歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

タグ:練習用

突然ですが・・・

みなさまに支えられ、零細地方例会として、メジャー、マイナー、奇特なテーマに挑んできたちはら会。 元祖ブログが画像容量の限界を迎え、「ちはら会」Zweiブログに移転した訳ですが、こちらも12月をもって閉鎖とするというお知らせがありました。これまで、7年半でのべ791件の記事、17万以上のアクセスをいただいたことに感謝いたします。Zweiよ、どうもありがとう!

これを機に、新ブログに移転したいと思います。

新しいブログは、
歴史・戦史研究「ちはら会」Drei
http://chiharakai2019.livedoor.blog/
です。

BIGLOBEウェブリブログ及びYahoo!ブログに感謝して、旧ブログは閉鎖されるまで、そのまま、維持します。引き続き、ちはら会ブログをご愛顧くださいませ。

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ラストショットは、今年で80年目を迎えた「冬戦争」から、精鋭フィンランド軍。わずかな兵力ならが、機動性と戦術を駆使して、ソ連から独立を守り抜きました。ちはら会も、こうありたいですね・・・。




4月の異動に伴い、業務形態が大きく変わり、プライベートに全く時間が取れなくなっています。というわけで、例会の報告は簡易版として、まとめて行います。最長で2年間を凌ぎ切れば、ゲームの「夜明け」を迎えられるかな~。

4月始めの例会で、プレイされたアイテムと戦績は以下の通りです。

バルジ大作戦(CMJ)2戦
 〇ドイツ軍(Das Reich)対連合軍(にし)●
 ●ドイツ軍(にし)対連合軍(Das Reich)〇

 Das Reichさんが、「バルジができるなら、ちはら会は遠くない!」(本当か?!)と越谷から房総半島に遠征。茨城から来たにしさんが、これを受けて立ち(二人で3つの県境越え!)。第一戦は、獰猛な作戦級の鬼に食い破られていましたが、第二戦はかなりの健闘だったようです。

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ドイツ戦車軍団(CMJ)エル・アラメイン 〇ドイツ軍(mitsu)対連合軍(風漢)●

 風漢さんが、古典と言える本作を持ち込みまして。前回、お相手できなかったので、自分が名乗りを上げました。思えば、このアイテムは高校時代に机の中に隠して、休み時間ごとにプレイした思い出があります。連合軍にはいわゆる定石があるのですが、ずっとソロ鍛錬を続けていた風漢さんは初対戦だったようで、機動力に勝る枢軸軍が、隙を突いて海岸線まで進出して、勝利となりました。

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ドイツ戦車軍団(CMJ)ダンケルク ●ドイツ軍(風漢)対連合軍(mitsu)〇

 同じく、古典的フランス戦の作戦級です。自分もおそらく数十年ぶりのプレイでしたが、途中から感覚を取り戻しまして、海峡への突破を許さず、連合軍ががっちりとベルギー・フランスを守って、勝利でした。

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バルバロッサ(アークライト)2戦
 〇エンジョウ軍団・mitsu軍団・BIBI軍団
 〇mitsu軍団・エンジョウ軍団・BIBI軍団・kawa軍団

 いわゆるドミニオン系のミリタリーアイテムで、一風変わったバルバロッサ・キャンペーンです。第一戦は、擲弾兵を大量に配置して次々と高地や都市を攻略するエンジョウ軍団を、兵力バランスのmitsu軍団が追いかけますが、そのまま、10点差で逃げ切り。

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 第二戦は、kawa軍団も加わった4個軍団でモスクワを目指しますが、河川や冬将軍、総統の逆鱗などで、みな、苦しめられます。最後のモスクワをエンジョウ軍団が根性で攻略しましたが(戦闘力はわずかに+2!)、他都市のVPや装甲連隊のVPなどが生きて、mitsu軍団がギリギリで勝利しました。

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Down in Flames(CMJ)5戦
 〇F4Uコルセア(風漢)対震電(mitsu)●
 〇Bf109E(風漢)対スピットファイアMkⅠ(mitsu)●
  ●Bf109G(風漢)対P51(mitsu)〇
 ●飛燕・隼(風漢)対ハリケーンMKⅠ・MKⅡc(mitsu)〇
  ●Me262・Fw190(風漢)対B17×2機+護衛機P51(mitsu)〇

 最近の作品をあまり見たことがないという、風漢さん。これならいけるだろうと、mitsuのインストで、傑作空戦カードゲームをプレイしました。このアイテムは、空戦機動が全然、わからなくても、それらしい空戦になる希有な作品です。
 第一戦は、F4Uコルセア(風漢)対震電(mitsu)の戦い。初手を取ったコルセアが高速性と高い旋回能力を生かして、一方的に震電を追い詰め、撃破。さすがの重火力も全く火を噴くまもなく、撃墜されました。

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 第二戦は、Bf109E(風漢)対スピットファイアMkⅠ(mitsu)の戦い。やはり先手を取ったメッサーシュミットが、スピットファイアを高速で追い込み、高火力でヒットを与えます。スピットファイアも旋回性能を生かして反撃しますが、いかんせん、火力不足に泣き、撃墜されます。

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 第三戦は、戦争後期のヨーロッパ上空に舞台を移して、Bf109G(風漢)対P51(mitsu)の戦い。空戦性能で勝る最強のレシプロ機が、メッサーシュミットを圧倒し、適時、打撃を与えます。そのまま、押し切って、勝利に。

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 第四戦は、複数機を扱ってみたいということで、飛燕・隼(風漢)対ハリケーンMKⅠ・MKⅡc(mitsu)の戦い。序盤、非力なはずのハリケーンMKⅠがまさかの一撃で、飛燕を一発撃墜!そのまま、2機の優勢で隼を追い詰め、完勝でした。

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 第五戦は、B17×2機+護衛機P51(mitsu)を、Me262・Fw190の迎撃が襲撃する戦い。序盤、ドイツ軍はP51(mitsu)を追い詰め、これを撃破します。が、これで時間を稼いだ連合軍は、群がる敵戦闘機に無尽蔵な防御射撃を浴びせます。なんと、これでMe262を撃墜!そのまま、爆撃を成功させ、連合軍の勝利となりました。

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The grizzled(グループSNE)2戦
 第1次世界大戦の塹壕戦をテーマにした、協力型カードゲーム。プレイヤー達は、お互いに協力して、置かれたミッションをクリアし、平和裏に撤退できれば、勝利とのこと。持ち主の BIBIさんのインストで、エンジョウさんとkawaさんが参加。「だめだ、どうあっても撤退できない」「カードを読み違えた!」など、楽しい声が上がっていました。

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ソクラテスラ (キメラテック) 〇エンジョウ・BIBI・mitsu

 歴史上の偉人を右手・胴・左手に分割し、それを組み合わせて最強の偉人を作るという、クウァークス・チックなカードゲーム。エンジョウさんが先攻で次々とキマイラな偉人さんを作り上げ、そのままの勢いで勝利しました。「ギルニダハン」(ギルガメシュ・レオニダス・チンギスハンのキマイラ!)と「ダース・エカチェリーナ」とか。奇妙奇天烈な組み合わせに、ギャラリーからも喊声と笑い声が上がっていました。

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テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)〇エンジョウ・BIBI・kawa
 
 ちはら会の定番となっているSFマルチを、例会の最後に常連3人でプレイしていました。序盤、kawaさんがTRを忘れたために、出遅れましたが、その分、2人が開発をしまくって、盤上がほぼ埋め尽くされるという、珍しい展開に。最後は、効率魔王のエンジョウさんがきっちり、139点を獲得し、勝利していました。

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いつもなら,とっくにAARをあげているのですが、案の定、「働き過ぎ」改革の部署に異動になり・・・。「明けない夜はない」と思って、例会を続けていきたいです。GW真っ只中の第172回ちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。

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[日時]5月4日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 2F 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

イメージは、ぜひ、プレイしたい「ベルタ-」(GDW)。プレイヤーは一攫千金を狙うベルタ-となって、レア金属の眠るアステロイドを開拓していきます。ごく稀ですが、極めて希少価値の高い反物質が出ることも有り。その分、危険度も高く(おそらく放射能以上!)、雇われ鉱夫を連れて行くと「こんな、危ねー仕事ができるか!」と騒乱を起こしたりします。当然、賃金を払わないと、サボタージュやスト、あげくは暴動になるあたりは、「昭和の時代」ですね(ちゃんと賃金を払っていれば、そんなことにはなりません)。

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採掘した鉱物やガスは、マーケットで売りさばいて、新しい宇宙船を買ったり、従業員を雇ったりできます。設備や従業員が増えるほど、運営費も嵩むので、バランスのいい規模拡大がミソです。

ちなみに、ソロ演習で、探鉱者一人から始めたときは、手堀り(!)でちまちま鉱物を集め、マーケットで換金。それを途方もなく繰り返し、採掘設備と鉱夫を雇って企業形態になるまで、120ターン(!)もかかってしまいました。経済成長曲線、つまり、シミュレーション的には正しいのですが、それが楽しいかというと??よって、チーム(手堀ながらも3人からスタート)や企業(すでに採掘設備と貨物船有り)からの開始も提唱されているので、例会ではいずれかでいこうと思います。一度、生産が伸びると、その後の発展は飛躍的で、1.5倍くらいのプレイ時間で、1億クレジットまで行きました。

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また、採掘から維持費、宇宙船の運航費まで、全て、プロット管理するため、尋常でない時間と手間がかかりました。そこで、一念発起して、全てをマーカー(ユニット)と管理シートにしまして。抜群にプレイアビリティが上がりました。ちなみに、自作したユニット数は・・・500個以上!あの「大航海時代」(ツクダ)の改良200ユニットを軽く越える過去最多の自作数でした(馬鹿ですね~)。

というわけで、ちはら会渾身のプレイアビリティ向上アイテム「ベルタ-」のプレイヤーを募集します。この貴重な(?)体験ができるのは、わずかに4名です(自分もプレイするので、残り3名のベルタ-を募集します)。

最後に、次々回以降の予定です。

第173回ちはら会 6月1日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2会議室
第174回ちはら会 7月6日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室

次年度のさらなる業務スタックが決まってしまい、年度末に「最後の晩餐」とばかりに、茨城会に行ってきました。慌ただしい時期なので、若干、参加者は少なめでしたが、Sinyamagさんやにしさん、山崎さんら、いつもの(準)常連さんがマルチに興じており。自分もお誘いを受けたのですが、新規アイテムを学ぶ余裕もなく、午前中はまったり「バロバロッサ」の準備に費やします。

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午後になって、str会長が来たところで、購入したばかりという「PANZER WAFFE」(CMJ)を対戦します。陣営は、str会長がドイツ軍で、mitsuがソ連軍です。

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第一戦は、TIGERⅠとSU100のガチンコ勝負で幕を開けます。偵察射撃の後、TIGERⅠが「精密射撃」で撃破を狙いますが、SU100は「被弾経始」で対抗。逆に「丘陵」に登った支援付きのSU100が、虎刈りに成功します。

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と、ここでドイツ軍は対抗カードを配置しますが・・・これは怪しいと「偵察」したところ、案の定、「88mm対空砲」!これを排除し、ひたすら、SU100の長距離射撃で敵司令部を削ります。

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「冬将軍」に苦しめられたドイツ軍も、中央のパンターでスターリンを撃破し、長距離砲撃で対抗しますが、一歩遅れ、そのまま、終了。ソ連軍の勝利になりました。

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第二戦も、同じ陣営で対戦します。序盤、中央のSU100が豹刈りに成功しますが、背後に2枚の対抗カード。これはやっぱり怪しいと「偵察」したところ・・・今度は「88mm対空砲」と「待ち伏せ」!ああ、危なかった。

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こうなると、もはや、SU100の長距離射撃の独壇場かと思いきや、ドイツ軍は「バックハンドブロー」のダブルアクションで、損害をものともせず、突入-司令部を攻撃を繰り返します。

ともに司令部カードが枯渇し、先に一撃を与えた側が勝利でしたが・・・鼻の差でSU100の長距離射撃が間に合い、ギリギリの勝利でした。

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やっぱり、このアイテムは面白い!しかも1戦あたり、15分程度のプレイアビリティです。販売即売り切れとなるのはよくわかります。Western Frontもあるので、ちはら会でもまた、持ち込みたいと思います。

この日にプレイされた、もう一つのカードゲームが「突入!?レイテ湾」(CMJ)です。wさんのご希望で持ち込んだのですが、ちょうど次の対戦待ちの間に、mitsu・BIBI・エンジョウでプレイしました。

第一戦は、早々に「栗田ターン」が起こり、各艦隊とも足止め状態に。その間に強力無比なアメリカ軍が参集し、日本軍の進撃は完全にストップします。このまま、ゲームは終了し、210海里と最も進んだBIBI艦隊とエンジョウ艦隊が勝利しました。わがmitsu艦隊は、なんと泊地を出ることもできずに、敗北でした(号泣・・・)。

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第二戦は、各艦隊は進めるだけ進もうと、なりふり構わず、距離カードを出し、進軍します。途中でアメリカ軍の妨害が入りますが、スコールや煙幕で文字通り煙に巻きます。と、BIBI艦隊が残りカードを数えて、一気にレイテ湾に突入します。mitsu艦隊がこれに続くはずでしたが・・・ああ、煙幕を浴びたアメリカ軍がこちらに流れてきて、万事休す。結果的に、駆逐艦のみ(主力艦は零!)で突入したBIBI艦隊の勝利となりました。

このように、酷いときはどうにもできないこともあります。が、1ゲームは10分程度でできるので、そんなときはもう1回と再チャレンジできるのが、このゲームの良さです。

ぼちぼち、人が集まったところで、まずはマルチと「History of the World」(Z-MAN)を5人で対戦しました。今回の色は以下の通りです。
 紫…kawa
 白…mitsu
 青…Tommy
 緑…BIBI
 赤…ybs

第1エポック、文明のスタートは、中東とヨーロッパに集中します。エジプト(ybs)に始まり、ミノア(Tommy)、ヒッタイト(mitsu)、アッシリア(kawa)と狭い地域に次々と文明が起こり、先の文明を衰退させながら、新勢力が勃興します。一つ、殷(BIBI)だけは中国で覇を唱えます。VPは11-15まで1点刻みで、団子レースです。

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第2エポック、文明は地中海に拡大します。まず、略奪国家スキタイ(BIBI)が先の文明を攻め滅ばしながら、中東を席巻。次にカルタゴ (ybs)がアフリカから登場し、地中海を制覇。続いて、マケドニア(Tommy)が史実通り、中東を通ってエジプトに。最後に15戦力という最強のローマ帝国が南ヨーロッパ、アフリカ、中東の一部を制覇し、トップに。漢(kawa)だけが別天地で万里の長城を築きますが、エリアVPが低く、一人だけ20点台と乗り遅れます。

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第3エポック、このターンに大きな変動が起こります。まず、グプタ朝(BIBI)がインドに起こり、そのまま、文明の中心地の中東へ。続いて、東西ゴート(mitsu)が中央アジアから南下し、グプタ朝の都市を略奪して、VPを得ます。次に、東ローマ帝国 (ybs)がバルカンから南ヨーロッパを通って、北アフリカに上陸します。と、ここで最大勢力のイスラム帝国(kawa)が勃興。ここで聖戦(ジハード!)を、掲げ、数を生かしてガンガン侵略をしていきます。戦闘drも冴えにさえ(一度も負けず)、ジハードだけで16点を荒稼ぎします。最後に、フランク王国(Tommy)が、イスラム帝国(kawa)を浸食しますが、焼け石に水。結果、最下位だった紫(kawa)が84点(+57点!)で一気にトップに上り詰めます。

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第4エポック、このターンに実質的にゲームが決まりました。紫(kawa)が一番手のヴァイキングになり、前ターンの勢力を保ったまま、143点(+59点!)を獲得します。実は、二番手の自分の所に国カードが来たときには、すでに1番か2番しか残っておらず。まだ、紫(kawa)を削れるセルジューク朝で浸食したものの、96点と、この時点で50点近くに。そう、「誰かが止めるだろう」と、ポルトガル (ybs)、スペイン(Tommy)、明(BIBI)の3人が自勢力の拡大を優先したため、結果的に、マルチにありがちな紫(kawa)の独走に。  

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第5エポック、最終ターンは、紫を最後のドイツ(kawa)にして、清(BIBI)、フランス(mitsu)、大英帝国 (ybs)、アメリカ(Tommy)で敵領を削りましたが、すでに遅し。ほとんど差は詰まらず、162点のダントツで紫(kawa)の勝利となりました。

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最強の略奪国家のフン族やモンゴルが出なかったり、イスラム帝国が「聖戦」で逆十字軍をかけたりと、もう一つのHistory of the Worldが、このゲームの面白さです。なにより、初プレイのybsさんが、「おお、史実通りの侵略だ」と勝敗を越えた展開を非常に喜んでいました。また、持ち込みたいと思います。

この日のお題は、CMJ掲載予定の「官渡戦役」のテストプレイでした。12月ゲムマの初プレイを皮切りに、1月の千葉会でもマイナーチェンジの調整プレイに参加しまして。yagi会長、Das Reichさん、三楽堂店長に、遠く東京から参加の星凜(スターリン)さんを加えた4人で、入れ替わり立ち替わり、10戦近くを対戦しました。

第一戦は、袁紹軍(mitsu)対曹操軍(星凜)のインストプレイです。

第1ターン、電撃的に黄河を渡河した顔良が、程昱隊を全滅させますが、討ち取りはならず。強行軍で駆け付けた曹操本隊が顔良隊を退けますが、その隙に文醜と淳于瓊が中央部で渡河に成功します。

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第2ターン、消耗した戦力を補充するため、曹操本隊が後方に引き下がった隙に、淳于瓊隊が劉延を捕捉し、これを討ち取ってしまします。

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曹操も反撃に出て、淳于瓊に2ヒットを与えますが、曹操軍も1ヒットとじりじりと消耗します。

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袁紹軍は、袁紹本陣を渡河させ、消耗した淳于瓊隊を吸収し、最大10戦力で中央部で睨みをきかせます。

第3ターン、ならば、袁紹本隊の補給路を遮断せんと、機動力に長けた程昱隊が後方に回り込もうとしましたが、文醜隊が迎撃に成功し、これを撃破します。

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逆に袁紹軍は、中央から北部にかけて部隊を進め、陳留エリアの支配を切り崩します。曹操本隊が突出した淳于瓊隊に反撃をかけますが、ここでまさかの敗北となります。

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第4ターン、物量で勝る袁紹軍は、後方から次々と増援を投入し、この優位を維持し続けます。袁紹軍が3エリアを支配し、士気の低下を零に抑える一方、支配エリアを3つに切り崩された曹操軍は、-1ずつ士気低下を受けます。

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第5ターン、このままではジリ貧になると判断した曹操軍は、再び、迂回による後方遮断を狙いましたが・・・于禁隊が袁紹本隊に捕捉され、全滅!于禁も討ち取られ、ついに曹操軍の士気値が零になり、袁紹軍の勝利となりました。

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第二戦は、袁紹軍(mitsu)対曹操軍(Das Reich)の激戦に。

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第1ターン、騎兵ボーナスで黄河を渡った顔良隊に、曹操本隊がカウンター攻撃を行い、これを対岸に追い落とします。

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第2ターン、結果的に北部に曹操軍が集結したたため、袁紹軍は中央と南部で攻勢に出ます。最大10戦力を率いる袁紹本隊が渡河修整を物ともせず、中央部を徒渉します。これを張繍及び程昱隊4戦力で迎え撃ちましたが、ああ、まさかの曹操軍、全滅!張繍が討ち取られてしまいます。

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勢いづいた袁紹軍は、南部でも淳于瓊が渡河に成功します。

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第3ターン、曹操軍は本隊を強行軍で南下させると、淳于瓊隊を急襲しますが、損害はイーブンで曹操軍が後退します。

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第4ターン、消耗した戦力を回復せんと、曹操本隊は首都許へ転進します。代わりに、于禁隊が後方攪乱を狙って迂回行動をしましたが・・・なんと、1/6の確率をこじ開けて、袁紹本隊が迎撃に成功し、これを全滅させます。
この時点で、曹操軍にはわずか7戦力しか残っておらず、挽回は困難ということで、袁紹軍の勝利となりました。

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第三戦は、袁紹軍(yagi)対曹操軍(mitsu)の戦いに。

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第1ターン、よいカードが来なかった袁紹軍は、顔良のみを渡河させ、橋頭堡を作ります。が、曹操軍も低行動力のカードばかりで、戦力の温存に努めます。

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第2ターン、袁紹本隊と文醜隊も渡河をし、中央部を侵食します。これに対し、曹操は北部からの浸透を試みますが、顔良に阻まれ、消耗戦に。

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第3ターン、今度は淳于瓊が北部に上陸し、曹操本隊と激闘になります。また、袁紹本隊は南からの浸透を狙い、黄河沿いに南下をしますが、これは夏候惇に阻まれます。

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第4ターン、袁紹軍は北部で執拗に攻撃を仕掛け、これを迎撃する曹操本隊と激戦が繰り広げられます。結果、敵の進攻は食い止めたものの、袁紹軍は数に物を言わせて、2エリアの支配を奪取します。度重なる戦闘で、曹操本隊は4戦力にまで低下します。

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第5ターン、ここで曹操軍にミスが発生します。戦力低下に悩む曹操軍は、対孫堅方面の李通を強行軍で北部に呼び寄せましたが・・・ここで、袁紹軍に参戦カード!全く、守備隊を置いていなかったため、孫堅軍が参戦し、マップへの進入を開始します。

やむなく曹操本隊がこれを迎撃し、2回の戦闘で全滅寸前まで追い詰めましたが、孫堅隊は盤外エリアに逃走します。

と、ここでカードを使い果たした曹操軍に対し、袁紹軍は怒濤の中央部制圧を実施し、ついに曹操軍のエリア数を3つに低下させます。結果、士気が零となって、曹操軍の敗北となりました。う~ん、援軍のルールをすっかり忘れていました。

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最終の第4戦は、再び、星凜さんとの対戦に。陣営を入れ替えて、袁紹軍(星凜)対曹操軍(mitsu)の戦いです。

第1ターン、袁紹軍は幸先よく、袁紹本隊と淳于瓊の渡河に成功します。曹操軍はちょうど補充がきていたので、先の戦いに備えて戦力補充に励みます。また、同時に要塞の強化を行います。

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第2ターン、袁紹軍は顔良隊を北部で渡河させようとしますが、これは対岸で待ち構えていた張繍隊に阻止されます。ならばと、今度は淳于瓊隊を前進させますが、ここで曹操本隊が反撃に出ます。二度にわたる強襲の結果、淳于瓊隊を全滅させ、指揮官を討ち取ります。

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第3ターン、残った袁紹本隊が10戦力のため、曹操軍はにらみ合いに入ります。と、痺れを切らした袁紹本隊が、中央部深くに浸透しますが・・・ここで曹操軍は全ての退路を遮断し、敵を補給切れに追い込みます。「えっ、補給切れ?!」そう、袁紹軍のうっかりミスでした。

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これにより、袁紹本隊も4戦力に低下したため、生きて戻ることは困難と判断し、曹操軍の勝利としました。

この日は、延べ4戦でしたが、いずれも60-90分以内で勝敗が決まるという、非常に回転の速いアイテムでした。それでいて、毎回、カードや作戦の読み合いで展開が変わる優れもので、飽きることなく、対戦できました。他の方々の評価も高く、CMJ初の三国志アイテムは、かなり期待できます。4月の販売が、楽しみです。

今年の千葉会初めは、CMJ四月号に掲載予定の「官渡戦役-曹操対袁紹-」のテストプレイです。まだ、最後の調整やルールの詰めもあるようですが、今の状態でも十分に面白いアイテムです。今回は、作戦級の鬼Das Reichさんとyagi会長、mitsuの3人で入れ替わり立ち替わり、ローテーションで楽しみました。今回は簡易レポートになりますので、詳しくは、発売の本誌記事をお待ちください。

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第一戦は、曹操(mitsu)対袁紹(Das Reich)の対戦に。序盤、曹操軍は内線作戦で機動防御を行い、袁紹軍の拡大を防ぎ、VPを低下させます。このまま、行けるかと思いきや、一瞬の隙をつかれて、許の首都攻防戦に。これを文醜がきっちりと決め、あっという間のサドンデス負けでした。

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第二戦は、曹操(yagi)対袁紹(mitsu)の対戦に。一戦目の電撃作戦と大違いで、双方とも安全策をとって、慎重に兵を進めます。結果、盤面はほとんど変わらないのに、丁々発止の駆け引きとカード補充が繰り広げられます。このまま、後半に入ったところで、事態が大きく動きます。北部で消耗した顔良を、曹操主力が撃滅し、顔良が戦死。そのまま、傾いた天秤は戻らず、曹操軍の勝利となります。

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う~ん、どうも、今年はまともなアイテムで勝ちがなく・・・。1月のちはら会で唯一ヒストリカルな「ノルマンディの切り札」(CMJ)で引き分けたのを皮切りに、このアイテムも二連敗スタートです。

昼食後、気を取り直して、曹操(Das Reich)対袁紹(mitsu)の第三戦に。袁紹軍は規範的な外線作戦で曹操領の浸食を行い、曹操軍は対抗して内線作戦の機動防御を行いますが・・・武将の討ち取りチェックで、曹操軍が片端から討ち死を出します。途中、袁紹軍も文醜が死亡し、持ち直すかに見えましたが、中盤にさしかかったところで消耗した曹操本隊が撃滅されます。振ったdrは・・・またも戦死!あまりにDas Reichさんのdrが惨すぎて、ギャラリーからは笑いが起こるほどでした。

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続いて、陣営を入れ替えて、曹操(mitsu)対袁紹(Das Reich)の最終戦に。ところがここでも戦死drは「大活躍」で、袁紹軍の武将が次々に討ち取られていきます。曹操軍の機動防御も綺麗に決まり、袁紹軍の士気が崩壊して、順当な終了となりました。

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それにしても、1/3の確率の戦死判定を、5回連続(!)で出せるとは。完璧な作戦をなぜかdrが裏切るという「Das Reichさんあるある」は正月から健在でした(笑い)。

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これだけだと運のしゲームと思われがちですが、実は迎撃や戦闘前退却などの最善を尽くした上で、drがよい彩りを与える好ゲームです。発売が待ち遠しいです。

少しばかり寒さも緩んだ本日に、今年初の千葉会へ行ってきました。

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会場入りすると、早速、提督さんと金吾さんが再版された「マレー電撃戦」を広げていまして。元々、マップ等が拡大されていますが、しっかり読み込むために用意した眼鏡たちに、ゲームにかける真摯さが感じられました。

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その後、来場者が増え、Das Reichさんが来たところで、yagi会長と3名で、事前に予定していた「官渡戦役」(CMJ掲載予定)を連戦しました。

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お昼過ぎに、さかみちさんのお誘いでプロシア戦役の「1806」をインストいただきました。いわゆる積み木のナポレオンの一作ですが、戦力シートとカードの融合が見事な作品で、プレイビリティも高く、非常によくできたアイテムでした。

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展開は史実同様に、プロイセン軍が各個撃破にあって崩壊しましたが、フランス軍の戦闘芸術ぶりとプロイセン軍の融通のなさが実によく表現されていました。

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その後、茨城会のstr会長と「PANZER WAFFE」(CMJ)を二戦するなど、今年のゲームライフもこうありたいと、充実した例会でした。みなさん、ありがとうございました。

お昼前に会場入りすると、にしさんと水戸爺さんがお手すきに。ならばと、ちはら会から持参した「神々の戦い」(エポック)をインストプレイしました。

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序盤、にし神に、ラムセス二世など建築系や神の子など布教系の英雄が来て、効率よく、戦力を拡大します。第3ターンで4つのエリアを支配し、第7ターンには7つ、第8ターンには10と、飛ぶ鳥落とす勢いです。

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mitsu神もこれに追随せんとしますが、途中でハムラビがまさかの建築失敗など、神殿の増築ができず、やや出遅れ気味に。それでも、後半に一気に領土を拡大し、どうにか最終決戦を戦える状況に。

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水戸爺神は、序盤にレベル上げに成功するも、建築drに悉く失敗し、中盤に伸び悩みます。冴えないdrに業を煮やした水戸爺神は、やむなく生け贄を捧げて、絶対成功に持って行きます(ほんとにdrが酷くって、笑い)。

そして、迎えたアルマゲドン(最終決戦)。先手を取ったmitsu神が飽和攻撃で、にし神の神をつぶしていきます。これに、水戸爺神が同調し、神レベルが大きく低下します。

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にし神も攻撃力のある水戸爺神を攻撃しますが、これが数少ない防御カード「ブラックホール」に呑み込まれ、無効に。

これが大きく、さらにmitsu神と水戸爺神の攻撃を受けたにし神は、首位から転落。mitsu神も反撃で2レベルを落としますが、首の皮1枚で9レベルを維持し、逆転勝利となりました。

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第二戦は、sinyamag・mitsu・Oka・こまいふさんの対戦です。

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序盤、最高神を引いたsinyamag神のdrと英雄引きが冴えにさえ、あれよあれよと勢力を拡大していきます。

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これを攻撃能力に優れたOka神が軍事力で追いかけ、追随します。

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mitsu神はまたも序盤の拡大に苦しんだものの、最終決戦に向けて、主神のレベルを増加させ、3位に付けます。
こまいふ神は、引きとdrに祟られ、「唯一神じゃないのに(実質的な)唯一神」と自虐ネタを飛ばします。

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迎えたアルマゲドン(最終決戦)、潤沢なカードを抱えたsinyamag神が、mitsu神とOka神に攻撃をかけ、攻撃力を削ります。両神も同調して反撃を繰り返し、11レベルあったsinyamag神を6レベルまで落とします。

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ここで、mitsu神とこまいふ神のカードが切れ、運命の行方はsinyamag神とOka神に。sinyamag神が最後のパンチを繰り出すと、神殿レベルが低いOka神は4レベルまで転落します。それでも、勝利のために、mitsu神を攻撃し、レベル5まで落としましたが、結果的にsinyamag神のアシストに。決戦が終わり、1レベル差でsinyamag神が勝利となりました。

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前回のちはら会でデビューした本作を、茨城会でもプレイでき、よかったです。にしさんからは「友引町買い食いウォーズ」の再戦オファーも有り(ほんとか?!)、千葉会オークションで手に入れたB級マルチもスタンバっているので、新春のちはら会は「超B級マルチ祭り」でも行きましょうか?

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