歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

カテゴリ: B級アイテムを救え!

今回、グループ乾坤一擲の平さんが「Ships  & Tactics」の「地球防衛軍2199版」と「ガミラス帝国2199版」を持ち込みまして。次のゲムマの新作テストを行いました。宇宙戦艦ヤマト系の白色彗星帝国を加えての3人プレイです。陣営は、白色彗星帝国(mitsu)・地球防衛軍2199(平)・ガミラス帝国(BIBI)となります。

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序盤、いきなり、白色彗星が突進をかけます。5耐久力以下の全ての艦艇が全滅するという特別ルールで、地球防衛軍の前衛部隊と損傷を受けていたガミラス艦が壊滅します。

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両陣営は彗星に攻撃をかけますが、十分なヒット値を与えられず、2回目の突進を受け、地球防衛軍はヤマト以下2隻と要塞を除いて全滅します。

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怒り心頭の両陣営は、波動砲と反射衛星砲の特殊攻撃を撃ち込み、なんとか白色彗星は撃破します。

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が、次に現れたガトランティス要塞都市と艦隊がヤマトに飽和攻撃を仕掛け、大ダメージを与えます。

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当然、ガミラス帝国がVP狙いでこれを撃破。せっかくのヤマトは、波動防御や波動カートリッジなどの専用兵器を使用することなく、姿を消します。

その後、ガミラス帝国は瞬間物質輸送機などを多用し、白色彗星帝国を削りますが、多勢に無勢でそのまま、多数の艦艇を沈めた白色彗星帝国の勝利となりました。

せっかくなので、第二戦として、イデオン(mitsu)・バッフクラン(BIBI)・マクロス陣営(平)の変わり種の三陣営戦を行います。

このデッキの肝は、イデオン陣営にどれだけキャラが早く来るか(イデのゲージが上がるか)がポイントでしたが・・・初手の手番で早くもルゥ・カララ・ベス・ハタリ・カーシャが集結!第2ターンにはメシア受胎が起こって、イデのゲージは最高の4に!

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こうなると、バッフクラン(BIBI)・マクロス陣営(平)は手を組んで、イデオン陣営に猛攻をかけることに。度重なる攻撃で艦艇を削られて、ソロシップが後列に登場すると、両陣営の攻撃は熾烈になります。が、バリア8(!)という強力な防御力とイデオンの迎撃により、十分な打撃を与えられず。

逆襲で攻撃に出たイデオンを、マクロス陣営(平)がデザイナーの手腕を発揮して(?)一度は撃破するものの、まもなく復活。最後は、イデオンソードがマクロス陣営の前列を切り裂き、ゲームエンドになりました。

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と、今回のプレイで、過去のルールの適用間違いがわかりまして。修正点は、以下になります。

その1:
 防御側が攻撃を受けて手札を消費した場合、敵の手番の終了時に制限数まで手札を補充できる。

その2:
 艦載機パイロットが対艦攻撃に成功した場合(事前に撃墜されなかった場合)、パイロットを任意で手札に回収し、再使用できる。

おそるおそる、この日のちはら会メンバーに呼び掛けてみたところ・・・なんと7名が参加!しかも、そのうち、2名が経験者とわかりまして。ただし、オリジナルのプレイアビリティの酷さに、数回、プレイしただけだそうで。ならば、ちはら会謹製のサポートグッズを使って、「正しい」友引町買い食いウォーズにしようではありませんか!(笑い)というわけで、世界初のAARを紹介します。

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各陣営のプレイヤーと担当キャラは、以下の通りです。( )内は体力です。

<生徒側>
 平…あたる(12)、カクガリ(9)、男子生徒(8)
 mitsu…竜之介(10)、チビ(8)、男子生徒(8)
 kawa…ラム(6)、パーマ(9)、女子生徒(5)

<教師側>
 エンジョウ…温泉マーク(12)、面堂(12)、影の生徒指導部女子(6)
 Tommy…男性教師(9)、男性教師(9)、影の生徒指導部男子(8)
 BIBI…男性教師(9)、男性教師(8)、女性教師(8)
 にし…校長(7)、岩波先生(8)、男性教師(9)

まず、セットアップですが、教師側は、校長と影の生徒指導部女子を、いずれかの店舗に隠蔽配置します。残りを、友引高校から均等距離に二重、三重になるように、商店街の辻々に配置します。なお、ほとんどのメンバーが初めてなので、教師側の裁量で自動車やバイク、変装教師のルールは使用していません。

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序盤、生徒は一斉に校外へと飛び出します。教師側は、道路を押さえ、生徒の展開を制限しようとしますが(特別ルールで、第8ターンまで教師のいる道路へクスには進入できない)、生徒は「路地」で裏通りに逃げ込んだり、あるいは路線バスに乗車したりして、拡散を図ります。

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第3ターン、体力自慢の竜之介がランニングで教師を振り切り、早くも1件目の甘味処KEMOに辿り着きます。温泉マークと男子教師が追いかけますが、教師側の制限(特別ルールで、第8ターンまで威嚇及び捕獲ができない)により、通りを封鎖して店外で待つことに。

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主人公あたるも体力に物を言わせて、逃走を図りますが、待ち受ける教師2名に捕捉されます。が、あたるは、困ったときのラム頼りで、助けを求めます。「おまえが助けてくれたら、パフェをおごっちゃる」当てにされたことがうれしいラムは、にじりよる教師に向かって「うちのダーリンに何をするっちゃ!」と電撃を放ちます。

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と、これで楽に逃亡かと思いきや、イベントは8ダメージの「錯乱坊」!教師とラムが気絶し、あたるも這々の体で路地に逃げ込みます。

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捕獲制限のなくなる第8ターンに向けて、両陣営は、逃走と追跡を繰り返します。路線バスに乗った生徒2名が「海が好き!」で乗車したまま、気絶したり、徘徊する教師が多く、なかなか路地から飛びさせないなど、生徒側は苦労します。さらに、直前の第7ターンに、平さん担当のキャラ全員(あたる・角刈り、男子生徒)が「錯乱坊」と「海が好き!」を引くという、「不運イベントのコンプリート」に合います(笑い)。

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が、教師側もダメージイベントが続出したり(校長が潜伏したまま、気絶!)、なぜか回復drが低く、体力を回復できなかったりと、生徒の方がやや優勢な状態で、第8ターンを迎えます。

その第8ターンは、方々で動きが起こります。まず、すばしっこいチビがイベントで気を失っている女性教師の脇をすり抜け、たいやき海老屋へ入店し、2件目のVPを得ます。

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次に、甘味処KEMOに入った竜之介を補導せんと、温泉マークと男性教師が店に入り込みますが、格闘力10の最強の女性キャラに挑んだことが災いし、逆に返り討ちに(温泉マークのみにダメージ)。この時、ランダムイベントで「テン(敵対する男性キャラのみにダメージ)」を引いた教師側が「竜之介は男じゃないの?!」と疑ったことで、「俺は女だ!!」と激怒されて、失敗したとか(笑い)。

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また、学校近くで気絶していたラムを保護(補導)せんと、面堂が駆け寄りますが、ここではイベント「梅干し」が発生!「うちになにするちゃ-!」と酔っ払ったラムの電撃を喰らい、面堂が気絶寸前になり、捕獲どころではなくなります。

第9ターン、竜之介は甘味処KEMOでおしるこを掻っ込むと、北側の店舗を目指して走り出します。「ま、まてー!」先の格闘で一方的にダメージを受けた温泉マークは、自転車に乗って追いかけますが、なぜか、広い通りなのに竜之介を見つけられず(発見できない!)。

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3ターン目にやっと追いつきますが、「しつけーんだよ!」と竜之介のキックを食らって、気を失ってしまいます(生徒側からの格闘)。竜之介は幸運とばかりに、温泉マークの自転車を拾って、街路をかけます。

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一方的に面目を失っている教師側に、第10ターン、初の朗報が!路地に潜んでいた女生徒を、やっと男性教師2人が捕捉し、補導に成功します。教師側の初得点で、6VPを獲得します。

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が、この頃、気絶から回復した体力馬鹿のあたるが、監視の目を盗んで、そば屋に侵入し、がっつりカツ丼を平らげます。また、路線バスで北部ルートに進んでいた生徒2名がバス停で下車し、VPの高い喫茶乙女座宮やレストランティファニーに入り込み、テイクアウトメニューを購入します。

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教師側も、たい焼き屋から飛び出したチビを、女性教師が「網」を使って素早く抑え込み、2件目の捕獲成功となります。が、女性教師も体力を消耗していて、しばし、息切れで連行することができず。

さらに、お好み焼きジパングにハシゴした諸星あたるを、潜伏していた校長が発見したまではよかったのですが、「コタツネコ」に邪魔されて、手が出せず。

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ここまでターン数は半分ほどですが、VPは生徒側56点:教師側12点となり、逆転は不可能ということで、生徒側の買い食い勝利としました。

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教師側は初プレイのプレイヤーも多く、初期の道路封鎖が甘かったことや移動ルールになれていないので自転車以外の乗り物を利用できなかったこと、ここ一番で発見チャックが外れ、また、不幸イベントが多かったことが響きました。また、生徒側が最寄りの店舗を避けたため、せっかく隠蔽配置したキャラが無駄になったこともありました。

一方の生徒側は、路地を使ってうまく教師をやり過ごせたこと、とにかく分散し教師側を翻弄したこと、路線バスで遠くの店舗まで行けたことなどが勝因でした。

かつてプレイして、一向に生徒側が勝てなかったエンジョウさんは、「確かにこうすれば勝てますね」と納得。さらに「次は、自動車化部隊と変装教師を使えば、教師側もいい勝負になる」と再戦にやる気満々!おお、それでは「世界で最初で最後のAAR」ではなくなってしまうじゃないですか(笑い)。

ということで、コンポーネントを改良すれば「うる星やつら-友引町買い食いウォーズ」(ツクダ)も十分、プレイできることがわかりました。常連さんからは「コンポを作る方が、ゲームするよりはるかに時間がかかってるねぇ~」とつっこみが入り(笑い)。片付けを終わった時には、プレイヤー全員がお互いの健闘をたたえる(?)拍手が・・・。「友引町買い食いウォーズ」プレイヤーは、B級の団体種目メダリストか?!(大笑い)

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この日、みなさんに呼びかけていたのが、「うる星やつら-友引町買い食いウォーズ-」(ツクダ)です。80年代にヒットした、高橋留美子原作のSFギャグ漫画「うる星やつら」をもとに、友引高校生徒の買い食いと教師側の生徒指導(補導)をテーマにしたマルチ・プレイヤーズ・アイテムです。

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基本的なシステムは、体力の回復-教師側の移動-補導(威圧)-格闘-生徒側の移動-友好(金銭や携帯食料の貸し借り)-脱走-買い食いとなっています。

生徒側は高校を抜け出して、友引町内にある喫茶店、パン屋、中華料理屋、寿司屋などで、買い食いしてまわります。さすがに高校生では経済的に厳しく、3店舗も回れば、小遣いを使い果たします。そのため、店への進入だけでも、VPを取れるようになっています。

基本的に移動では、道路や小道しか使用できず、2へクスの移動に体力1を消費します。走れば、もう1回の移動ができますが、安易に逃げると急速に体力を消耗し、教師との格闘で不利になります。

また、道路では教師の封鎖を受けやすいので、イベントカード「路地」を使って、教師が進入できない隘路に逃げ込むことができます。路地では1へクスの移動で体力1を消費しますが、ある意味、安全域なのでそこで体力を回復し、相手との位置を考えながら、路地沿いに逃げたり、裏道に抜け出したりして、逃走を図ります。 

両方が利用できるものとして、循環型の路線バスがあります。金15を払って、停留所から乗り込み、好きな場所まで行けます(3路線)。もとより、移動手段の少ない生徒側にとって、料金は痛いですが、拡散のための必須のアイテムとも言えます。

うまく店舗に辿り着き、ジュースや牛乳、菓子パンから餃子やラーメン、高価なところではにぎり寿司(金100!)などを買い食いすると、追加のVPとともに、移動で消費した体力を回復することができます。また、一切の行動をしなければ、若さを生かして、各ターンにつき、体力1を回復できます。

よって、生徒側の作戦としては、教師側が威圧や捕獲ができない昼休み(第7ターンまで)を利用して、高校を抜け出し、友引町内に散らばります。そして、休み時間の終了と同時に、飲食店に飛び込み、買い食いをします。「どうせ、補導されるなら、その前に喰ってやる!」懐具合を考えながら、食べ物をかっ込み、体力を回復し、次の店舗に向かいます。教師側が迫ったら、路地を使って、逃走を図ります。1店舗でも多くの店に入り、かつ、できるだけ捕まらないようにして、VPを積み重ねます。

一方、教師側は、生徒を捕まえて(あるいは威圧して)校内に連れ戻すことを目的にします。教師側の方が当然、体力も有り、かつ、数では有利です(生徒3人に対し、教師4人の割合)。教師側には、面堂終太郎と影の生徒指導部(生徒の裏切り者!)もおり、教師が進入できない路地へと入ることができます。

移動では、1ターンに4へクスの移動ができる自転車や、6-8へクスの移動ができる自動車やバイクも使用できます(生徒側が路線バスを利用したことが条件)。また、生徒が進入しそうな店舗であらかじめ待ち伏せをしたり、あるいは変装をして、秘密裏に移動をしたりすることができます(プロット)。

よって、教師側の作戦としては、まず、友引高校から同心円状に、教師を何段階かに配置します。昼休み中は生徒の後を付け、買い食いを始めたら、すかさず、踏み込んで、威圧または捕獲を行います。この時、複数の教師がかかわると、捕獲が有利になるので、史実通り(?)連携できる位置にいることが有効です。また、生徒が立ち寄りそうな店舗には、待ち伏せをかけることもできます。

こう書くと、かなりテクニカルな「警ドロ」になりそうですが、そうならない仕掛けが「イベントカード」です。100枚以上のカードには、生徒の逃走を助ける「路地」や「友引町内会の者」、変装教師を職質する「警官」、教師側の妨害をする「コタツネコ」などがあります。また、教師側には捕獲が助ける「投網」「ギャル」「落とし穴」などがあり、逃走と捕獲に幅を持たせています。

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それ以上に強力なのが、必ず、使用しなればならない強制イベントです。全キャラに8ダメージ(!)を与える「咲乱坊」や6ダメージの「海が好き」、男性キャラのみ影響する「テン」(の火炎放射)、女性キャラのみ影響する「口なしの花」、回避できないと8ダメージの「総番」など、るーみっくワールドの有名キャラが登場します。あたるや面堂、温泉マークなどの主役級を除けば、たいていの男性キャラは体力9以下で、女性キャラは体力8以下なので、この強烈さがよくわかると思います。しかも、イベントカードは必ず、毎ターン、引かなければならないんです(!)。

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これに、敏捷力・体力抜群のあたる、やたらと電撃を放つラム、しつこさではあたるに劣らない温泉マーク、生徒なのに体制側(教師側)に協力する面堂終太郎などの原作通り、個性的なキャラ立ちがあり。特定キャラにだけ影響するイベントカードとの組み合わせもきわめて多彩で(あたるとラムが一緒にいて「ギャル」がプレイされると電撃など)、「うる星やつら」のはちゃめちゃな雰囲気が満載です。

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こう書くと、いかにも楽しいるーみっくワールドが展開されると思われますが、このゲームには、プレイ上で、大きな欠点があります。そう、全てのキャラの状態をプロット管理するという、面倒くささ!待ち伏せ教師や変装教師の秘匿移動ならわかりますが、一人あたり、3-4人のキャラについて、体力から気絶の状態、持ち金や持ち運び食品、獲得VPまで、全て書き込ませるとは!

プレイアビリティなどどこ吹く風で、まさにツクダホビーらしい「欠点」でしょう。事前のソロ演習では、生徒と教師各1名の2人想定(5キャラ)だったにもかかわらず、あまりの煩雑さにプレイ意欲が著しく損なわれ・・・チェリーにゲーム自体を成仏させたくなりました(笑い)。

このままでは、とてもみなさんにプレイさせるわけにはいかない(いや、本当はプレイしないという選択肢もあるのですが、笑い)。この世に生を受けた(?)全てのゲームを愛するちはら会として、名物の「大改造!ビフォーアフター」を行うことにしました!

まず、全ての元凶のプロットをなくすため、全キャラの専用シートを作成します(その数、なんと47枚!)。が、これにより、体力や気絶状態、イベントカードの手札、金銭、携帯食料の管理がマーカーでできるようになったので、プレイアビリティは大きく上昇しました。

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また、生徒用と教師用のそれぞれ専用のサマリーとオリジナルチャートを作成し、いちいち、ルールブックを見なくても、手元で手順を確認できるようにしました。さらに、各ターンの路線バスの経路をマップに色別で書き込み、つい、わすれがちな動かし忘れや間違いに配慮します。

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もっとも手間をかけたのが、各種の状態を表す追加マーカーです。先に挙げたキャラシート用のHP(気絶)表示マーカーに、金1から50までの金銭マーカー、回復体力を書き込んだ携帯食料マーカー、入店した店舗を明らかにする入店済みマーカー、自動車やバイクの信号停止シール、教師側の行動を明確にする発見・威圧・捕獲・格闘マーカーなどを整備。その数は、約300個!もとのユニット数のおよそ6倍です。う~ん、これだけ手間をかけて、地雷ゲームだったら、もう、泣くしかない!(大笑い)

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この日の緒戦は、SFアニメ艦隊戦アイテムの「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)です。

まず、第一戦は、ネオジオン(mitsu)対ロンドベル(エンジョウ)の戦い。ロンド・ベルは、戦死のない(!)最強ニュータイプ-アムロ・レイと核ミサイルが肝です。序盤、必死にカードを消費して、呼び込もうとしますが、なかなか、来たらず。

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先に動いたのはネオジオンで、シャア総帥の指揮の下、いきなりアクシズをぶつけます。これが月のグレナダを直撃し、アナハイム・エレクトロニクスで整備中だったνガンダムを破壊してしまいます。

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続けて、5thルナをラサに墜としたところ、なんと、ここにアムロ!最強ニュータイプは、モビルスーツに乗るまもなく、地球で死亡してしまいます。

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ロンドベルも核ミサイルをダミーと混ぜて発射しますが、ギュネスのヤクトドーガとシャアの「やるな!ブライト」の特殊ルールに阻止され、効果なし。

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そのまま、ネオジオンが押し切って、地球は人の住めない寒冷地になりました、とさ。

第二戦は、白色彗星帝国(mitsu)対ガミラス帝国(エンジョウ)の戦い。

ガミラス帝国は得意の瞬間物質輸送機を使って、白色彗星帝国の主力戦艦を撃沈していきます。白色彗星帝国も、こまめな攻撃でデスラー艦など主力艦に損害を与えます。

大きく動いたのは、白色彗星の突進でした。満を持して突撃した白色彗星に、ガミラスが砲火を集中するも、破壊できず。そのまま、彗星の奔流に巻き込まれ、シュルツ艦やデスラー艦が散華します。

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怒り心頭のガミラス帝国は、遊星爆弾でズウォーダー帝を抹殺し、反射衛星砲で彗星にとどめを刺し、一矢報います。

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が、特殊兵器を失ったガミラスを、白色彗星帝国は大型ミサイルや航空機の飽和攻撃で消耗させ、そのまま、押し切りました。  


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第三戦は、終了間際の4人プレイです。デザイナーの平さんが持ち込んだ、ナデシコTV版と地球連合軍完結編を使用しました。陣営は、ナデシコTV版・ガミラス帝国・自由惑星同盟(mitsu)・地球連合軍完結編(平)です。

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序盤、イゼルローン要塞のトゥールのハンマーが火を噴き、宇宙戦艦ヤマトと冥王星吉にに損害を与えます。、すかさず、他の陣営も攻撃を集中し、ナデシコ陣営がヤマトを討ち取ってしまいます。これで、ヤマト頼りだった地球連合軍は没落します。

さらに、ナデシコ陣営は、ガミラス帝国に連続攻撃をかけ、冥王星基地を制圧して、大きくVPを稼ぎます。ガミラス陣営も瞬間物質輸送機で高得点艦を沈めまくり、お返しをします。

自由惑星同盟も負けじと、「不沈艦ユリシーズ」にフィッシャーとシェーンコップを載せ、アボルダージュで追撃をします。が、乾坤一擲のスパルタニアン飽和攻撃をナデシコの特殊防御に阻まれ、得点は伸びず。

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結局、要塞とヤマトを沈めたナデシコ陣営が、わずか3点差でガミラス帝国を振り切り、勝利しました。

この日のラストプレイは、超B級の特撮アイテム「アメージング・スパイダーマン」(ツクダ)です。前回のちはら会でのプレイが「最初で最後のAAR」と思っていたら、近藤さんが律儀に申し出てくれました。

なんでも、近藤さんは渡米中に、いくどかマンハッタンに行ったそうで。マップを見ながら、「ちょっと縮尺が違う」とか「ブロードウェイは実は蛇行していて」など、楽しそうに話していました。

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10分ほどのインストと模擬戦闘のあとに、スパイダーマン(近藤)対サンドマン(mitsu)で対戦します。

開始早々、ピーター・パーカーは幸先よく「たれ込み屋」を使って、悪漢の目標を聞き出します。標的は、国連本部の極秘物件。

間髪を入れず、スパイダーマンに変身すると、地下鉄の駅へ。これが呼び水になって、NY市警の警察署が一斉にパトカーを発進させます。

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「そこの不審者、止まれ!止まらないと撃つぞ!」早くもスパイダーマンに追いついたパトカー1台が警告を発しながら、拳銃を構えます。が、スパイダーマンはすかさず、クモの網を繰り出して、警官の動きを止めます。

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そのまま、乗客の悲鳴を無視して地下鉄に飛び乗り、鉄道移動します。先回りして、駅出口で待ち伏せする警官隊の前を、今度はロープを使って、飛びすぎます。

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と、そのころ、フリント・マルコに扮するサンドマンは、徒歩で国連本部ビルに入り込みます。ここで、サンドマンに変身すると、自身の身体をコンクリートに固め、警備された金庫を粉砕。世界の平和を脅かす極秘物件を入手します。

スパイダーマンも最寄りの駅に降り立ちますが、警官隊との押し問答で時間を取られます。「僕は、敵じゃない!」(イベント「警察の協力」)

その隙にサンドマンは、マンハッタン島の出口であるクイーンズ・ボロー橋へと向かいます。ここを封鎖する警官隊のバリケードを見るや、今度は流砂となって襲いかかり、これを突破します。

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ちょうどそこへ、NY市警が到着し、パトカーを防壁代わりに射撃準備を整えます。が、サンドマンは側にいた通行人を捉えて「人質」にし、銃撃を封じます。

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にらみ合う警官隊とサンドマンの前に、やっとスパイダーマンが登場します。初手から惜しみなく必殺技ロープを繰り出すスパイダーマンに、サンドマンは身体を流動化させ、これを封じます。逆襲で、サンドマンが腕をコンクリートにして襲いかかりますが、研ぎ澄まされたスパイダー感覚で躱します。

一進一退の攻防が続きますが、警官隊が増加するのを見たサンドマンは、分が悪いと判断。「包む」を使ってスパイダーマンを気絶させると、すかさず、「流動」で風に乗って移動します。

ここで「隠れ家」をプレイ。タイムズスクエア近くの公園へと逃げ込みます。不審者が公園に入ってきたのを見ていた通行人が、警察に連絡。すぐにパトカーが急行します。

すると、サンドマンは敷地外に止めてあったヘリコプターを奪取。操縦者を脅しつけて、強引に発進させます。これを見たスパイダーマンも、近くのヘリポートに向かうと「あいつを追ってくれ!」と発進を要請します。

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両者が乗ったヘリが激突したのは、イースト・ビレッジ街区の上空でした。スパイダーマンは窓から身を乗り出すと、クモ糸を敵ヘリに命中させます。そのまま、ジャンプすると、テイルローターの根元に強烈なキックを見舞います。

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これでローターが破損した敵ヘリは、ゆっくり回転しながら、墜落・大破します。残骸から首を振りながら出てきたサンドマンに、スパイダーマンがすかさず、パンチを見舞いますが、サンドマンは瞬時に身体を硬化させて、これを無効にします。

狭い街路で丁々発止の戦いが続くうち、警官隊が集結に成功します。今度は一斉射撃があたり、サンドマンがよろめきます。と、ここで、またも「人質」。

手が出せない警官隊の背後に、特殊車両が到着し、催涙弾攻撃に切り替えます。このうち、一発が至近弾になり、サンドマンが気絶します。

「今だ!」スパイダーマンは必殺のロープをサンドマンに巻き付けていきます。これに気づいたサンドマンは引きちぎろうとしますが、強力な強度を持つクモ糸は次々と絡みついていき・・・ついに捕縛!NYを舞台にした大捕物は、スパイダーマンの勝利で終わりました。

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この日の緒戦は、B級アイテムの極めつけ「アメージング・スパイダーマン」(ツクダ)です。表題からは、2000年代初頭に公開されたスパイダーマン三部作とその後のリブート作品のゲーム化かと思いきや、実はその遙か前の1984年製!今でこそ、それなりの購買層はいるでしょうが、当時は純粋のアメコミしかなかったわけで、よくぞ、ゲーム化したものです。

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システムは、いわゆるカードを使った戦術級のウォーゲームで、抽象的なNYのマンハッタン地区を描いた地図上で、スパイダーマンと悪漢、ギャング、警察などが登場します。プレイヤーは、移動・カード使用(攻撃)・カード交換のいずれかを実施します。

攻撃はもっぱら、カードを使って行います。同じへクスにいる敵に対し、スパイダーマンなら「腕力」を、グリーン・ゴブリンなら「カボチャ爆弾」など、原作に登場するヒーロー能力を使用します。2d6して規定値以下ならば、敵に1ヒットを与えます。この時、対抗カードを出すと(「カボチャ爆弾」の命中値11以下に対し、「スパイダー感覚」-6修整など)、成功drを変動できます。

ヒットを受けると、スパイダーマンと悪漢は、1ポイントずつ、体力を減らしていきます。損害が10になると、出血多量で死亡します。また、ヒットを受ける度に、気絶チェック(2d6して10以上で1ターン、行動不能)をします。

なお、カードには、スパイダーマンの「ロープ」やDrオクトパスの「金属アーム」、サンドマンの「流動」、クモ殺しロボットの「壁面歩行」などの特殊移動ができるものがあります。また、特殊イベントとして「警察の協力/悪漢の隠れ家」「たれ込み屋/警察へのわいろ」「人質」「クモ糸切れ/補給」「自動車」があります。

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では、実際のプレイはどうかというと・・・スパイダーマンと悪漢とのカード戦闘は、よく練られていて、それらしさが出ています。例えば、グリーン・ゴブリンが「剃刀コウモリ」や「ゴブリン弾」、「エネルギー放出」、「カボチャ爆弾」など、原作通りの多彩な攻撃を行い、スパイダーマンが「スパイダー感覚」で躱します。スパイダーマンは反撃で「腕力」をもって殴り返したり、クモ糸の「網」で一時行動不能にしたりします。すると、グリーン・ゴブリンも、「グライダー飛翔」や「エネルギー放出」で対抗して、映画のような丁々発止の戦いになります。

そう!このアイテムはガチンコの勝敗ゲームではなく、雰囲気を楽しむカード使用のロールプレイングなんです。

ちなみに、デザイナーは、アメリカ人のリプセット氏です。HJ社の「ビター・エンド」やツクダの超B級マルチ「大航海時代」を制作しています。妙なこだわりがうける反面、ゲームバランス(デヴェロップ)は今ひとつかしら。なお、ちはら会では、一時プレイ不能と言われていた「大航海時代」を大幅にコンポーネントを追加・改良し、プレイして「しまった」実績(?)があります(笑い)。
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/10894340.html
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/10902499.html

その「大航海時代」と同様に、コンポーネントは全てルールブックに載っていて、手順だけでなく、修整値等の確認にもかなり手間がかかります。ちはら会では、スムーズなプレイングに向けて、3枚に及ぶオリジナルチャートを制作し、プレイアビリティを向上させました。また、警察の出動待機や検問の実施状態などが、わかりにくかったので、ユニットの裏面にシールで状態表示をしました。

【第1戦 スパイダーマン対グリーン・ゴブリン】

それでは、早速、第一戦に。陣営は、スパイダーマン(mitsu)対グリーン・ゴブリン(BIBI)です。

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まず、セットアップですが、ベルビュー病院の「新薬」と世界貿易センタービル(まだ、倒壊していない!)の「現金」が、グリーン・ゴブリンの標的(の可能性)となります。悪漢側は、ダミーを含めた3ユニットを北側・中央・南側に配置して、真の目的を隠蔽しようとします。変身前のピーター・パーカーは、固定のマンハッタン中央におきます。

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序盤、非常に幸運なことにスパイダーマンは、イベント「たれ込み屋」を引いていました。早速、これを使って、真の目標を調べたところ、グリーン・ゴブリンの標的がベルビュー病院の「新薬」と判明します。これで、悪漢側のダミーは意味をなさなくなり、ピーター・パーカーは、わずか数キロ先の病院へ向かって走り出します。

一方、目的地が露見した悪漢側も、まだ、変装で一般市民を装っています。何食わぬ顔で、移動効率のいい地下鉄に乗り込み、ベルビュー病院を目指します。

数ターン後、先に病院に到着したのは、ピーター・パーカーでした。パーカーは面会人のフリをして、ロビーに張り付きます。情報通り、怪しい人物が現れないか、出入り口をチェックしていると・・・。

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親友のハリーの父-オズボーン社長ノーマンが、いつにない、硬い表情で現れます。まさか、彼が・・・。ペーターが声をかけるのをためらっていると、彼は早足でエレベーターに乗り込み、ラボのある10Fに。

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警報器がけたたましく鳴り響いたのは  その直後でした。急ぎ、スパイダーマンに変身したペーターは、ビルの外壁にクモ糸を打ち込むと、一気に上昇していきます。割れた窓ガラスからラボの室内に飛び込んだ彼を待っていたのは・・・・宿敵グリーン・ゴブリン!

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「現れたな、スパイダーマン!」その手には、完成間際という言われている、新薬のフラスコが。

すかさず、グリーン・ゴブリンは「ゴブリン弾」を投げつけます。が、スパイダーマンは間一髪、「スパイダー感覚」でこれを躱します。続いて、「剃刀コウモリ」がうなりを上げて飛んできますが、これもラボの机を盾にやり過ごします。

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スパイダーマンも反撃で「腕力」を使用しますが、グリーン・ゴブリンは「エネルギー放出」で対抗。ならばと、今度は「網」を放ち、一時的にグリーン・ゴブリンの動きを止めます。

と、この騒ぎを聞きつけたNY市警が動き出します。「ニューヨーク市警の各局へ。ベルビュー病院で、奇妙な格好をした複数の男たちが暴れている、という通報あり。小規模な爆発も確認されており、テロの可能性も有りうる。各員は、銃器を携帯の上、至急、現場に急行されたし!」

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スパイダーマンとグリーン・ゴブリンの死闘が続く中、次々に警官隊が病院へ到着します。その目の前に、10Fから飛び出したグリーン・ゴブリンと追いかけるスパイダーマンが降ってきます。「手を上げろ!抵抗するな!」

どちらを攻撃したらいいか迷う警官隊に、片手をあげてスパイダーマンが呼びかけます。
「違う!僕は、味方だぁ!」(イベント「警察の協力」)

ゴブリンが発射したカボチャ爆弾が逸れ、うずくまっている民間人に命中する瞬間、スパイダーマンがクモ糸を放ちます。それを間一髪、キャッチすると、遠心力を使って遠くに投げ上げます。直後に、大きな空中爆発と衝撃波が!

それを見た警官隊は、スパイダーマンが味方(少なくともテロリストではない)と確信し、全ての銃器をゴブリンに向け直します。そして、一斉に銃弾を発射。「奴を撃て!」

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スパイダーマンに注意を集中していたグリーン・ゴブリンは、この思わぬ攻撃をまともに食らいます。いくつかの銃弾は装甲で弾かれたものの、多数による攻撃により、ゴブリンに命中弾が連続します(3ヒット!)「うぐ!」

態勢が悪いと判断したグリーン・ゴブリンは、煙幕「カボチャ爆弾」を張って、逃走を図りますが、なぜか、突風が吹いて、離脱できず(dr9以下成功で、10とは!)さらに、駆けつけた警官隊の銃撃を浴びて負傷しますが、気力で意識を保ちます。

この展開にスパイダーマンは次々と網を放ち、ゴブリンの動きを制約します。そして、狙い澄ました必殺技「ロープ」!これが決まれば、ゴブリンは捕縛でしたが、敵はなけなしの防御カード「エネルギー放出」を使用して、クモ糸を引きちぎります。

が、ここが限界でした。スパイダーマンとの激闘にカードを消耗したゴブリンは、隣接へクスまで逃げたものの、追撃する警官隊の猛烈な射撃の前に、ついに膝を屈します。瀕死の重傷のゴブリンは、死の間際にオズボーンに戻り、駆け寄ったスパイダーマンにささやきます。「息子を頼む・・・・」

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親友の父の死を看取ったスパイダーマンは、ゴブリンの正体を秘密にするべく、オズボーンの死体にクモ糸を巻き付けると、そのまま、持ち上げ、摩天楼に姿を消しました。

【第2戦 スパイダーマン対Drオクトパス】

続いて、プレイヤーを入れ換えて、第2戦に入ります。陣営は、スパイダーマン(Tommy)対Drオクトパス(mitsu)です。

まず、セットアップですが、幸いにもDrオクトパスの真の標的(中央郵便局の発送前の「絵画」)は探知されず。ダミーとして、ベルビュー病院の「新薬」とティファニー宝石店の「宝石」の情報が、スパイダーマンにもたらせます。
そこで、悪漢側は北部にダミー2つを配置し、Drオクトパスは南端で「死んだふり」を装います。

ゲーム開始とともに、悪漢側は「ギャング」カード2枚を使用して、あたかも本物のように北部に追加配置します。そして、何食わぬ顔で地下鉄に乗り込むと、ティファニー宝石店へと向かわせます。

対するピーター・パーカー(スパイダーマン)はこの動きに釣られて、北部へと向かいます。「自動車」を手に入れると、幹線道路沿いに移動を開始します。

数ターン後、マディソン通り駅に到着したギャングは、一斉に分散し、ピストル片手に大騒ぎをはじめます(陽動)。これを研ぎ澄まされた感覚で察知したスパイダーマンも、正体を表します。ギャングから逃げ惑っていたニューヨーカーの叫び声を浴びながら、スパイダーマンは地下鉄に乗り込み(!)、囮のダミーユニットを明らかにしていきます。

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これを目撃した市民の通報を受け、NY市警の全パトカーが出動します。

スパイダーマンと警察が急行中という、「想定通り」に運んでいるギャング団は、あえて時間稼ぎのため、逃亡を始めます。数ターンの「鬼ごっこ」の末、駆けつけた警官隊が、ギャング団と銃撃戦を始め、一部を制圧しましたが・・・。

この時、本命のDrオクトパスは地下鉄を乗り継ぎ、標的(中央郵便局の発送前の「絵画」)に到達。8本のアームを広げて、正体を表すと、強力な攻撃で金庫を打ち破ります。

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遠く離れた北部でギャングを追っていたスパイダーマンは、その並外れた聴覚で警察無線を傍受します。「ニューヨーク市警の各局へ。中央のソーホー地区で、郵便局襲撃が発生。現案件を処理後、ただちに中央郵便局に向かわれたし。」

「しまった、囮か!」陽動にかかったことに気づいたスパイダーマンは、乗客の騒ぎも無視して、走っている地下鉄に飛びつき、追跡に入ります。北部に集中していた警察隊も、ギャングの鎮圧後、猛スピードでそちらに向かいます。

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この間、余裕のDrオクトパスは、「絵画」を抱えたまま、金属アームで市民やタクシーを蹴散らし、地下鉄の駅へ。走行中の列車にアームを打ち込むと、大胆にも電車移動を始めます。リトル・イタリー街区で、通風口を吹き飛ばして、地上に出ると、アーム移動でウィリアムズバーグ橋に到達します。

待っていたのは、NY市警の道路封鎖隊でした。連絡を受けた警官隊がバリケードを設置し、のしのしと歩いてくるDrオクトパスを視認します。「絵画を傷つけぬよう、よく狙って・・・撃て!」

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複数の銃弾がDrオクトパスに向かいます。が、これを読んでいた悪漢は「金属アーム」を自在に使って躱すと、道路封鎖隊に突進します。3本のアームをパトカーに突き刺し、恐ろしい力で持ち上がたかと思うと、バリケードに向かって放り投げます。命の危険を感じた警官隊はなすすべなく、散開。もはや、悪漢を止めることは不可能に。

と、橋のたもとに辿り着いたDrオクトパスは、何かを感じたのか、背後を振り返ります。横転して煙を上げる自動車や横倒しで折れ曲がった街灯のはるか向こう-ビルとビルの間を縫って、なにかが近づいてくる!

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「ふふふ、待っていたぞ、スパイダーマン!」ちょうど、そこを通りかかった女性をアームでつかむと、これを人質に。そう、偶然にも、彼女はピーターが思いを寄せる、MJ・ワトソンその人でした。

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「その人を、離せ!!」怒りに燃えるスパイダーマンは、アームに飛びかかりますが、Drオクトパスは別のアームを使って、背後から攻撃!あわや、アームに貫かれるかという刹那、スパイダー感覚が危機を告げ、間一髪、これを躱します。

7本のアームが次々と襲いかかる中、並外れた身体能力とスパイダー感覚で、躱し続けます。そのわずかな隙を突き、スパイダーマンは必殺技ロープを放ちますが、Drオクトパスはアームを束ねて盾にして、これを防ぎます。
そうこうするうちに、遅まきながら、NY市警が到着します。数々のパトカーを周囲に並べてバリケード代わりにすると、射撃体勢に入りますが、人質の存在ゆえに発砲ができません。

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「だ、誰か、たすけてー!」あまりの苦しさに悲鳴を上げるMJ。それを救い出そうと、駆け寄っては、アームにはじき飛ばされるスパイダーマン。

一部の警官はスパイダーマンにも銃口を向けていましたが、彼がどうやら人質を助け出そうとするのを見て、もう一人の怪物(Drオクトパス)にショットガンを向け直します。(イベント「警察の協力」)

その前で繰り広げられる、両者の死闘!と、その時、特殊部隊出身の制圧グループが、現場に到着します。
「ガスだ、催涙ガスを使え!」

特殊車両からすばやく展開すると、人質に当てぬよう、次々と催涙ガスを発射します(dr5以下で気絶)。

ガス攻撃をまともに浴びたDrオクトパスは、不覚にもこれを吸い込んで、ぐらりとよろめきます。緩んだアームからMJワトソンを救い出したスパイダーマンは、次の一瞬に全てをかけます。必殺技ロープ!

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ガスの痺れで反応が鈍くなっているDrオクトパスを、強度抜群のクモ糸が絡め取ります。Drオクトパスはアームを使っていくつかを引きちぎりますが、次々と繰り出されるクモ糸に動きが鈍くなっていき・・・ついに捕縛!もと天才物理学者オットー・ギュンター・オクタビアスが自我を取り戻し、盗み出した絵画とともに、警察に保護されました。

ここまで読んで、そんな傑作?!と激しく誤解したあなたへ。本当のことを言うと、「世界でただ一つの完全AAR」として、かなり脚色しています(あるいは脳内補完)。

実際は、かなり広めの(フルマップの)マンハッタン地区を、スパイダーマンと悪漢、5台のパトカーが走り回るという、まったくインスタ映えしない、地味な絵面でして。正直、マップ上でユニットを動かす意味が、ほとんど感じられず(だんだんと億劫になる)、いっそ、TRPGにした方がなんぼか、わかりやすいです。

カードも「スパイダー感覚」とか「流動」とか「殺人光線」とか、黄色地に黒文字だけ。いまなら、きっと、プレイ意欲をかき立てる、写真かリアルな劇画調のイラストが入るでしょうね~。

よって、結論は、やっぱり「ガチンコの勝敗ゲームではなく、雰囲気を楽しむカード使用のロールプレイング」です。そう、「ロープ」の地味な文字だけでシュッと飛び出すクモ糸が、あるいは「剃刀コウモリ」できらりと光る高速の刃が、思い浮かべられる人こそ、プレイヤーにぴったりです。

そうでない人は、どうしたらいいかって?ええ、DVDを借りまくって、「スパイダーセンス」を身につけてから、プレイするようにしましょう!

お昼から、水戸爺さんと事前に約束していた「リアルバトル」(TDF) に取り組みます。

前回にあのカンユー大尉に、イプシロンが狩られたことから、リベンジマッチだそうで(笑い)。シナリオはS7「パーフェクトソルジャー」で、キリコの駆るスコープドックとイプシロンの乗るストライクドックの一騎打ちです。

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序盤、ともに加速した両者は、盤端で接触します。イプシロンが先攻し、ソリッドスーターの一撃に命中7PPを叩き込むものの、キリコも防御に6PPを廻しており、命中弾はなし。

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続いて、至近距離からスコープドックがショートマシンガンを連射しますが、ストライクドックも7PP(-8dr!)により、これを回避します。次に重量差を生かしてストライクドックは体当たりを仕掛けますが、これを読んでいたキリコは回避に予備PPを使い、きっちり躱します。

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その後、両者は距離を取りながら地形に紛れて、接近の機会をうかがいます。

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中盤、ピックターンを持つスコープドックが擦れ違い後に反転し、近距離からマシンガンを見舞います。これが2発の命中弾(初命中!)となりましたが、ストライクドックの正面装甲は厚く、撃ち抜けず。

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その後も両者は旋回しながら射撃をしますが、高い防御修整と速度修整により、当たったのはキリコの一撃のみ。このうち、一発が急所を貫通したものの、間一髪、イプシロンが避けたことで、1ヒットのみ。

この時点ですでに20ターン近くを経過しており、ともに中速で機動しながら、命中弾が出せない展開に、千日手ではないかと話し合い、引き分けとしました。

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ならば、攻撃PPに廻せばいいとわかっていますが、いかんせん、命中すると即死もありえる薄い装甲のため、どうしても防御PPが優先します。かつ、ストライクドックにはターンピックがないために、旋回が大きくなり、劣速ながらスコープドックの機動力について行けず、自然と距離をとることに。「史実」的には正しいのですが、PSならではの高いPP値と高性能機体が徒になった形ですかね~。

秀吉の練習プレイが終わったところで、茨城会のB級名誉会員(?)こまいふさんをお誘いして、「巨神ゴーグ」(ツクダ)をプレイしました。

以前にプレイした「巨神ゴーグすごろく」の関連ネタとして持ち込んだのですが、ほとんどの方は「知っているけど、ちゃんとは見ていなくて」。こりゃ、対戦は無理そうと思っていたところ、こまいふさんだけが「知らないはずがない!」と主題歌を口ずさむほど。おお、さすがB級名誉会員です(笑い)。

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5分ほどインストしましたが、ゲーム自体は非常にシンプルで、ゴーグ側は地形カードを走破して、異星人のマノンさんにたどり着ければ勝利です。逆にガイル側は、これを阻めば勝利できます。今回、ゴーグ側は追加キャラとして、船長(戦闘力4!)他4名を引き、ゴーグと合わせた戦闘力は15と、かなりの高戦力となります。

序盤、早速、ゴーグとビークルが前進を始めます。これを捕捉したガイルは、火力の高い陸軍を中心に兵力を増強します、基地から近い地形に入ったところで、一斉攻撃に移ります。ゴーグの反撃で多少の損害を出すものの、drもよく、複数回にわたって、ゴーグ側を後退させます。

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前進と後退を繰り返すゴーグ側は、埒が明かないと思い、迂回をしながら、少しずつ前進を果たします。ガイル側は展開すると、移動が困難なため、一旦、抜かれると追いつくことができません。

ゴーグ側は、時折、現れるガーディアンを強力な火力で打ち破りながら、地形カードの半分に到達します。

が、中盤に走破困難な地形(溶岩や山地など)が続きます。ここにきて、ゴーグ側の移動カードの巡りも悪く、ガイルはいないのに、前進できないターンが続きます。

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このままではたどり着けない、と判断したゴーグ側は、ビーグルと分かれて、ゴーグ(と悠)が単身で前進を開始します。移動力消費が半分になったゴーグ側は快調で、時折、ガイルに足止めをされるものの、巧みなサイドステップで躱して、前進を続けます。

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終盤、残りの地形カードがわずかになったところで、中央の一列の地形が切れ、右に一列、左に二列の回廊が残されます。思案したこまいふさんは、まだ、行動カードがあるうちにと、あえて右一列の回廊に入ります。

これが、見事にビンゴ!辿り着いた最後のカードに、マノンさんが待っているじゃないですか!「行くよ、ゴーグ」
最後の前進を始めたゴーグに、もはや空軍だけになったガイルが、猛爆撃で行く手を阻みます。さすがのゴーグも後退し、様子をうかがいます。

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道は一本だし、このまま、定期的に攻撃カードが来てくれれば、かなりの足止めができるはずでしたが・・・ガイルの二回の攻撃が終わると、引けども引けども攻撃カードは来たらず。

大量の空軍があるにもかかわらず、ここがチャンスと前進するゴーグを阻止できない!結局、ゴーグと悠が最後のカードに進入し、無事にマノンさんとの邂逅を果たしました。

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この日のために、300枚のカードを全てパウチしていたので(馬鹿ですね~、笑い)、対戦ができてよかったです。B級アイテムの紹介でも書きましたが、ツクダ製のシンプルアイテムにしては、珍しくバランスもよく、リプレイアビリティに富んでいるので、もし、ご希望の方がいれば、ちはら会に持ち込みますよ~。

緒戦は、ちはら会名物の「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)。次回のゲムマの新作として、グループ乾坤一擲が発売予定のロンド・ベルとネオ・ジオン陣営を、平さんが持ち込んでくれまして。早速、対戦することになりました。

第1戦は、「逆襲のシャア」からロンド・ベル(mitsu)対ネオ・ジオン(平)の戦いです。序盤からMSを使ってロンド・ベルが攻勢をかけます。ネオ・ジオンは迎撃機がワンテンポずつ遅れ、後手に回ります。

終盤に逆転に向けて、ネオ・ジオンがMSによる反転攻勢をかけますが、ガンダム系最強パイロットのアムロ(撃墜されても山札に帰るだけ!)が量産機を抑え込みます。必殺のクェスの攻撃もハサウェイの特殊能力によって、ドローになり、ジ・エンド。ロンド・ベルの勝利となりました。

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そのうちに、来場者が増えたので、4人を募って第2戦に突入します。ネオ・ジオン(mitsu)・デラーズフリート(平)・ジオン公国軍(BIBI)・アクシズ陣営(kawa)という悪の枢軸ならぬ、ジオン系デッキの戦いです。

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開始早々、一番手を取ったネオ・ジオン(mitsu)がMSの飽和攻撃で空母ドロスを撃沈します。「ドロスめ、やる」と呟くまもなく、高得点を献上します。

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これを見て、デラーズフリート(平)も、ノイエ・ジールを投入し、アクシズ陣営の大型艦を撃沈します。

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中盤になると、ネオ・ジオンに特殊カードが舞い込みます。総帥のシャアは「私は阿漕なことをしようとしている」といいながら、アクシズの核パルス点火と地球寒冷化作戦を実行します。これにより、宇宙要塞ア・バオ・アクーが崩壊し、デラーズフリートの山札が減少します。

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これは効果的だと見て取ったアクシズ陣営も本家本元の(?)要塞突進をかけ、茨の園を破壊してしまいます。
この後も激しいMS戦の応酬となり、シャア大佐とシャア総帥が戦場でまみえたり(笑い)、ジオングがグアジン級に特攻をかけたりと、絵になるシーンが続出し、ジ・エンド。

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VP的には、要塞を撃破し高得点艦を効率よく撃破したネオ・ジオン(mitsu)が、デラーズフリート(平)を振り切って、勝利しました。

この日、kawaさんと予約していたのが「ラウンド・ヴァーニアン」(ツクダ)です。TVアニメ「銀河漂流バイファム」のRV同士の戦闘を再現する戦闘級ですが、ツクダの中でも後発と言うことも有り、かなり詳細な(作業手番の多い)作品になっています。

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基本は、ツクダ系の特徴である、宇宙空間の慣性移動とパイロットポイントを使用した精密戦闘です。が、この「ラウンド・ヴァーニアン」では、パイロットのミス判定がルール化されています。各計器のパネルチェックに始まり、操縦ミス判定、レーダーと目視の二つの確認、相対速度やPPを比較する詳細な戦闘判定と続きます。挙げ句の果てには、戦闘の結果によるパイロットの精神状態チェックまで!

劇中では子どもがパイロットのため(文字通り、ティーン以下もいます)、不注意から色々やらかしていて、それをルール化したのでしょう。が、そのために、「ガンダム戦史」などと比べても手順が倍以上になり、ただでさえ面倒くさい「ツクダシステム」がさらに面倒なことに。どんなアイテムでもプレイするがモットーのちはら会ですが、果たして、プレイを楽しめるのか?!

ともあれ、やってみるしかない(?)と、まずは、オリジナル設定で、バイファム1機(PP18 )対ウグ1機(PP23)の一般兵同士の単機戦をしてみます。陣営は、地球連邦軍(mitsu)対ククトニアン軍(kawa)です。

中央に向けて接近した両機は、第2ターンにともにレーダー確認に成功します。ここで、バイファムはいきなり射撃をします。バイファムが命中PPにつぎ込んでいたのと、ウグがこれを想定していなかったため、初弾が命中します。距離があったため、威力は低めですが、ウグは右足に2ヒットを受けます。これで、ウグのパイロットに、焦りが生まれます(一時的にPPが1/2に)。

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第3ターン、ここでウグがレーダー確認に失敗し、バイファムだけが一方的に射撃を行います。が、敵も十分に回避PPを入れていたため、はずれ。

第4ターン、敵がすれ違いざまに旋回すると読んだバイファムは、バーニアを最大限に生かして制動をかけます。果たして、ウグの真後ろに入ることに成功します。射撃距離は1へクスと最高でしたが、近い分、相対速度修整が異様に高くなり、かつdrにも疎まれ、外れ。ウグは、センサー範囲外のため、確認さえできません。

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第5ターン、再び、離れた両機は、射撃のチャンスを持てるはずでしたが、ウグはここに来ても確認に失敗。バイファムは射撃をしますが、あと一歩ではずれ。至近弾を浴びたウグは再び、第二次被害判定をしますが、ここは乗り切ります。

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両機ともバーニアを吹かせて、再び、接近を始めた第6ターンに、事態は動きました。ウグとバイファムとも視認に成功します。バイファムは、モニターにもそれなりにPPを向けていたため、目視にも成功。両機とも同時に発砲しましたが、この差が物を言い、ウグの射撃は外れ、バイファムのみ、2回目の命中を出します。これが胴体を貫いて、爆発!緒戦は、地球連邦軍の勝利となります。

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ゲームプレイ自体の感想は、面倒と言えば面倒ですが、なんとかできないことはなし。最も二人ともこれまでツクダブランドに慣れているため、錯覚(?)しているきらいはありますが、ゲームにはなっていたので、いよいよ、シナリオに挑むことにします。

最も使用機数の少ない「第19話 もう一つの戦争 ジェイナスの小さなママ」です。両陣営のOBは、以下の通り。

ジェイナス側(mitsu)
 バイファム(ロディ:PP15) 、ネオファム(バーツ:PP16)
ククトニアン軍(kawa)
 ルザルガ(一般兵:PP18)3機

第1ターン、両陣営とも最大限にバーニアを吹かし、接近します。ククトニアンは数の優位を生かして、両翼に大きく広がる機動で、半包囲を目論見です。対するジェイナス側は、左方向に偏差しながら推力を使用し、中央から片方のみを狙う構えです。

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両軍ともECCMに電子戦ポイントを割り振っていたため、ともにレーダー確認に成功します。ここで、またもロディが遠距離射撃を行い、一発を中央のルザルガ01号機に命中させます。当たり所もよく、バーニアに命中し、1ヒットを与えます。

第2ターン、ジェイナス側に危機が訪れます。PPに劣るロディとバーツは、各ポイントをギリギリに削っていたことが災いし、なんとロディが操縦ミス!敵を前にして旋回バーニアの噴射を間違え、中央付近で敵に背を向けてしまいます。これに対し、ルザルガ01号機が射撃を行いますが、ここは相対速度修整がきいて、命中なし。

と、左翼では、初めの計画通り、バーツのネオファムとルザルガ02号機が、ともにレーダー確認に成功し、射撃戦に入ります。ルザルガのビームは照準が甘く、はずれ。ネオファムのビームは、敵の機体が大きいこともあって(寸法修整+2)、見事に命中!これが胴体を貫き、ルザルガは爆発。やるぞ、バーツ!

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これで2対2になった第3ターン、最接近した両軍は射撃を行うはずでしたが・・・ここでククトニアン軍の2機がともに、操縦ミス!が、間違えた操作が奇跡的にほぼプロット通りだったため、大きな影響はなし。

ジェイナス側は先に被害に出ている01号機に射撃を集中し、命中弾を出します。これが左REに当たり、1-4で誘爆でしたが、ルザルガはギリギリ、持ちこたえます。逆襲でルザルガ03号機は、ネオファムに射撃を行います(もう1機は操縦ミスで射界を取れず)。これが左手に命中し、破壊。命中のショックで、バーツは茫然となります(移動・攻撃不可)。

第4ターン、両軍はすれ違いざまに射撃を行います。ジェイナス側は、バーツが茫然のままなので、ロディのみが射撃します。が、防御に多くを割り振っていたため、命中せず。あろうことか、「12」を出していまい、ハンドキャノンが故障!ククトニアンも敵の回避PPのため、命中しませんでしたが、圧倒的に有利になります。

ここで、ロディが選択したのは、ポッドによる離脱でした。ただ、火器を失い、標的となるだけより、貧弱ながら武装のあるポッドで戦いを継続しようという意志です。

第5ターン、事態が大きく動きます。ルザルガはともに健全なネオファムを攻撃し、ジェイナス側は中破している01号機を叩きます。近距離からの射撃戦の結果は・・・ネオファム・ルザルガともに撃破!

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これにより、ともに勝利得点を超え、両者の引き分けとなりました(ククトニアン軍:21点、ジェイナス側22点)。

う~む、機数が増えると、個々のプロットはもとより、全ての敵についてレーダー及び目視確認が必要になるため、かなり面倒です。かつ、目視に成功してもdr修整+2のみなので、作業プレイアビリティを考えると、どうも割に合わず。途中、面倒になったkawaさんなど、レーダーだけで十分と、モニターさえ見ない(!)状況に。

それでも、時折、起こる操作ミスが思わぬ影響を引き起こすので、想像以上に楽しめました。なんとか、3機程度なら操れるし、結構、行けるかもと、みんなにもらしたら「はじめの期待値が低すぎたから、まだ、ましと思えただけじゃない?!」と笑われました。

ともあれ、全機種の専用シートまで作ってしまったので(!)、ぜひ、もう1-2戦をしてみたいです。たぶん、ガリアン・シミュレーション・マニュアルよりは、ましだと思うけど・・・(笑い)。

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