを失ったカルタゴ軍は、わずかに5州の確保しかできず、7政治ポイントのマイナスに!
 
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この時点で逆転は極めて困難ということで、ローマ軍の優勢勝ちとなりました。

ライフワークのボランティア引率のハズだった三連休ですが、急遽、業務が入り、断念(冗談ではない!)。せめて一日くらいはと、仕事を片付けて、千葉会に参戦しました(見たか!)。前回が4月でしたから、約半年ぶりです(認めたくないものだな・・・)。
 
朝一でまだ人が集まる前だったので、会長のyagiさんといろいろと「深~い話」ができて、よかったです(お昼の中華屋でもありがとうございました)。
 
そうこうするうちに、みなさんが集まってきまして・・・。DRAGOONさん、喜多川さん、yagiさん、mitsuの4人で、フィギュア系戦国マルチの「Shogun」をプレイしました。
 
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このアイテムは舶来品でありながら、珍しく(失礼!)地政学的に正しい、戦国時代になっていまして。全国を舞台に、同兵力で覇を競うゲームです。どの勢力も、攻勢可能な3個軍団(機動グループ)を持っていて、いかに敵の主力を殲滅するか、が勝負の綾になります。ちなみに国土はリソースポイントを表し、徴兵や城づくり、諜報活動、傭兵(浪人)募集、順番決定などに使えます。リソースポイントは毎ターン使い切りなので、あんまり頭を悩ませることはなく、さくさく進みます。
 
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序盤、近畿から関東にかけて勢力を持つ紫(DRAGOON)さんが、なぜか、畿内に執着。そこを、九州と南畿に基盤を持つ青(yagi)が突いて、紫(DRAGOON)の1個軍団を壊滅してしまいます。
 
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と、東北と関東を席巻した緑(喜多川)が弱体化した紫(DRAGOON)の側面を突き、一気にトップに立ちます。
 
このままだと、紫(DRAGOON)が滅びて、勝負が付きかねないので、青(yagi)が海路を縦横に使って、上総上陸など緑(喜多川)にゲリラ戦を仕掛けます。
 
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その間に、赤(mitsu)は四国と中国を統一し、山城を対緑戦(喜多川)との最前線に、長門と四国を対青戦(yagi)との防壁にします。
 
と、この頃には、ウォーゲーマーだけあって、最善手がそれぞれにわかりはじめます。初めの移動で軍団を前進させ、敵の前線を蹂躙。その後、最低限の守備隊だけを残して、主力は最終移動で機動防御のできる後方へ。こうなると、主力決戦は起こらず、延々とゲリラ戦が続く羽目に・・・。
 
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イベントもなくシンプルなシステム故に、千日手になりかけたところで、ちょうど、お昼。最終ターンだけ、プレイして、とりあえず、赤(mitsu)の優勢で終了。
 
第二戦は、喜多川さんとのHANNIBAL(Valley Games)の対戦に。mitsuがカルタゴ軍を、喜多川さんがローマ軍をプレイします。
 
序盤のローマ軍は、手堅い防御策で、北イタリアの隘路にハイスタックを作って、ハンニバルの進入を拒みます。
 
やむを得ず、山脈越えでエトルリアに進入したハンニバルは、ネロの迎撃を退けますが、ここで戦力を消耗。再度、キサルピアに戻り、正面からプブリウスに攻撃をかけたものの、さすがに戦力差はいかんともしがたく、敗退。戦死の危険があったので、断腸の思いでアルプスを越えて撤退します。
 
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ローマ軍はキサルピアの支配を取り戻します。さらに別働隊で、ヒスパニアを突きますが、駆け戻ったハンニバルの迎撃で、これは失敗に終わります。
 
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カルタゴ軍が攻めあぐねているうちに、第6ターンにアフリカヌスが登場。満を持したローマ軍は、アフリカヌスをアフリカに派遣しますが・・・ああ、ハンノの迎撃により、ローマ軍は壊滅し、アフリカヌスが戦死(!)してしまいます。
 
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早速、逆襲に移ったカルタゴ軍ですが・・・カード運もよくなったことで、逆に慎重になりすぎてしまいます。精彩を欠いたちぐはぐな攻めで、どうしても政治的優位を覆せず。
 
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第8ターンにやっとシラクサの叛乱が来て、イーブンになり、ローマ軍の逆襲も退けたのですが・・・。第9ターン、このまま、終わればと、実に消極的に「停戦」を発動してしまいます。と、最後にディプロマシーで、アフリカの一角がローマに寝返り、まさかの逆転負け!
 
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(確かに疲れていましたが)カルタゴなのに先攻を取ってしまったり、カードの組み合わせを間違えたりと、あまりにキレのないプレイに、がっくし・・・。だめだ、こんなボケボケ頭じゃ、ヤツラには勝てない!11月のヤマを越えたら、鍛え直します。喜多川さん、待っててね~。

第一戦は、自分の希望していたHANNIBAL(Vally Games)。松谷さんは、まともにプレイするのは10年ぶりくらいだったそうですが、気持ちよく引き受けてくれました。陣営は松谷さんが希望でカルタゴ軍を、mitsuがローマ軍を担当します。
 
第1ターン、カルタゴ軍はPC合戦の後、ハンニバルがアルプスを越え、キサルピアに進入。迎撃に出たスキピオと、史実通りの緒戦となります。戦象が威力を発揮し、第2ラウンドで早くもスキピオを撃破。が、早めの後退が実って、損害は3CUに留まります。
 
戦闘には負けたものの、最後のカードでローマ軍が「ディプロマシー」を放ってIdubedaを押さえ、支配エリアは10:8に。
 
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第2ターン、なおも勢いに乗るハンニバルは、多少のハンディをものともせず、変わって執政官になったフラミニウスを押しまくります。ここでも戦象が物を言い、2連戦でフラミニウスを完膚無きまでに撃退。一方、ヒスパニアではハシュドルバルがIdubedaを奪還し、支配エリアは9:9のイーブンに。
 
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第3ターン、もう一戦、負けると、一気に崩れる可能性のあったローマ軍でしたが、ここでローマの剣マルケルスが登場!ハンニバルの突進を正面から受け止め、のべ9ラウンドに及ぶ激戦に。最後の最後で勝利をもぎ取ったのが、ローマ軍でした。わずか1戦力まで消耗したハンニバルは、追撃を振り切り、アルプスを越えて撤退します。
 
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キアルピアに進入したローマ軍は「伝令の捕獲」も使って、カード数差を広げ、ここを制圧し、支配エリアは再び、10:8に。
 
第4ターン、本拠に戻ったハンニバルは、せっせと軍の再建を進めます。一方、敵の主力が北方にいると判断したカルタゴ軍は「アドリア海の海賊」を使って、3CUを率いるマゴを南部に上陸させます。これに対し、すかさず、ネロが南下し、マゴを撃滅。
 
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返す刀でキャンペーンで海を渡ったネロが、特殊能力(6移動力)を生かして、Baeticaを電撃的に占領します。支配エリアは、一気に11:7に。
 
第5ターン、バルカ家の本拠ヒスパニアの危機に、アルプス目前だったハンニバルがやむなく引き返します。ローマは増援を送り込んで、正面から闘う予定だったのですが・・・こういう時に限って、キャンペーンが来ない!このままでは狩られるだけと判断したヴァロは、5戦力相当を置き去りにし、ローマに撤退します。
 
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残ったローマ軍をオーヴァーランで一掃したハンニバルは、港のPCをひっくり返し、三度目の北上を始めました。が、ただでは転ばぬローマ軍は、再び、「ディプロマシー」を放ってIdubedaを押さえ、支配エリアは11:7のままに。
 
第6ターン、アフリカヌスの登場で兵力的に優位に立ったローマ軍に揺さぶりをかけるべく、ハンニバルが再び、アルプス越えを決行。キサルピアでこれを待ち構えていたファビスウスが迎撃に成功し、戦闘に入ります。BCは15:15のイーブン。が、戦術の天才ハンニバルは強かった!7ラウンドに及ぶ駆け引きの後で、右翼からの突破に成功し、これを撃退し、再び、キサルピアに地歩を得ます。
 
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第7ターン、ローマ本国への隘路で兵を建て直したファビウスに、再び、ハンニバルが襲いかかります。BCはまたも15:15のイーブンでしたが、激闘の末、なんと二重包囲に成功!首の皮一枚で全滅は免れたものの、ファビウス隊は7戦力を失って敗走します。
 
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この危機に、ローマ軍はヒスパニアに遠征予定だったアフリカヌスを回して、膠着状態に持ち込みます。
 
第8ターン、代わりに活躍したのが、執政官のマルケルスとネロでした。ヒスパニアに上陸した両軍は、十分な戦力がないハシュドルバルを牽制しながら、支配エリアを広げます。同盟軍の状況がほぼイーブンになったところで、決戦に!BCはほぼ同等でしたが・・・ハンニバルを撃退したことのあるマルケルスが、経験の差でハシュドルバルを撃破!これでヒスパニアのローマ支配は、決定的となりました。
 
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第9ターン、支配エリアは12:6と絶望的でしたが、諦めを知らない宿将ハンニバルは、ローマへの突破をかけて、最後の攻勢に出ます。迎え撃つは、アフリカヌスとファビウス連合軍。BCは15:20と、明らかな劣勢。それでも、戦術の天才は一縷の望みを託しましたが・・・ああ、まさかのイニシアチブがとれず、6ラウンドで敗退。もはや、挽回の術なしと、いうことでローマ軍の勝利となりました。
 
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その後の「ユリウス・カエサル」を含め、お相手いただきました松谷さんに感謝いたします。

せっかくの連休も2日間は休日出勤に取られたため、オフ会もままならなかったのですが、GWのYSGA例会に奇跡的に参加できることになりまして・・・。クラブ対抗戦でFLAT TOPの死闘を繰り広げていた千葉会のyagiさんに相談して、飛び入り参加することにしました。
 
会場に入って、驚いたのは、いつもにも増して、凄まじい人出、そして熱気!広島からの遠征団に加え、ミドルアース組の参戦、千葉会からの殴り込み(?)と、会場を埋め尽くす、人、人、人・・・。マーケットガーデンのビッグゲームが3つも立ち、Wave of Terrorのチーム戦あり、看板を賭けたFLAT TOPのクラブ対抗戦(うそ!)あり、と老舗サークルの動員力を感じました。たぶん、ちはら会の年間参加者くらいいたかも?(笑い)
 
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お相手は、以前、クレタ例会(!)で対戦していただいた「松谷健三」さん。実はこの日はお休みをと考えていたそうですが、飛び入り表明に応えてくださったそうで。どうもありがとうございます。
 
第一戦は、自分の希望していたHANNIBAL(Vally Games)。詳しくは、次の記事で。
 
その後、人生初の積み木ゲームをインストしていただきまして。ずっと以前から気になっていた「ユリウス・カエサル」(コロンビア社)です。カエサル対ポンペイウスの内戦を描いた積み木ドリブンで、ローマ共和国全体を描いた戦略級です。
 
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インストは15分ほどで終わるシンプルさながら、動員には指定在地があったり、エンジンとなるカードには強力なイベントがあったりと、それらしさがよく表れていました。
 
1回目は、カエサル(mitsu)の戦術能力を当てにしすぎて、敗戦。そのまま、主力がにらみ合ううちに、ポンペイウス(松谷)が小アジアとヒスパニアを押さえて、サドンデス勝ち。
 
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2回目は、感覚を掴んだのでいい戦いになりまして。ヒスパニアは両軍の攻勢と反撃が続き、取ったり取られたり。小アジアも先にカエサル軍が抑えたものの、アンティコアからの反撃で、一進一退。
 
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勝負を決めたのは、カエサルのアフリカ遠征でした。マッシリアで造船したカエサル海軍が、ネプチューンで制海権を奪取。そのまま、旧カルタゴ領に渡り、ウティカを攻略。再び、海輸で東進したカエサル主力がアレキサンドリアを攻略し、VP上で優位に。
 
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ポンペイウスも最後の反撃で、ローマに奇襲をかけましたが、drに恵まれず、3ラウンドでやむなく撤退。カエサル軍が薄氷の勝利となりました。
 
初プレイでしたが、実に面白い。カードを使った駆け引きが楽しめる秀作です。あの規模なので、ドライブ感は少ないですが、うまいこと、ローマ内戦を再現しています。システムはまるで違いますが、あの傑作「太平記システム」に通ずるものがあるなと、気がつきました。
 
松谷さん、楽しい対戦をありがとうございました。次は、ぜひ、「マルタ島攻略戦」でお願いします。また、急な参戦にもかかわらず、対戦をコーディネイトしていただいた山内会長に、心より感謝申し上げます。

インストを入れて5戦の疲れで、うとうとしていたら、千葉会会長のyagiさんが「HANNIBAL、ある?!」と声をかけてくれまして・・・。うれしいCDS対戦となりました。
 
第1ターン、よいカードがなかったのか、カルタゴ側の動きは鈍く、もっぱらPC合戦になります。
 
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第2ターン、押っ取り刀でハンニバルがアルプスを越えますが、ここで、フラミニウスが猛将を迎え撃ちます。戦象の活躍で、戦闘カードは13枚:12枚とカルタゴ側が有利でしたが、8ラウンドに及ぶ激闘の末、フラミニウスがまさかの勝利をもぎ取ります。すかさず、追撃でヴァロが攻撃をかけ、11枚のイーブンでしたが、ハンニバルを退けることに成功します。
 
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第3ターン、消耗し尽くしたハンニバルは、アルプスを越える撤退で全兵力を失い、這々の体でヒスパニアに逃げ帰ります。
 
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ここから数ターン、シラクサの叛乱はあったものの、小康状態を得たローマ側は、制海権を生かして、アフリカ、ヒスパニアに小遠征をかけ、敵を牽制します。時折、叛乱により、支配エリアが減ることはあったものの、概ね、イーブンの結果で後半に。
 
第5ターン、揺さぶりをかけるべく、ハンニバルがシシリアに上陸していましたが、第6ターン、登場したばかりのアフリカヌスがこれを迎え撃ちます。9ラウンドの名人戦の末、またもローマ側が勝利。戦死の危機に陥ったハンニバルは、多くの兵力を見殺しにして、アフリカに撤退します。
 
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第7-8ターンは終盤に向けて、両軍とも兵力の蓄積に備えます。8ターンが終わった時点で、支配エリアは9:9。
 
最終の第9ターン、このままなら、カルタゴの勝利となるため、ローマ軍はキサルピアにいるカルタゴ軍の撃破に全力を投じます。ローマの盾ファビウスとネロの連続攻撃で、ハシュドルバルが敗退し、キサルピアの支配がローマに。
 
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その後は、シシリアにアフリカヌスを、サルディニアにネロを配置し、叛乱を防ぐとともに、支配維持の防衛体制を取ります。残りカードはともに4枚ずつ。
 
と、ここでカルタゴが取り出したのが、「フィリップⅤ世」!マケドニアが同盟となったことで、ローマのカードが1枚減少し、海上輸送に-1drmがつきます。
 
満を持して、フル戦力のハンニバルが海上輸送を試みます。目標は、サルディニア!1/3の確率で、失敗の可能性がありましたが、ローマ軍の警戒網を見事に突破し、上陸成功!
 
迎え撃つは、司政官ネロ。こちらも迎撃を成功させ、ポエニ戦争の行方は、この最終決戦に。カードは13枚ずつのイーブンでしたが・・・ここに来て、ハンニバルの天才的な戦術が炸裂!予備を含めて計5枚の両翼包囲を成功させ、ネロを全滅させることに成功します。
 
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もはや、遮るものがなくなったサルディニアを、最後の1枚でカルタゴ軍が占領し、見事な逆転勝利となりました。
海上輸送成功と敵の全滅がともに達成できる確率は、わずかに1/6以下でしたが、これを成し遂げたカルタゴ軍に敗北です。
 
う~ん、やっぱり、HANNIBALは凄いゲームです。yagiさん実に濃密な対戦をありがとうございました。これで、ここ3戦はすべて敗北しているので、そろそろ、リベンジをしたいな~。

久しぶりに来場されたMさんが、「HANNIBALを買ったんですよ~」と対戦になりました。一応、緒戦と言うことで、mitsuがインストをしました。Mさんが希望でカルタゴ側を、mitsuがローマ軍を担当します。
 
序盤、アルプスを越えたハンニバルですが、思いの外、損耗がひどくなります(3e!)。それでも、軽く鞘当てをしますが、プブリウスに押され、やむなく退却します。
 
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その後、補充で兵力を増強し、南下を試みますが、今度はフラミニウスに阻止され、敗走。どうにもイタリア本国に入れず。
 
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その間に、ローマ軍は別働隊をヒスパニアに送り、攪乱に出ます。陽動のヴァロがBaeticaに上陸し、時間を稼ぐ間に、もう一人の執政官がIdubedaを攻略。ハシュドルバルと死闘を繰り広げます。
 
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中盤には、カルタゴ領の叛乱(NumidiaとCeltiberia)が相次ぎ、この時点でカルタゴの支配エリアは7に低下します。
 
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このままでは、ジリ貧となると判断したカルタゴ軍は、隘路を遮断するファビウスに、ハンニバルが強襲をかけます。BCは15枚対15枚のイーブンでしたが・・・ついにハンニバルが勝利!敵の本国へ進入します。そのまま、南下すると、南イタリアで兵を養います。
 
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が、この時、ヒスパニアが危機的状況に陥ります。満を持して登場したアフリカヌスが、ヒスパニア南部に上陸。マルケルスと共同でハシュドルバルを挟撃し、カルタゴ軍を全滅させます。これにより、ヒスパニア全土がローマ軍の支配下に。
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そして、迎えた第7ターン。根拠地ヒスパニアの危機に、ハンニバルは海上移動で、泣く泣く、カルタゴノバに転進します。イタリアに残された軍勢は、前執政官に選ばれたマルケルスによって、壊滅させられます。
 
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最後の戦いは、南ヒスパニアで起こります。寡兵で上陸したハンニバルを、いまや同盟軍となったヒスパニア兵を率いたアフリカヌスが迎撃。大兵を生かした物量戦で圧倒し、正面突破!ハンニバルが戦死し、必要なPCを除去できず、和平の嘆願となりました。
 
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驚いたのは、なんといってもMさんの練度の高さ!カードを熟読し、Club千葉や弊ブログを読み込んだだけあって、緒戦から非常に適切な用兵でした。慣れるまではハンニバルが暴走して敗死することが多いのですが(昔は自分がそうでした)、決して無理をせず、前半はほぼイーブンの展開に。中盤の叛乱続きとスキピオの登場で流れが変わりましたが、こりゃ、最後までいくかなという感触でした。ぜひ、また、対戦しましょう。
 
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この日の本命が、古代戦CDSの傑作「HANNIBAL」(Vally Games)です。前回、喜多川さんとプレイしてから無性に熱が上がっていまして・・・。掲示板でsinyamagさんに呼びかけたところ、茨城から参戦いただき、対戦することができました。持つべきは、よきの「ライバル」かな。sinyamagさんがローマ軍を、mitsuがカルタゴ軍を、担当します。
 
序盤、PC合戦の後、ハンニバルが定石のアルプス越えを行います。が、これが3eと最悪の結果に。リクルートで戦力を補充し、イタリア本国への突破を試みますが、隘路を封鎖したプブリウスに阻まれ、やむなく、キサルピアに引きこもります。
 
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ハンニバルさえ抑えれば怖いものなしと、ローマ軍はせっせと増強に励み、全く本国侵攻の隙を見せません。
 
第2ターン、ならば、南部で揺さぶりをと、別働隊のマゴを南イタリアに上陸させますが、フラミニウスの猛攻を受け、敗退します。
 
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戦力が整ったローマ軍は、第4ターン、フラミニウスをアフリカに派遣し、「ヌメディアの同盟」で、攻略を試みます。が、これは時期尚早で、ハンノとマゴの反撃を受けて、ローマ軍は壊滅します。
 
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第5ターン、ならば本命のハンニバルを叩くべしと、動員なったスキピオを含む3個軍団(!)を投入し、ローマ軍が「大戦役」を実行します。相討ち上等の消耗戦略に対し、ハンニバルが天才的な戦術を駆使して、ロングスとフラミニウスを撃退します。が、最後はスキピオに叩かれ、這々の体でアルプスを越えて撤退します(残りわずか1戦力)。これにより、ローマ軍の支配地域は、10:8と優勢になります。
 
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しばらくは、両軍とも再編成に時間を費やし、終盤の駆け引きに備えます。
 
迎えた終盤、カルタゴが同時多発攻勢で、ローマに攻めかかります。まず、ハシュドルバルがコルシカに侵攻し、地歩を築きます。
 
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同時にマゴがシシリーに海上移動し、ここの支配をもぎ取ります。さらにハンニバルがなけなしの戦力を持って、再び、アルプスを越え、キサルピアの支配を取り返します。
 
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これに対し、ローマ軍は軍団を分けて、迎撃を行います。まず、マルケルスがコルシカに上陸し、ハシュドルバルを駆逐。さらに、ネロが山脈越えでハンニバルを追撃します。が、これはハンニバルに撤退で躱され、不発。
 
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やむなく、アフリカヌスが長駆、シシリーに南下しますが、時間切れで後一歩、届かず。最後にカルタゴが支配地域10:8と寄り切って、逆転勝ちとなりました。
 
いやー、危なかった!記録を見返してみても、ハンニバルが勝ったのはわずかに1戦だけ!残りは全て、ローマ軍の数に押し切られています。sinyamagさんの対応が、いかに適切だったか、わかります。
 
第8ターンまでは、ローマ軍が優勢だったわけで、終盤に来たカード運がなければ、どうなっていたか・・・。本当に、最後の最後まで、手に汗を握る熱戦でした。最高のライバルに感謝いたします。

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