歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

カテゴリ: ファンタジー級

お昼前に会場入りすると、にしさんと水戸爺さんがお手すきに。ならばと、ちはら会から持参した「神々の戦い」(エポック)をインストプレイしました。

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序盤、にし神に、ラムセス二世など建築系や神の子など布教系の英雄が来て、効率よく、戦力を拡大します。第3ターンで4つのエリアを支配し、第7ターンには7つ、第8ターンには10と、飛ぶ鳥落とす勢いです。

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mitsu神もこれに追随せんとしますが、途中でハムラビがまさかの建築失敗など、神殿の増築ができず、やや出遅れ気味に。それでも、後半に一気に領土を拡大し、どうにか最終決戦を戦える状況に。

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水戸爺神は、序盤にレベル上げに成功するも、建築drに悉く失敗し、中盤に伸び悩みます。冴えないdrに業を煮やした水戸爺神は、やむなく生け贄を捧げて、絶対成功に持って行きます(ほんとにdrが酷くって、笑い)。

そして、迎えたアルマゲドン(最終決戦)。先手を取ったmitsu神が飽和攻撃で、にし神の神をつぶしていきます。これに、水戸爺神が同調し、神レベルが大きく低下します。

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にし神も攻撃力のある水戸爺神を攻撃しますが、これが数少ない防御カード「ブラックホール」に呑み込まれ、無効に。

これが大きく、さらにmitsu神と水戸爺神の攻撃を受けたにし神は、首位から転落。mitsu神も反撃で2レベルを落としますが、首の皮1枚で9レベルを維持し、逆転勝利となりました。

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第二戦は、sinyamag・mitsu・Oka・こまいふさんの対戦です。

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序盤、最高神を引いたsinyamag神のdrと英雄引きが冴えにさえ、あれよあれよと勢力を拡大していきます。

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これを攻撃能力に優れたOka神が軍事力で追いかけ、追随します。

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mitsu神はまたも序盤の拡大に苦しんだものの、最終決戦に向けて、主神のレベルを増加させ、3位に付けます。
こまいふ神は、引きとdrに祟られ、「唯一神じゃないのに(実質的な)唯一神」と自虐ネタを飛ばします。

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迎えたアルマゲドン(最終決戦)、潤沢なカードを抱えたsinyamag神が、mitsu神とOka神に攻撃をかけ、攻撃力を削ります。両神も同調して反撃を繰り返し、11レベルあったsinyamag神を6レベルまで落とします。

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ここで、mitsu神とこまいふ神のカードが切れ、運命の行方はsinyamag神とOka神に。sinyamag神が最後のパンチを繰り出すと、神殿レベルが低いOka神は4レベルまで転落します。それでも、勝利のために、mitsu神を攻撃し、レベル5まで落としましたが、結果的にsinyamag神のアシストに。決戦が終わり、1レベル差でsinyamag神が勝利となりました。

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前回のちはら会でデビューした本作を、茨城会でもプレイでき、よかったです。にしさんからは「友引町買い食いウォーズ」の再戦オファーも有り(ほんとか?!)、千葉会オークションで手に入れたB級マルチもスタンバっているので、新春のちはら会は「超B級マルチ祭り」でも行きましょうか?

続いて、昼前に到着したkawaさんと「テラ・フォーミング・マーズ」を終えた3人を誘って、「神々の戦い」(エポック)を対戦しました。

このアイテムは一応、F級ですが、妙なところがリアルな異色のマルチゲームです。各プレイヤーは、神々の一柱となって、人間界で信者を増やし、神殿を建設させるなど、影響力を高めます。最後は、配下の副神を集め、アルマゲドン(最終決戦)で勝利して、唯一教となることを目指します。神々の攻撃は、雷、暴風雨、隕石落とし、噴火、洪水などの天変地異を、カードを使って起こします。また、下級の攻撃神やモンスターの攻撃なども有り、ここまではまさしくB級です。

が、自分の宗教を広める手口が、実にリアルでして・・・。まず、配下の英雄(ダビテや神の子!)を中立地帯に派遣し、説法を行って、地元民を改宗させます。次のターンに、別の英雄が「神の軍隊」を率いて進駐し、敵を除去して、統治(占領)を行います。この時、中立民は武装して抵抗するのですが、改宗された民は「同教徒とは戦えない」とこれを静観します。軍事占領を果たしたところで、建築能力のある英雄(アルキメデスとかラムセス二世!)が神殿を作り、副神を祀ります。最後に、殖産を実施し、民を増やします。5以上になった場合は、宗教兵となります。

これを繰り返して、勢力を拡大するのですが、主神の手先となる英雄が実在の人物だったり、その手口が宗教戦争(あるいは植民地侵略)そのもので、まるで歴史RPGをしているような気分です。

今回は、6人がインストによる初プレイになります。まず、スタートの主神は以下の通りです。
 エンジョウ…アフラマーリダ
 BIBI…エボナ
 mitsu…メルキュール
 Tommy…エンリル
 kawa…アルテミス
 にし…ネクベト

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序盤、各陣営は地道に布教・侵略・建築・人口増加を行い、勢力を広げていきます。第3ターンが終わったところで、mitsuが4カ所を統治し、3神を従え、トップ。続いてエンジョウさんが3カ所統治の2神で追いかけ、BIBIさん、Tommyさんが2カ所統治の2神で続きます。kawaさんとにしさんは、どうにも建築に優れた英雄が来ず、統治エリアは広がるものの英雄が来ず(神殿数分、引ける)、伸び悩みます。

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第5ターンになると、ほぼ、中立地帯がなくなり、一触即発の空気が流れます。順調に神殿を建築したエンジョウさんが神殿数6つでトップに立ち、同じく4つのmitsuとBIBIさんが次点に。ただし、BIBIさんは主神のレベルを5まで上げているので、実質的なVPはエンジョウさんとBIBIさんが、8で並んでいます。

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と、第6ターン早々に、英雄チットが枯渇!この瞬間、通常ゲームが終了し、神々が直接、戦うアルマゲドンに突入します。

先手を引いたのは、エンジョウさん。6つの神殿をフル稼働させると、巨大地震、隕石、干ばつなど6枚の攻撃カードにモンスターを放って、BIBIさんを攻めます。これに上位を叩きたい他のプレイヤーが「同調」し、大噴火や大津波など、天変地異を増加させます(どんだけ!)。BIBIさんも必死の抵抗で迎撃し、本国エリアの民と神殿は全滅するものの、神を守り切ります。

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これで優位に立ったエンジョウさんに対し、mitsuが伝染性の「疾病」を起こします。防御のために民を集中していたことが仇になり、各地の民が軒並み、衰退します。疾病は史実通り、思わぬ余波を引き起こし、わずか1VPしかないにしさんのエリアにも拡大し、ヨーロッパを覆い尽くします。ああ、まさにパンデミック!

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民の防御力が落ちた地域に、二巡目のハルマゲドンが起こり(ひどい!)、エンジョウさんとBIBIさんのVPは、ともに7で並びます。最後は、生き残った民の数の比較になりましたが・・・11対12の僅差でエンジョウさんの勝利となりました。

なお、終了時に獲得していた神々は、以下の通りでした。
 エンジョウ…アフラマーリダ、ポセイドン、ミネルヴァ、プラーマ、デメテル、ヘルメス
 BIBI…エボナ、クリシュナ、エレッシュ・ギ・ガル、シヴァ
 mitsu…メルキュール、ハトル、トト、ネルガル
 Tommy…エンリル、タンムーズ、フレイール
 kawa…アルテミス
 にし…ネクベト

 この対戦で、F級のプレイ率が7割を超えました。ジャンル別記事を更新しましたので、ご覧ください。

この日、最後にプレイしたのが、ちはら会の定番となっている「Wizard's Quest」(AH)です。これがなければ、作戦級だけのまともな例会(?)で終わるところでした(笑い)。今回は、T誌掲載の追加シナリオを、二本、プレイしました。

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まずは、追加シナリオのS3「大龍狩り」です。その名の通り、マルノンに棲むドラゴンをプレイヤーが退治するものです。通常のドラゴン攻撃(ヒーローまたは魔術師のみが実施可能)に加え、ドラゴンの飛来時に生き残った戦力があれば、通常戦闘を行えます。ともに成功すれば、1ヒットを与えられ、合計で6ヒット目を与えたプレイヤーが勝利します。通常のオークも有り、それと戦いながら、ランダムに飛来するドラゴンを攻撃するわけで、運の要素が大きいです。

ゲームは、まず、第2ターンに、橙国(kawa)さんが先手を取って、ドラゴンを攻撃します。反撃で6ヒット(!)を浴びますが、敵に一太刀を浴びせます。

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その後は、飛翔先の黄国(にし)や紫国(Tommy)、再び、橙国(kawa)と、「大龍狩り」のため、各国が協力して、攻撃を続けます。

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が、12という最多の領地を持ち、飛来する確率が高いはずの赤国(mitsu)とその近辺には、なぜか、ドラゴンは現れず。

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それでも、いつか来るはずと、せっせと迎撃用の戦力を各地に累積し続けましたが・・・あろうことか、6度目のドラゴンが舞い降りたのは、紫国(Tommy)の魔術師部隊スタック!しかも、drしたのは赤国(mitsu)じゃないですか(苦笑い)。

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ドラゴンは3兵士を屠ったものの、圧倒的な戦力で取り囲まれ、万事窮す。数世紀の永きにわたりマルノン島に厄災をもたらし続けた大龍、ついに死す!紫国(Tommy)曰く「ラッキーな勝ち」を拾いました。

続いて、取り組んだのが、追加シナリオ1.5「ローニンの遺産」です。かつての大戦乱が終息し、永き平和が続いていましたが、調停者が安心してここを離れている間に、世代は変わり、再び、人間達の争いが起こります。その隙を突いて、滅びかけていたオークが復活!クリスタルマウンテンを占拠します。各国は、軍隊を率いて、再び、オークの討伐に乗り出します。

このシナリオは、かなり、特徴的な勝利条件と特別ルールを持ちます。まず、勝利条件は、調停者が戻るまでに、オークの戦力した土地をより多く取り返すか、あるいは、他の王国の宝物を全て集めることです。

調停者は、ドラゴンフェイズに6ゾロが出ると帰還するので、相当の時間が見込まれます(1/36)。となると、全ての宝を集めることが、早期に達成しやすくなっています。

このシナリオの宝物は、オリジナルと違い、キャラによって持ち運びができますが、奪われると本来の持ち主は、ボーナス分の戦力を失い、略奪者に与えることになります。かつ、全ての宝物を奪われたプレイヤーは、祈願カード以外に増援を得ることができなくなるため、一気にバランスが傾く恐れがあります(強きものはより強く、弱気ものは確実に滅亡へ!)。

序盤、各国はオークを攻撃し、領地ポイントを増やしていきます。オークの蜂起を受けながらも、着実に領土を増やし、中央のクリスタルマウンテンの制圧を進めます。

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各ターンに1-2の領土を奪還し、ポイントを積み重ね、第5ターンには、それぞれ、7-8ポイントを獲得します。

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唯一、出遅れたのが赤国(mitsu)で、オークジェネレーションで領地を削られた上に、なんと2ターン連続で、増援なし(祈願カード)という、不運さです。それでも、第5ターンまでには、4ポイントと他のプレイヤーの半分程度までは復活しましたが・・・。

展開が大きく変わったのが、第6ターンでした。東岸から中央部の制圧を進めていた黄国(にし)が、突然、赤国(mitsu)に宣戦布告し、主力部隊を撃破してしまいます。と、ここに、オークから奪回した宝物を一カ所に集めていたため、赤国(mitsu)は7戦力を失った上に、祈願カード以外の補充が不可能に。

すると、今度は、紫国(Tommy)が、電撃的に黄国(にし)の後背地を襲撃し、全ての宝を奪ってしまいます。黄国(にし)は急いで兵を戻して、宝物の奪還を狙いますが・・・。
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ここで、動いたのが、最後まで様子を伺っていた橙国(kawa)でした。なんと、東海岸を南下し、紫国(Tommy)の城を攻略!このことにより、赤国(mitsu)、黄国(にし)、紫国(Tommy)は通常増援の途を絶たれます。そのままならば、橙国(kawa)の一人勝ちは確実です。

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唯一、逆転の見込みは、紫国(Tommy)のオーク領土奪還ポイントが橙国(kawa)を上回っていること。橙国(kawa)が全ての宝物を集める方が早いか、調停者の帰還が早いかの勝負でしたが、結果は橙国(kawa)が第10ターンに紫国(Tommy)を滅ぼし、ジ・エンド。いつにない過激なマルノン物語に、幕を下ろしました。

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これで、「Wizard's Quest」(AH)の正規シナリオ及び追加シナリオ6本を全てをプレイし、コンプリートです。簡単で手軽なFantasy級マルチとはいえ、のべで10戦弱を対戦できたわけで、十分に堪能しました。

今月のソロプレイ第2弾は、このところ、お気に入りの「Wizard's Quest」(AH)のヴァリエーション「マルノン物語」からシナリオ4「最後の戦闘」です。このゲームは、シンプルなルールと勝利条件の設定が絶妙で、プレイヤー間の戦闘が必ずしも主ではないあたりが秀逸です。ランダム要素も適切で、ほどよく運が、ほどよく戦略が組み合わせられています。よって、マルノン物語のような派生シナリオが作りやすくなっています。

このシナリオ4「最後の戦闘」は、文字通り、マルノン島における、人類対オークの最後の戦いを描きます。勝利条件は非常にシンプルで、もっとも多くのオークを退治した勢力が勝ちです。ちなみに、ランダム殺戮のドラゴンは前シナリオで死亡したそうで、出てきません。調停者はいるものの、基本は人類によるオーク殲滅戦になります。

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今回は、最大の6勢力の設定で、行います。ランダムdrの結果、セットアップは赤からになり、どこにでも向かいやすい中央に城を構えます。その後、時計回りに黄-肌色-緑-紫-青の順に中央から周辺へセットアップしていきます。

次に、オークの配置ですが、drの結果、南の6スペースに集中します。それ以外は、北に3つ、中央に2つ、東に3つと偏りが出ます。

最後に、それに向けて赤から順に王国を広げていきます。いくつかの飛び地はあるものの、各勢力の王国は以下のようになりました。
 赤…中央
 黄…南東
 肌色…北
 緑…北東
 紫…北西
 青…南

第1ターン、まず、オーク・ジェネレーションですが、地方1と3が2回、4と6が1回づつとなります。結果、地方1と3のオークが凶暴化します。地方1はでは、2カ所のオークが紫軍に攻撃をかけます。1-1(地方1の第1スペース)では、たった1戦力の兵士が、4戦力のオークを押しとどめ、撃退に成功します。が、1-5では、逆に3戦力の紫軍が一方的に壊滅させられます。

続いて、地方3のオーク凶暴化ですが、攻撃を受けた青軍が、巧みな地形効果とWizardの援護により、最後はWizardのみになりながらも、なんと8戦力(4戦力×2)のオークを壊滅させます。

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ここを攻撃されるとまずかったのですが、その直後に調停者が3-1に舞い降り、都合よく「平和」となります。
次に各軍の行動ですが、これまた、青が第1プレイヤーとなります。すかさず、戦力を補充すると、調停者の効果の及ばない西部への攻勢をかけます。以下、他のプレイヤーも周辺のオーク狩りと王国の拡張を進めます。

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第1ターンの終了時の殲滅オーク数は、
 赤…3
 黄…5
 肌色…3
 緑…3
 紫…5
 青…10
と、オークの凶暴化を逆襲で全滅させた青軍が、大きくリードします。

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第2ターン、オーク・ジェネレーションは地方2と地方4が2回ずつ、対象になりましたが、すでに地方2のオークは全滅しているため、地方4のみが凶暴化します。このオークはかなり強力で、4-4で戦士を含む緑軍を壊滅させてしまいます。

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にっくきオークへの復讐を誓った緑軍だったのですが、なんとここに調停者が飛来。特殊効果で戦闘ができないじゃないですか!怒り心頭の緑軍は、Wizardを投入して、この調停者を排除することに成功しますが、反撃で3打撃を受けたため、肝心のオーク攻撃ができず。

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一方、中央付近を拠点にする赤軍は、ライヴァルの少ない地方6のオーク狩りを後回しにして、飛び地の4-1からオークの城6に攻撃をかけます。城に籠もるオークは強力で25打撃を受けたものの、4戦力のオークを壊滅させることに成功します。

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また、トップの青軍も順調にオークを狩って、スコアを伸ばします。第2ターンの終了時の殲滅オーク数は、
 赤…7
 黄…6
 肌色…6
 緑…4
 紫…6
 青…14
と、緑が伸び悩み、青軍がほぼ独走状態になります。

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第3ターン、ほぼオークの領土が1/3以下となっているため、ジェネレーションは一部のみに。

そろそろ、最後のオークの追い込みが始まりますが、「強制平和」の調停者が降り立ったのは、またも地方4!一人出遅れていた緑軍は、ランダムdrを恨みつつも、大損害を出しながら、この調停者とオークを排除します。

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一方、南部では、青、赤、黄が、残ったオークの撃破とライヴァルの牽制を行います。まず、赤軍が城6から、わずか4ヒットレンジの魔術師隊で、無謀にも5ヒットレンジの森林オークに攻撃をかけ、撃滅されてしまいます。先を越された黄軍は、この無主の城に次ターンにオークが現れるとことを見越して、赤のスペースの排除を行います。これを見た青軍は、このまま、逃げ切るためとオークの確保を求めて、赤の拠点近くに北上します。

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第3ターンの終了時の殲滅オーク数は、
 赤…7
 黄…10
 肌色…6
 緑…8
 紫…7
 青…16
で、青軍のリードは盤石ながら、黄軍が追い上げてきます。

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第4ターン、オークジェネレーションは地方6でのみ起こり、山地で待ち構える赤軍がこれを撃破して、スコアを稼ぎます。

ここで運のよいことに、第1プレイヤーは青に。すかさず、地方2に残っていたオークを襲撃し、これで撃破数は18と盤石な態勢となります。さすがにまずいと感じた次点の赤が魔術師隊を持って、この青の魔術師隊を撃破します。赤と戦争を開始した黄色を除き、肌色、緑の各国もこれに続きます。

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第5ターン、いよいよ、オークが少なくなり、このままでは青の独走とみた各国は、一斉に青への攻撃を開始します。第1プレイヤーの肌色に始まり、赤と対立していた黄色まででが一時休戦して、青の領土を一気に浸食します。

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第6ターン、ここで微妙な変化が・・・次点の赤の領土でオークが凶暴化し、身の程知らずの攻撃により、3VPを赤に献上します。これで、13点になった赤に、同点または逆転の可能性が生まれます。

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続く、プレイヤーターンに、唯一の居城に追い詰められた青が、執念で第1プレイヤーを引き、補充兵を全て城に籠城させます。が、これも紫軍の圧倒的な20兵力に呑み込まれ、ついに青が崩壊します。

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となると、残りは赤とかろうじて黄色の可能性が残されます。黄色は、当然、赤に宣戦布告し、泥沼の混戦に突入します。

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第6ターンの終了時の殲滅オーク数は、
 赤…13
 黄…10
 肌色…8
 緑…8
 紫…7
 青…18(滅亡のため、これ以上は伸びず)
となります。

第7ターンは、赤対黄色の二大勢力に、勝利の可能性のなくなった3国がゲームを盛り上げるために介入と助太刀をし、もはや百年戦争ばりのケイオスに。それでも、二番手となった赤がさらに3オークを撃破し、トップの青に後2点まで迫ります。

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最終となった第8ターン、ここで注目の赤が第1プレイヤーに!これぞ、天運とばかりに赤の主力の魔術師隊がオークを攻撃し、ついにトップの青に並びます。これにより、黄色が追いつくことは不可能になり、城に籠もる最後のオークを緑王国が撃破し、ゲームエンド。

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勝利判定は、
 赤…18
 黄…10
 肌色…8
 緑…12
 紫…7
 青…18
となり、赤と青の二王国が勝利となりました。

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祈願カードがないので、ちょっと寂しいですが、ドラゴンもおらず、プレイはスムーズで、なれれば60分かからないかも。他のシナリオも楽しみです。

最後にプレイしたのが、お手頃ファンタジーマルチの「Wizard's Quest」(AH)から、T誌に載った追加シナリオ3.5「海の君主たち」です。前回にプレイしたシナリオ「オーク王リューブ」の後に起こった出来事を再現します。

マルノン島には「オーク王リューブ」を撃退した黒のエルリックがおり、ドラゴンやオークはいるものの、比較的、平和裏に統治をしてきました。そこへ、リューブの隆盛時に島から逃げ出した貴族達が厚顔にも復権を狙って、逆上陸を仕掛けてきます。これに対し、黒のエルリックが、徹底反撃に出るという設定です。

このシナリオでは、島外にいる海の君主たちは、前ターンにプロットした海岸線(かアムノン川流域)のエリアに上陸戦闘を行えます(戦闘レンジ修整+2扱い)。成功すると橋頭堡を確保でき、以後、祈願カードを引けるようになります。さらに城を占領すると、通常の4戦力以上の補充ができます(それまでは2戦力)。

一方、1対複数の争いになる黒のエルリックには、かなり潤沢な戦力と敵側を全て併せた補充力、そしてダブルムーブの特典が与えられています。

今回は、Tommyさんが黒のエルリックとなり、それ以外の3人が海の君主たちとなります。
 黄(橙)…Tommy
 青…kawa
 紫…mitsu
 緑…BIBI

序盤、緑(BIBI)と青(kawa)は地方5に、紫(mitsu)はアムノン川上流に上陸します。が、すかさず、黄(Tommy)の反撃を受けて、緑(BIBI)が海に追い落とされます。

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第2ターン、青(kawa)はなんとか、城7を手に入れ、領土を広げます。紫(mitsu)も中央へ進出しようとしますが、今度は南部の兵力を集めた黄(Tommy)が北上してきたため、やむなく北の城4を目指します。


第3ターン、根拠地を手に入れた青(kawa)は、確実に領土を確保していきます。一方の紫(mitsu)は山地のオークの追撃をうけ、這々の体でなんとか北の城4に逃げ込みます。と、先に上陸失敗した緑(BIBI)が、再び、上陸船団を率いて、アムノン川下流へと侵攻します。黄(Tommy)は南部を要塞化すべく、オーク狩りに走ります。

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第4ターンは、順調だった青(kawa)をオークの蜂起が襲い、一時的にエリアは3にまで減少します。もっとも兵力補充の多い黄(Tommy)も、ドラゴンの襲撃を受け、このターンはかなり領土が縮小します。対照的に、紫(mitsu)と緑(BIBI)は、2エリアの獲得に成功します。

第5ターン、領土拡充を続ける海の君主たちに対し、黄(Tommy)は地方3の半分の平定に成功します。

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第6ターン、順調に領土拡張(回復)を行う、青(kawa)、緑(BIBI)、黄(Tommy)に対し、紫(mitsu)にオークの試練が襲いかかります。これにより、支配エリアはわずかに2まで減少します。

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そして、オーク蜂起が最高潮に達したのが、第7-8ターンでした。地方2のほとんどのエリアでオークが爆発し、結果、弱体化していた紫(mitsu)が全滅!青(kawa)と緑(BIBI)も現状維持で手一杯に。

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迎えた終盤、思うように領土が伸びなかった青(kawa)と緑(BIBI)がそれぞれ、6エリアと5エリアで終了。と、豊富な増援とダブルアクションを生かした黄(Tommy)が南部を守り切り、7エリアで勝利しました。ちなみに、紫(mitsu)に至っては、オークの1戦力を破れずに、上陸失敗する体たらくでした(苦笑い)。

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例会の後半、CURRY作りが一息ついたところで、メンバーを入れ替えて、Fantasy級マルチゲームをプレイします。傑作「Wizard's Quest」(AH)の追加シナリオ2「オーク王、リューブ!」です。陣営は、青(高橋)・黄(kawa)・紫(BIBI)・緑(mitsu)・橙(平)です。

ある王国で廃嫡された王子が、失意のうちにオークの谷に逃れます。その名は、金髪の王子リューブ。普通ならオークの餌食になるところですが、代々、オークには伝説が伝わっていました。いつか金色の王が、オークを光に中に導くと。オークを味方に尽きたリューブは、自分を捨てた人類に復讐を開始します・・・。

このシナリオでは、山岳地域がオークの巣になっており(全エリアに3戦力)、さらにリューブの籠もる城には8戦力が追加されます。

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ゲームは、オークの蜂起からスタートします。いつになく大量のオークが、山地から周辺部に向かって一斉攻撃をかけます。ヒーローなどごくわずかな例外を除き、全ての国が被害を受けます。最も酷かったのが、リュークの城に隣接していた青(高橋)で、初期配置の1/3近くを失う羽目に・・・当然、領土は荒廃し、5エリアを確保するだけに。逆に順調だったのが、山地から最も遠い橙(平)で、領地は8とダントツです。

衰えたとは言え、第2ターンもオークの攻撃が続き、これを凌いだ第3ターンから、人類の反撃が始まります。周りから1エリアずつ、各勢力が領地を奪還し、さらにオークの領土に攻め込みます。5勢力という数が物を言い、オークを押し切ります。

リューブも健闘しますが、第4ターンが終わった時点で、オークの領土は数エリアに。この時点で、トップは緑(mitsu)で10エリアを確保しています。これに、青(高橋)と橙(平)が9エリアで続き、黄(kawa)が8エリア、紫(BIBI)が7エリアとなります。

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最終の第5ターン、1エリアをオークに取られたものの、トップの緑(mitsu)が反撃でこれを下し、暫定10エリアに。と、その後、黄(kawa)の攻撃で1エリアを失い、なんと、青(高橋)・黄(kawa)・緑(mitsu)・橙(平)の4人が、9エリアで並びます。

ここで、最終プレイヤーになったのは、7エリアの紫(BIBI)。手持ちのカードを熟読すると、まず、緑(mitsu)を削り、8エリアに。と、ここで、追加キャンペーンを実施し、渡水攻撃により、橙(平)エリアを奪取。その結果は・・・青(高橋)9点・黄(kawa)9点・紫(BIBI)9点・緑(mitsu)8点・橙(平)8点と、見事な逆転勝利でした。

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いやー、面白かった。初めはオークが極めて強力なため、各勢力は協力して戦いますが、人類の勝利が見えてきたところで、人間同士の内ゲバに雪崩れ込む展開は秀逸。残り4シナリオがあるので、ぜひ、プレイしてみたいものです。

(こちらも、カメラの保存ミスにより、写真はBOXアートだけです)

午後になり、全員が揃ったところで、ちはら会の常連さんたちで「Wizard's Quest」(AH)をプレイしました。Tactics誌に掲載された、追加シナリオ「マルノン物語」からS1「最初の人々」です。

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その名の通り、「Wizard's Quest」の時代を遡り、人間側がマルノン島に入植を始めた時期を扱います。人間側は海辺の城と隣接地を支配し、それ以外はオークが占めています。勝利条件はオークが消滅しターンに、最も多くの土地を持つプレイヤーの勝利に。よって、前半は全員でオーク狩りに精を出し、終盤になるとプレイヤー間の戦争や駆け引きが起こるようになります。

なお、ドラゴンは通常通り、健在で、調停者はおらず、代わりに「流しの魔術師」が登場します。また、各プレイヤーの魔術師は、はじめは登場せず、いずれかの城を攻略すると無償で手に入ります。

ルール説明の後、赤(エンジョウ)・青(mitsu)・緑(BIBI)・黄(kawa)の4色でスタートします。

序盤、リードをしたのは、赤(エンジョウ)。中央に向かって勢力を伸ばし、オークの城を攻略し、魔術師を手に入れます。その後も順調に領土を拡大し、中盤にははや10カ所を越えます。それに、やはり辺境を拠点にした青(mitsu)が続きます。

不運だったのは、若い番号の領土を持つ、黄(kawa)と緑(BIBI)です。オークジェネレーションが集中した上に、オークがより若い番号を初めに襲うことから、領土が波状攻撃を受け、兵力が衰退。それを取り戻すことに忙殺されます。

緑(BIBI)のあるエリアに至っては、主力がいたにもかかわらず、2回のオークの襲撃とドラゴンの襲来(!)が来て、全滅に。兵力の再建で時間が取られます。

中盤から終盤にかけて、絶え間ないオーク狩りにより、敵はあとわずかに。こうなると、誰が勝利できるかですが、終盤にさしかかった時点でのポイントは、一点差ながら、赤(エンジョウ)がリード。
 赤(エンジョウ)11点・青(mitsu)10点・緑(BIBI)9点・黄(kawa)7点 

と、ここで、青(mitsu)に隣接する赤(エンジョウ)エリアに、ドラゴンが来襲。チャンスはここしかない!青(mitsu)はヒーローを国境に派遣すると、ドラゴン狩りの名目で、そのまま、赤(エンジョウ)エリアに侵攻します。これでポイントは逆転し、あとは最後のオークを狩れば勝利のはずでしたが・・・。

ここに来て、復活の緑(BIBI)がオーク狩りで、青(mitsu)とポイントで並びます!そのままだと、緑(BIBI)と青(mitsu)の合同勝利に。思案に思案したあげく、青(mitsu)はあえて単独勝利を狙って、オークを滅ぼさずに、緑(BIBI)の領土を削ります。

最終ターン、ドラゴン襲来と領土拡張が行き詰まった黄(kawa)の動向、そしてプレイ順が、ゲームを決めることに。まず、最強のドラゴンが飛来したのは・・・赤(エンジョウ)エリア!これで、脱落かと思いきや、ドラゴンの食欲が低く(dr2)、1ユニットが生き残って、首の皮1枚で希望をつなぎます。

続いて、領土拡張が行き詰まった黄(kawa)が侵攻先に選んだのが、緑(BIBI)でした。これにより、1ポイントが減った緑(BIBI)は、取り返すべく、青(mitsu)領に進攻。これで、青(mitsu)・赤(エンジョウ)・緑(BIBI)の全員が11点で横並びに!

これ以上ゲームを長引かせたくない青(mitsu)は、最後のオークを攻略し、再び、単独12点とリードします。

そして、最後のプレイヤーとなったのが、赤(エンジョウ)でした。全ての増援を南部に集結させると、青(mitsu)エリアの攻撃に移ります。数で勝る赤ヒーロー対drに有利な青魔術師の決戦は・・・赤(エンジョウ)の勝ち!これにより、獲得領土数が変更になり、赤(エンジョウ)の大逆転勝利となりました。
 赤(エンジョウ)12点・青(mitsu)11点・緑(BIBI)11点・黄(kawa)10点 

ああ、面白かった!シンプルでかつ適度なランダムイベントがあり、プレイヤーの読みと運がうまく連動した展開となりました。それでいて、長くても90分程度で終わるプレイアビリティ。やっぱり、このアイテムは面白いです。追加シナリオの「マルノン物語」も後5つあるので、ぜひ、残りもプレイしてみたいものです。

お昼前に5人が揃ったところで、みんなでできるアイテムをと、「Wizard's Quest」(AH)をプレイしました。このところ、各例会に持ち込んでいるFantasy級マルチゲームです。陣営は、以下の通りです。

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黄…にし
緑…BIBI
紫…エンジョウ
青…mitsu
赤…kawa

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序盤から各国は宝の探索に出かけ、第2ターンには、黄(にし)、緑(BIBI)、紫(エンジョウ)がこぞって初めの宝物をゲットし、翌第3ターンには、青(mitsu)、赤(kawa)も続きます。

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特に緑(BIBI)は好調で、王国を広げて、補充を高める堅実策に。他のマルチでは正統な作戦ですが、このゲームだとランダムイベントや他国の進行で、思ったように行かないことが多いです。が、今回は、比較的オークやドラゴンが来なかったことで、第3ターンまでに高戦力で二つの宝を手にいれます。負けじと紫(エンジョウ)が二つ目の宝物をゲット。

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が、人数が多いとジェネレーションdrが多くなり、序盤からオークが活性化し、やたらと蜂起します。第5ターンには9カ所の蜂起が起こり、特に北部では、一時、人間が駆逐されるほどの事態に。

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それでも、第6ターンには緑(BIBI)が最後の宝まであっと一歩に来ますが、これを察知した他のプレイヤーによって、宝物を辺境に飛ばされ、領土を削られて、厳しい状況に。

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同じく、序盤に出遅れたmitsuが追いつき、二つ目の宝を手に入れ、最後の宝物まであと二歩まで行きましたが、こちらも宝を飛ばされます。

混沌としてきたかと思われた第7ターン、mitsuに幸運が舞い込みます。4戦力の補充に、追加攻撃カードが2枚。ここしかない!手番となったmitsuは、必殺のトリプルアクションで、赤の守る城に辿り着きます。赤も魔術師で抵抗しましたが、10戦力を越えるヒーロー軍が寄り切り、最後の宝物をゲットし、逆転勝利となりました。

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ほどよいランダム性と2時間かからないプレイアビリティは、やはり健在でした。誰にでもチャンスが有り、誰にでも逆転できる可能性を秘めたこのアイテムは、やっぱり面白いです。次は、Tactics誌掲載の追加シナリオをやってみたいですね~。

この日、ぜひ、プレイしたかったのが、古き良きファンタジー系マルチの「Wizard's Quest」(AH)です。お昼前ににしさんが来たところで、青(mitsu)・緑(sinyamag)・黄(にし)の3人プレイとなりました。

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序盤、各国はそれぞれの思惑にそって、行動をします。青(mitsu)は領土など二の次で、4ユニットの基幹補充を頼りに、宝物の探索に出ます。万遍なく、領土を散らしておいたおかげで、2ターン目にはじめの宝物をゲットします。これに対し、黄(にし)は宝物が西側に集中していたことから、少し遠回りながらも、着実に領土を増やしながら、探査をする方針に。一番、ツイていなかったのが、緑(sinyamag)で、やたらと王国の周辺でオークが活性化し、その対応に追われます。

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中盤になると、オークの跋扈とドラゴンの気まぐれで、流れは混沌としてきます。プレイ経験を生かして、青(mitsu)が二つ目の宝物をゲットしますが、やたらとランダムでドラゴンが来襲し、その都度、ヒーローが犠牲になる羽目に。その上、黄(にし)が引いたドラゴンカードが的確に青(mitsu)王国を直撃し、主力がぼろぼろになります。ええい、黄(にし)はドラゴン使いか?!

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緑(sinyamag)は軍勢を立て直して、一つ目の宝物をゲットしますが、3つの宝が完全に分散していることと何故か、調停者が多く現れて、攻撃ができない状況が続き、なかなか波に乗れず。

結果的に、急がば回れのことわざ通り、最も効果を上げたのが黄(にし)です。なんどかオークの攻撃を受けるも、drで撃退し、王国を維持。すると、毎ターン、7-8ユニットが補充となり、着実に前進を続け、二つ目の宝を手に入れます。

終盤、勝負を分けたのは、dr運でした。最初に最後の宝物目前に迫ったのは黄(にし)ですが、城に籠もる緑(sinyamag)の抵抗で、後一押しが足りず。次にリーチをかけたのが青(mitsu)でしたが、主力をまたもドラゴンに壊滅されます(これで、5度目!)。仕切り直して、地方4の飛び地からアプローチをかけ、再び、隣接地まで迫ります。
最終ターンのイベントが終わって、黄(にし)と青(mitsu)の先手を取った側がおそらく勝利する展開に。力のこもったイニシアチブdrの結果は・・・青(mitsu)の先攻!補充兵力を持って、黄(にし)の城を陥落させ、ジ・エンド。ギリギリで勝利となりました。

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古いゲームですが、やはりAHは、十分に作り込んでいて、面白い!6つのオプション・シナリオもあるので、まだ、しばらく遊べそうです。

最後に2時間を切ったところで、もう一つ、持ち込んでいたファンタジー級マルチの「Wizard's Quest」(AH)をTommy・kawa・平・BIBI・mitsuの5人でプレイしました。全員が初プレイのため、インストに時間をかけ、スタートします。

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まず、ゲームは魑魅魍魎のオークの大量繁殖から始まります。プレイヤーの数だけ、drした地方のオークが増えるため、そこかしこでオークがわき出てきます。4ユニットに達したオームは、隣接するプレイヤーの王国を攻撃。なかには英雄に挑んで全滅させられるオークもいますが、たいていは数に物を言わせて、拡散します。

次にドラゴンが飛来し、そこにいる生き物(オークも含む!)をムシャムシャと平らげます。最後に調停者が舞い降りて、そこを繁栄させますが、よりによって、やっと減らしたばかりのオークを「繁栄」させることもあり、みなさん、オークのしつこさに閉口気味です。

はじめは王国の防衛と拡張を行い、宝物探索にと考えていたプレイヤーも、度重なるオークの浸食と捜索のための他プレイヤーの進入で、ルートが分断されるまくります。ならば、どうせ、4戦力は確保できるのだからと、ショックアーミーを作って、「放浪」の探索に出るようになります。

で、ちょうど1時間ほどのところで、たまたま、宝物が島の半分に集中していたmitsuが、カードによる臨時攻撃で最後の宝物を手にし、終了となりました。

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今回はシステムになれてもらうためのインストで、概要はつかんでもらえたかなと思います。古いゲームですが、ゲームが長引かない仕組みになっており、今でも十分に通用するかと。Tactics誌に「マルノン物語」として、6つの追加シナリオもあるので、ぜひ、プレイしてみたいものです。

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