歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

タグ:練習用

年をまたいでいますが、年末にアップできなかった茨城会遠征の記事です。

年末となった土曜日に、久しぶりに茨城会に行ってきました。今回は、忘年会付きのため、宿を取って、万全の出撃です。前夜の懇親会の影響も有り、到着は昼前に。「ここでしかできない」B級マルチやカード戦車戦を対戦しました。

イメージ 7

この日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

神々の戦い(エポック)2戦
 〇mitsu・にし・水戸爺
 〇sinyamag・mitsu・Oka・こまいふ
PANZER WAFFE(CMJ)4戦
 〇ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(sinyamag)●
 ●ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(sinyamag)〇
 〇ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(sinyamag)●
 ●ソ連軍(sinyamag)対ドイツ軍(mitsu)〇

その後、str会長のマンションのイベントルームで、楽しい忘年会に。いつもの茨城会の面々に、長野在住のaoさんや福岡からMCさん、ちはら会のTommyさんら、9人が参加して、ゲームの関連の話題で盛り上がりまして。

イメージ 5

コマンド誌の鬼教官で有名なDRさんや龍虎&軍神の「危険があぶない」話題、酩酊する前は強いyagi会長(?)とか、この業界の有名人のトピックスが楽しかったです。ちはら会もそうですが、地方例会は中央にあこがれるんですね~(笑い)。

ちはら会は変なゲームばっかり/でも、茨城会でもプレイされている/「友引町買い食いウォーズ」はいいゲーム!(by にしさん)/DR教官の強さは、尋常ではない/うかつに近づくと「大事故」、が、ここ一番のサイの目が悪すぎ/実はstr会長と水戸爺さんも、drが酷い/友達のはずの熊に囓られる/できるだけ、drしない(笑い)/いくつのゲームを死蔵してる?おそらく1000個以上!/こまいふさんの所有は、通常の3倍?!埋葬するなら、いっそ公費で「こまいふ稜」?!/長野に行っても、ずっとインドア。ほんとは東京に潜伏?!/真冬なのに怪談?知らない人が会場でdrしている?!/MCさんの第1回GJ選手権

翌日は、前々から狙っていた筑波山の攻略に。str会長も同行してくれまして、十数年ぶりに登山を這い上ったそうで。

イメージ 3

これが予想以上に険しいコースで、真冬なのに大汗をかいて、にわか山岳猟兵に。後半にバテてきて、頻繁に休憩を取るようになり。登りを見ると「充電」するので「使い古したエボルタ君(充電池)のよう(by str会長)」(笑い)。

イメージ 4

イメージ 6

それでも、ほぼ想定通りの時間で、女体山・男体山に到達しました。疲れた後の甘酒とけんちんうどんがうまかった!

イメージ 2

その後、「戦国史上最弱(?)の小田城」後も見学し、二日間の遠征に幕を下ろしました。

イメージ 1

振り返ってみれば、今年は過去最高の7回(!)も参加できたわけで。str会長さんを始め、茨城会のみなさま、どうもありがとうございました。また、来年もどうぞ、よろしく。ちはら会でも、お待ちしていますよ~。

1ヶ月前より最近の方が暖かかった、Dark Decemberではない土曜日に、第167回ちはら会を開催しました。いつもの常連さんたちに、茨城会からにしさんが駆けつけてくださり、今年の最後の例会を締めくくることができました。空戦カードに、由緒正しき作戦級、F級とSF級マルチと、ある意味、ちはら会らしい年の瀬でした。

先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

Down in Flames(CMJ)ガダルカナル・キャンペーン 〇連合軍(mitsu)対日本軍(エンジョウ)●
ノルマンディの切り札(CMJ) 〇連合軍(mitsu)対ドイツ軍(にし)●
神々の戦い(エポック)6人戦
 〇アフラマーリダ(エンジョウ)・エボナ(BIBI)・メルキュール(mitsu)・エンリル(Tommy)・アルテミス(kawa)・ネクベト(にし)
テラフォーミング・マーズ(アークライト)2戦
  〇にし・BIBI・TOMMY
 〇BIBI・TOMMY・エンジョウ・kawa

イメージは、「アクワイア大会」で第3位になった、エンジョウさん。10年以上続いている由緒ある大会で、かつては優勝したこともあるとか。この「アクワイア」に、「タイタンの掟」「関ヶ原」をやらせたら、たぶん、日本有数のプレイヤーでしょう。

イメージ 1

こちらは、ちはら会のヘビロテとなりつつある「テラフォーミング・マーズ」(アークライト)。決してライト級ではありませんが、今回も3人戦と4人戦と、2回戦が行われていました。

イメージ 2

1回戦は、BIBI・TOMMY・にしの戦いで、最後にカードボーナスで逆転したにしさんがわずか5点差で勝利。

イメージ 3

2回戦は、BIBI・TOMMY・エンジョウ・kawaの戦いで、オーナーのBIBIさんが95点のぶっちぎりで勝利でした。

イメージ 4

今月のソロプレイ第三弾は、B級の真打ち(?)と言ってもいい、「4th Reich」(TASK FORCE GAMES)です。一見、ネオナチを思わせるタイトルながら、その中身は、核戦争後の旧ヨーロッパ大陸で、純粋人類のゲルド国とミュータント軍団のコントローラー国家が、覇権を賭けて戦うという、トンでも設定です。イントロダクションによれば・・・

イメージ 4

「一方は、圧倒的に科学力で優る、ゲルドの純粋人類である。一方は、心理的操作によって下等人類を支配する、準人類のコントローラーに率いられた、数百万人のミュータントである。
 科学技術で優位に立つ純血人類は、多数のミュータントを率いるコントローラーと、死闘を繰り返している。人類かミュータントか、いずれかの軍の勝利が我らが未来を決定するであろう。」

こちらが、マックス・ヘトラー(!)率いる、ゲルド軍。機械化部隊は、第二次攻撃が可能です。

イメージ 1

こちらが、マスター・コントローラー率いる、コントローラー軍。数値は低く、かつミュータント軍は、洗脳支配されているので、下級コントローラーがいないと攻撃もできないのですが、とにかく、数が多いです。

イメージ 2

こちらが地形効果表です。特徴的なものは、進入すると自動的に攻撃を受ける「放射能密林」で、事実上の移動制限地形になっています。

イメージ 3

「ゲームマップは、核による大量殺戮から2000年後の地球の一部を表している。いくつかの地域は、未だに危険な汚染状態にある。全ての大陸は、『業火』によって作り出された放射能密林と荒野によって、他と分断されている。北極圏の部分的な氷の溶解と海面水位の上昇が、多くの地域を海没させる一方、連続した火山活動と地震が、惑星とその地形を壊滅的なまでに変容させた。
 マップには、純粋人類の母国であるゲルドとコントローラーの東方地域を含む、7つの国が描かれている。ゲルド周辺の5つの小国は、コントローラによって支配されている。ゲルドだけがわずかに、ミュータントから解放されている。」

イメージ 5


イメージ 6

イメージ 7

と、設定は単なる馬鹿ゲーなんですが、システムが異様にまともでして。基本は、生産のあるダブルインパルスで、ゲルド軍の機械化軍団とコントローラー軍のスーパーミュータント軍のみが第二次攻撃ができます。CRTはファイヤーパワーで完全な打撃型。そう、攻撃側には一切の損害が出ないんです(!)。

イメージ 8

ゲルド軍の装甲軍は移動力が高く、ZOC to ZOCの直接移動の緩さも相まって、簡単に浸透できます。さらに戦闘ではdr効果±1が付くすばらしさ!ヘトラーのdr効果±3(!)を加えると、これに耐えられる防御スタックはありません。

コントローラー軍にとって、通常の戦線によるスタック防御は最悪で、簡単に浸透され、包囲殲滅されます。よって、薄い前線でスクリーンを張って後方に主力を待機させ、敵が前面に現れたところで反撃により撃滅する[後手からの一撃]が、基本戦術になります。

はじめはこの感覚がつかめず、コントローラー軍が守り切れずに、ゲルド軍の圧勝。つい、悔しくて3回のソロ演習と作戦研究をしたわけですが(こんなゲームに!笑い)、やっと戦い方が見えて来ました。

まず、セットアップですが、規定通り、ゲルド軍は国内に配置。コントローラー軍は、ダミーと1能力コントローラーを衛星国に配置し、マスター及び2能力コントローラーは全て東方国家(EL)に配置します。

イメージ 9

イメージ 10

第1ターン、迅速に衛星国家を制圧したいゲルド軍は、東西で同時攻撃に出ます。主力を投入した西方国家(WL)は第1フェイズで陥落。第2次フェイズに、装甲軍は早くも、Sun Land(イタリア)に突入します。一方、中央地域(ポーランド)は歩兵のみで攻撃し、1都市を陥落させます。

イメージ 11

イメージ 12

戦力のほとんどないコントローラー軍は、Varza(ワルシャワ)にいた歩兵と1能力コントローラーを退避させ、生産したばかりの歩兵をMins(ミンスク)とKev(キエフ)周辺で防衛線を引きます。

イメージ 13

イメージ 14

第2ターン、怒濤のゲルド軍は、太陽地域の攻略を続けると同時に、高地地域(HL)に侵攻します。が、Bukres(ブカレスト)ではじめて攻撃に失敗します。

イメージ 15

うまくいけば、装甲軍を撃滅できると、コントローラー軍がはじめて反撃を行いますが、装甲効果に阻まれ、惜しくも失敗。

イメージ 16

歩兵を足止めに残し、貴重な1能力コントローラーは、東方地域国内に撤退します。

イメージ 17

第3ターンに、Bukresと南方地域(South Land)も制圧し、早くも東方地域以外の全てを占領します。

イメージ 18

第4ターン、季節は秋。西方と南方を攻略した主力が揃いきっていませんでしたが、敵の増強を待ちたくないゲルド軍は、半年早い「バルバロッサ作戦」を発動します。電撃的にKarglat(カルーガ)、Bres(ブレスト)、Kev(キエフ)、Odes(オデッサ)を攻略し、敵に損害を与えた後、歩兵を前線に残し、主力を引き下げます。

イメージ 19


イメージ 21

これに対し、(赤軍じゃなくて)コントローラー軍は無尽蔵と言える部隊を集中し、全ての都市を奪還。歩兵2個軍を撃破します。第二次移動でふたたび、「赤い絨毯」を引き直し、縦深防御に。

イメージ 22

イメージ 20

第5ターン、予想以上に機能的なコントローラー軍に対し、ゲルド軍は総花的な消耗攻撃を行い、スーパーミュータント軍を含む6ユニットを除去します。が、コントローラー軍の補充能力は、これを1ターンで補充してしまいます。

イメージ 23

イメージ 24

運命の第6ターン、打撃戦の後、ゲルド軍は中央地域(ポーランド)でハリネズミの陣を引きます。ヘトラー率いる3ユニットがVarza(ワルシャワ)に籠城します。ここで、敵の下級コントローラーとスーパーミュータント軍を引きつけ、攻略に手間取る隙に、次ターンに機械化部隊で反撃をかける作戦です。

イメージ 25

罠とわかっていましたが、ヘトラーを捕らえることができるかもしれないと、コントローラー軍は賭けに載ります。スーパーミュータント軍を集中し、2能力コントローラーを投入。その結果は・・・わずか1/6の賭に勝ち、敵を全滅させ、Varzaを占領!そして、ヘトラー戦死!

イメージ 26

さらにコントローラー軍は、怒濤のごとき進軍により、中央地域と旧ルーマニアを席巻!装甲軍2個、機械化歩兵3個軍、歩兵1個軍の致命的な損害を、ゲルド軍に与えます。

イメージ 27

イメージ 28

第7ターン、ゲルド軍は反撃のための予備兵力を戦線維持に投入せざるをえなくなり、もはや打撃戦もできず。

イメージ 29

第8ターンに、早くもゲルド国内に進入したコントローラー軍は、数の暴力で前線を粉砕すると、再建されたばかりの敵に装甲軍を撃破。

イメージ 30

第9ターンに、わずか3ユニットまでに撃ち減らされたゲルド軍は、最後の抵抗のため、太陽地域(イタリア)に逃げ込みましたが・・・脚力のあるスーパーミュータント軍に捕捉され、全滅。

イメージ 31

最後の生産で、敵をFlorenに包囲する意地を見せたものの、衆寡敵せず、ゲルド軍は崩壊。第11ターンに、Rom(ローマ)が陥落。ここに純粋人類の国家は滅亡し、ミュータントによる洗脳国家によって、統一されました。

イメージ 32

イメージ 33

う~ん、まさかのゲルド軍の惨敗でした。第6ターンのヘトラー戦死がなければ、もう少し戦えたのでしょうが、根本の敗因は早すぎたバルバロッサだったかも。十分な兵力の集結を待って、第一撃でかなりの損害を与えないと、厳しいかも知れません。当然、ゲルド軍も反撃で半壊するでしょうが、機動に適した時期と生産ターンをうまく見定めて、侵攻すれば、手はあるかも。

イメージ 34

また、コントローラー軍も、数の暴力による攻撃(第1フェイズ)と縦深防御(第2フェイズ)が機能することがわかったので、よかったです。

いやー、こんなB級アイテムにどっぷり、のめり込んでしまいました(笑い)。そもそも、このアイテムは自分が購入したわけではなく・・・3年前の千葉会のオークションで、全く入札がなかった時に、yagi会長が一言。

「これは、B級だから、ちはら会にあげる!」

誰も期待していなかったオークション崩れのB級アイテムですが、全くテストをしていないツ○ダの粗製濫造より、はるかにまともでした。独ソ戦のオマージュといえる「4th Reich」で、誰の挑戦でも受けるぞ!!(絶対、いないとおもうけど、笑い)

なお、このソロプレイでB級アイテムのプレイ率が6割を越えました。更新記事をご覧ください。

今月のソロ第一弾は、「ウォーゲームハンドブック2017」から「小牧・長久手の戦い」(CMJ)です。今年はほとんどソロAARを発表してこなかったので、年末に駆け込みを狙っています。このアイテムは、いわゆる作戦級の小牧戦役で、チットドリブンを採用しています。変わっているのは、チットは任意の1ユニットのみが移動を行うというもので、全てのチット引きが終了すると、戦闘になるシステムです。

イメージ 6

両軍ともユニット数は10程度しかないのですが、チットドリブンによって、思わぬ浸透や猛烈な反撃が可能になります。この時代らしく(砦・城内以外は)強ZOCであり、敵より大きな戦力の側は離脱ができます。

そのターンに一番はじめのチットを引いた陣営が、戦闘の主導権(組み合わせと戦闘順の決定)を取れます。戦闘は、お互いにdrし、総戦闘力を差し引きして、ヒットポイントを決めます。1ヒットにつき1へクス後退か、1ステップロスを選択します。後退は最大2へクスなので、3ヒットを与えれば、確実に1ステップロスを与えらえ、4ヒットならば全滅します。戦力差がなければ、お互いに1/12で全滅させられる可能性が有り、包囲していると10/36となります。戦闘はよい意味で振れが大きく、完全優位な戦闘でまさかの番狂わせや一か八かの特攻が成り立ちます。

地形効果は河川が-1。城・砦は+2であり、城・砦のみスタックが許されるので、2ユニット以上がいると、まず、落ちません。ZOC の無効化と相まって、城・砦効果が絶妙で、濃尾平野を舞台に、激しい機動戦と攻城戦が起こります。セットアップは指定です。敵よりも多くの城・砦を取ることが義務づけられている羽柴軍が、攻勢側となります。徳川・織田連合軍は、それを阻止するか、秀吉を討ち取れば勝利です。

第1ターン、その後の展開を大きく左右する第一手は、徳川・織田連合軍。徳川勢は、すぐさま、敵の進攻路に当たる上条へ酒井忠次を派遣します。主導権は、徳川・織田連合軍にあるため、砦にいる先手が非戦闘を宣言すれば、このターンの攻城戦は起こらず、1ターンの時間稼ぎができます。羽柴軍はやむなく3戦力部隊で上条を包囲すると、犬山に秀吉主力を増援で送り込みます。

イメージ 1

第2ターン、今度は羽柴軍が主導権を取り、上条を巡る戦いが勃発します。両軍ともこの地域に増援をつぎ込み、二つの戦闘が起こります。

まず、本命の上条攻めですが、羽柴軍が3個部隊を投入したことにより、+1となります。結果、羽柴軍が強襲で押し切り、酒井隊に2ヒットを与えます。退却できれば生き伸びられたのですが、退路を遮断されていたため、城を枕に酒井忠次が討ち死にします。一方、-1の犠牲攻撃となった池田隊対井伊・徳川隊の戦闘は、家康の巧みな戦術により池田勢が全滅となります。

イメージ 2

第3ターン、この河川地帯を巡り、両軍は更なる増援をつぎ込み、4カ所で包囲し包囲される大乱戦となります。その結果、地の利を得ている徳川勢が劣勢を物ともせず、量の羽柴勢を押し返します。マイナス戦力にもかかわらず、関白秀次を討ち取り、堀直政を消耗させ、森可成を後退させます。が、強引な城攻めをせざるを得なかった家康勢が、大打撃を受けて討ち死にしてしまいます。

イメージ 3

第4ターン、両軍ともかなりの消耗をしましたが、羽柴軍は数の優位を生かして、岩崎方面に向けて攻勢を続けます。羽柴軍は消耗した堀直政が壊滅し、徳川・織田連合軍は丹羽氏次が猛烈な正面攻撃で全滅します。


イメージ 4
                                               
最終の第5ターン、砦・城が同数のため、このままでは敗北となる羽柴軍は、トリッキーな機動で敵を翻弄し、チャンスをうかがいます。その本命は、守備隊が激減している小牧城!大胆な機動で敵の背後に回り込んだ秀吉本隊が、前後から小牧城を包囲し、+1の強襲を掛けます。勝率は4割程度でしたが・・・見事に成功!濃尾平野の要衝-小牧城に千成瓢箪の馬印が翻り、羽柴軍の勝利となりました。

イメージ 5

このプレイタイムは、わずか30分ほど。極めてシンプルなルールながら、史実通りの激しい機動戦が再現できる逸品でしょう。今度は、ぜひ、対戦したいものです。

先月最後の休日に、千葉会yagiさんのお誘いで、ゲームマーケット2018秋に行ってきました。二日目ということも有り、若干、空いているなと思ったのは大間違いで、中には溢れんばかりの人、人、人!案内いただいたyagiさんも、自分のブースがわからなくなるほど(笑い)。

イメージ 1

イメージ 2

SLGの常連組は前日の出展が多かったようですが、この日でもサンセット、え~ゲームi-OMGなどの大手に、さいたまオフライン、YSGA、ジブセイルズ等が参加されていました。

イメージ 3

イメージは、軍装した三楽堂の店長さん。来場者に「国防軍の夜2」をインストされていました。

イメージ 4

yagiさんから「テストプレイ、つきあって~」と、CMJのブースに行き、新作予定「菅渡戦役」をローテンション。これを見かけた来場者から「これはどこで売ってるんですか?」とお声がかかるなど、宣伝効果もあったかな・・・。

イメージ 5

最後に、ついつい、購入してしまった戦利品。Bonsai Gamesの「TOGO」に、話題の「300」。新作の「ウォーゲームハンドブック2018」と名作カード戦術級のヴァリアント「PANZER WAFFE WEST FRONT」。

イメージ 6

お隣のブースで販売されていた「ボードウォーゲームをプレイしてみよう Vol.2」。仙台から来たということで、少しでも帰りの荷物を減らせるよう(?)お布施買い。

極めつけは、アルンヘムシステムを用いた「東大安田講堂強襲」。ジブセイルゲームの新作で、当時に東大キャンパスを描いたマップ上で、火炎瓶や敷石投擲、放水車、催涙ガスなどが飛び交います。「かえんびん、投げられま~す!」という呼び込み文句が「危険がアブナイ」と、つい、購入してしまいました(笑い)。

イメージ 7

イメージ 8

古代戦ジャンルのプレイ率が4割を超えたので、更新と本ブログへの移転をします。それにしても、このジャンルは歩みが鈍く、初稿からもうすぐ9年目ですが、更新記録は今回を入れて2回だけ。20アイテムですが、マイナー故にちはら会でもなかなか相手が見つからず。ソロでも頑張りますが、どなたか、よろしくお願いします。

<初稿掲載:2010/01/24 >
 
多種多様のSLGの中でも、独特の雰囲気を持ったテーマが存在します。紀元前から西ローマ帝国崩壊までを扱った古代戦です。

イメージ 1

その最大の特徴は、やはり史料の稀少さ故、解釈が様々に分かれるところでしょう。数少ない史料をつきあわせて、当時の様子を描き出そうとする故に、足りないところは合理的な類推が補うことになります。前後の文化性や流れを元に、こうあったはず、と理知的に補完をしていくのですが、時には一つの新発見で、通説が覆ってしまうこともしばしば・・・。現存する最も古い戦闘の記録といわれている「カデッシュの戦い」でも、実は起こっていなかったという、極端な説もあるくらいですから・・・。

イメージ 2

また、その期間の長さも、他のSLGに比べると、対照的です。もっとも人気のあるWWⅡアイテムが、足かけ6年間の時期を扱っているのに対し、古代エジプトだけでも3000年(!)の歴史を誇るわけですから、汎用システムなど、できようがありません。

つまり、この時期の戦いは、デザイナーが主説を選択し、思い入れたっぷりに演出していくことが可能になっています。ファラオや大王を中心とした英雄物語でもいいし、古代文明の興亡をマクロ的に描いたものでも、良いわけです。

イメージ 18

○●は、いつもの表示です。
無印…未プレイ △…軽くインストプレイ ○…ソロプレイ済み ●…まさかの対戦済み

<人類誕生から地中海文明の興亡まで> 3アイテム

STICKS&STONES~人類創世記(T誌付録) 
 人類最古の時代の戦闘級。時代は、紀元前1万年!!マンモス狩りもあります。

イメージ 3

CIVILIZATION~文明の曙(AH)●
 かなり真面目な文明史。キャンペーンだと1日で終わらないそうで、ちょっと時間がかかります。

イメージ 14

History of the World(アークライト)●
 正確には、古代史だけではありませんが、文明の発祥から古代史もプレイできるので、こちらに入れました。プレイヤーは歴史の見守り手という斬新な観点で、古代から現代までの帝国・王国・民主国家・その他の勢力の攻防を描きます。新版になってプレイ時間も3時間ほどと、とてもやりやすくなりました。

イメージ 13

<偉大なる古代エジプトとオリエント・ヘレニズム文明>  9点

カデシュの戦いCMJ) 
 記録に残る最古の戦い。奇襲を受けたエジプト軍でしたが、最後はラムセス二世の活躍で劣勢をはねのけたとか。

TRIREME(AH) 
 紀元前400年から紀元前後までの水上艦隊戦。この間、ハードは、ほとんど進歩していないんですね。

イメージ 7

300(同人)●
 映画「300」の背景になった、ペルシア帝国対ギリシアポリス国家群との戦いを扱った戦略級。 同人ながらCMJの中黒氏デザインで、コンポーネントと内容ともに、商業誌レベルのキレッキレの出来です。量対質の典型的な戦いで、脳みそ沸騰ものの駆け引きが秀逸です。

イメージ 8

ペロポネソス戦争(VG)
 アテネ対スパルタの古代ギリシアの戦いを描く、戦略級。珍しいのは、ソロ専用と言うことで、一方の陣営でスタートして、攻めきれないと、途中で陣営が変わるという、「目から鱗」の得意なシステムを採用。Victory Gamesらしく詳細なルールなので、いつかどっぷりソロしてみたいです。

イメージ 9

アレクサンドロスの戦い(CMJ別冊)
 アレクサンダー大王の偉大な足取りを体験できます。よくもまあ、SLG「冬の時代」明けに出したものだ!偉いぞ、CMJ!

アレクサンドロスの遺産(AD) 
 大王亡き後の後継者争い。マルチにすると、面白そうで・・・。なんと、GJ誌で再版となりました。

イメージ 10

ALEXANDER(AH) 
 ガウガメラの激戦を再現した会戦級。昔は、これしか手に入らなかった。

Alexander the Great(GMT) 
 大王の4つの会戦をクワドリで、再現。オプションまで入ると、かなり精密です。

イメージ 11

アレキサンダー・トライアンフ(アドテクノス)
 抜群のプレイアビリティを誇る浅野竜二氏のデビュー作。基本システムは、ローマン・トライアンフ(旧GJ)と同様です。対ペルシア戦の3つの戦い-グラニコス・イッソス・ガウガメラをプレイできます。

イメージ 12

<古代地中海の覇権> 5点

ハンニバル(Valley Games)● 
 カードドリブンの最高傑作の呼び名もある、第二次ポエニ戦争もの。あまりに美しいコンポーネントに痺れます。すっかり、mitsuの定番となったアイテムです。

イメージ 19

ポエニ戦争(SPI/T誌付録)○ 
 評判の高い戦役級。第1次から第3次までの戦いが楽しめます。古いゲームなので、時代を超えて、指揮官ユニットを共用しますが、指揮官名があったら盛り上がったでしょうね(自作で行くか?!)。

イメージ 16

ローマン・トライアンフ(旧GJ)● 
 ハンニバルの全ての会戦を、シンプルにゲーム化。あの戦象隊が登場します。

イメージ 15

ピュロスの勝利(CMJ)○
 「スパルタクス」のヴァリアント。アレクサンダー大王の血を引くピュロスの対ローマ戦を再現。

イメージ 17

スパルタクス(CMJ)○ 
 ローマを揺るがせた剣闘士の叛乱を扱った戦役級。会戦では、陣営の再現までできて、整然と並んだ戦列が激突する様は、圧巻です。

イメージ 4

<全ての道は、ローマに通ず> 3点

CAESAR(AH)
 カエサルの最も困難で成功した戦役-ガリア征服のクライマックスを描く会戦級。外周から押し寄せるおびただしい数の蛮族と、内線の利を使って迎え撃つ精鋭ローマ軍団の激突を余すことなく、再現します。

イメージ 5

ローマ帝国の滅亡(T誌付録)○
 珍しいソロシステムのローマ帝国滅亡史。衰弱した帝国に、無数の蛮族が押し寄せる様は、壮絶。特に、シナリオ5「フン族来る!」では、21戦力のレギオンに対し、なんと130戦力のフン族が襲いかかります。

ローマを継ぐもの(旧GJ)
 西ローマ帝国の崩壊と、ゲルマン王国とビザンチン帝国の攻防を描く、マルチゲーム。プレイを堪能できる(知識を持つ)5人を集めることから、ゲームが始まるか?!

イメージ 6

戦国時代とWWⅡからこの趣味に入ったため、古代戦に興味はなかったのですが、カルタゴを巡る興亡やラムセス二世の活躍などを、通書や物語で知り、徐々に史料とアイテムを集めることになりました。知らないテーマは極力、控えたにもかかわらず、気がついたら16点のアイテム数に・・・。

ここまでプレイできたのは、わずかに1つで、6%(!)と、過去最弱。唯一、プレイ済みの「ローマン・トライアンフ」(旧GJ)も、まだ、未プレイのシナリオが残っています。とりあえず、2割突破をめざして、あと2アイテムを頑張ります。古代戦ファンのみなさん、ちはら会で一戦、いかがですか?

<2010/2/28の追記>
先日、プレイした「ポエニ戦争」(T誌付録)で、古代戦アイテムのプレイ率が2割を越えました。


また、オークションで、以下のアイテムを手に入れました。

アレキサンダー・トライアンフ(アドテクノス)

これで、総数は17アイテムです。次の目標は、地道に3割突破、あと3点です。 

<2018/12/6の追記>

先日、プレイした「300」(同人)で、古代戦アイテムのプレイ率が4割を越えました。前回の更新後に、プレイされたアイテムは、以下の通りです。

ピュロスの勝利○
History of the World(アークライト) ●
300(同人)●

また、新たに追加になったアイテムは、以下の通りです。

ペロポネソス戦争(VG)
CAESAR(AH)
300(同人)
History of the World(アークライト) 

こちらは、古代戦ジャンルにエントリーしていましたが、ゲームシステムと展開からファンタジー級に変更しました。

トロイ戦争(T誌)

これで、総数は20アイテムで、プレイ済みは9点となりました。次の目標は6割突破で、あと3点です。

夕方近くになって、軍神さんにお声かけをいただき、「300」(中黒デザイン)をプレイすることになりました。その名の通り、映画「300」で描かれたペルシア帝国とギリシアのポリス国家群との戦いです。

イメージ 8

イメージ 4

エリア式カードドリブンの戦略級ミニゲームですが、史実通り、生産量も兵力もペルシア軍が圧倒的で、ギリシアポリス国家の2-3倍を誇ります。ふつーに考えればペルシアの圧勝でしょうが、優秀なギリシア軍が様々な揺さぶりをかけ、本土防衛を試みます。

シークエンスは、生産-カードプレイ-補給とシンプルです。ターン始めに生産があって、ここで兵力とカードを購入します。カードプレイではイベントとして使用するか、1アクションのいずれかを選択します。

1アクションで、1エリアの部隊を移動できます。自軍がすでにいるエリアは通過できますが、空白や敵がいるエリアに入ると停止し、戦闘になります。

戦闘はペロポンネソス半島の地形を考慮して、ギリシア軍にかなり有利です。兵力がいくつあっても、ともに振れるdr数は3個まで。より多くの目を出した側が勝利しますが、敵地での不案内を考慮して、ペルシア軍は4以上は全て「4」と見なします。そう、ギリシア軍が5-6を出し続ければ、絶対に負けません。

それでも、正面決戦ならば、いつかはペルシア軍の量が圧倒するでしょう。これを制限するのが補給判定です。本拠地にいるペルシア軍に制限はありませんが、ギリシアに入った途端、各エリアに着き1戦力しか養うことができなくなります。結果、史実のようにテルモピュライで足止めできれば、ペルシア軍は補給不足で壊滅するか、根拠地への撤退を余儀なくされます。

さらに、陸路での押し合へし合いだけでなく、どこにも強襲上陸できる海軍があり、敵の後方を狙って、隙を突くゲリラ戦が行えます。両軍は敵の本拠を一気に付く上陸作戦ができ、また、進撃を遮断する背後上陸やVP確保のため島嶼攻撃も行えます。

両軍とも非常に多くのオプションがあって、いい意味で悩みの多いアイテムです。

まず、第一戦は、大群ながら扱いの難しいペルシア軍を軍神さんが、内線戦略のギリシア連合軍をmitsuが担当します。

第1ターン、ペルシア軍は全てを兵力生産につぎ込んで、アクションはなし。ならば、この隙にVPを得んと、ギリシア軍はペロポネソス半島を北上します。

イメージ 2

第2ターン、いよいよ、ペルシア軍が攻勢にと思いきや、ここで「王の急死」。ターンがなくなったため、ギリシア軍は悠々と兵力の増強ができます。

ちぐはぐ感はあったものの、第3ターン、ペルシアの大群がペロポンネソス半島に雪崩れ込みます。騎兵を先頭に怒濤の進撃をしますが、史実通り、テルモピュライでギリシア軍が迎撃します。ここで、mitsuが5-6を10回近く連発し(!)、第一次遠征を退けます。

イメージ 3

第4ターン、気を取り直して再編なったペルシアの大群が、再び遠征に。今度は、ペルシア軍も奮闘し、一旦はポリス近くに迫りますが、あと一歩足りず。補給切れを恐れて、やむなく本拠地に撤退します。ギリシア軍は送り狼のように、半島を奪還し、VPは振りきりに。

そして、最後の第5ターン、残った山札は4枚。4枚目が「王の急死」ならまだ可能性はありましたが・・・2枚目にこれが出て、ゲームエンド。望外にも緒戦でギリシア軍の勝利となりました。

イメージ 1

第2戦は、陣営を入れ替えて、ペルシア軍(mitsu)対ギリシア連合軍(軍神)です。

先の展開から、ペルシア軍(mitsu)はいかに「王の急死」(無条件ターン終了)を防ぐかを前提に作戦を立てます。16枚のカードがあるので、最大の6枚を引くと「王の急死」の確率は35%です。これが5枚ならば、30%強ですみます。敵が引いてくれれば大手を振ってフル活動できるので、それが確認できるまでは5枚引きを原則にします。うまくすれば、「王の急死」が1回程度で済むかも。

第1ターン、ペルシア軍は前回の展開に習って、全てを兵力生産につぎ込みます。少し違っていたのは、海軍をフルに建造したことです。これを見たギリシア軍はナクソスに上陸し、VPで優位に立ちます。

イメージ 5

第2ターン以降、エーゲ海を舞台に激しい島嶼争奪戦が展開されます。ペルシア軍が海軍を集中してナクソスを奪還すれば、ギリシア軍は別の島嶼をとるなど、めまぐるしく支配とVPが入れ替わります。途中、1回「王の急死」が入り、実質2ターンの駆け引きの結果、ギリシア軍がややVP有利で最終ターンに。

第5ターン、ここでも「王の急死」の可能性がありましたが、そこは例の5枚引きでクリア。ペルシア軍が重い腰を上げ、ペロポネソス半島に雪崩れ込みます。強襲上陸も成功し、ティバイまで進撃しましたが、大消耗戦となり、実質的な攻勢能力を失います。

と、ここで敵がパスを選択したため、こちらもパスをして終了。結果、最終ターンに4VPを取り戻し、危ないところで引き分けになりました。

イメージ 6

考えることが非常に多く、かつ、イベントの振れもあって、大いに楽しめました。ここ近年の中黒氏デザインらしく、「キレッキレ」の作品です。古代戦でかつギリシア国家というマイナーテーマですが、これを機に興味を持つ人が増えたらいいですね~。

最後は、おふざけで・・・軍神持ち込みのカード立てを握って、「リアルバトル」をする筆者。ずっしりと重いアクリル製で、これで殴られたら、結構痛い?!「これじゃ、馬鹿じゃねーか」と笑いながら、お付き合いただいた軍神どの、ありがとうございました(笑い)。

イメージ 7

その後、たかさわさんのコーディネートで、初参加のコーラさんと「ハリコフ攻防戦」(CMJ) を対戦することになりました。コーラさんはかなり以前にSLGをプレイし、しばらくご無沙汰していたそうで、ここ数ヶ月の出戻り組みとのこと。
持ち込んでいた中で最もシンプルな「ハリコフ攻防戦」(CMJ)を作戦のインストもしながら、対戦することに。それなりに攻勢のできるソ連軍をコーラさんが、ドイツ軍をmitsuが担当しました。

イメージ 1

序盤、ソ連軍は主力の戦車軍団をハリコフに向けます。さすがにこの数の敵に対し、ハリコフ市街地の死守は自殺行為のため、歩兵で戦線を張りながら、郊外へ後退します。

イメージ 2

それを追って、ソ連軍が突進し、ハリコフを一時占拠します。

イメージ 3

が、敵が前に出てきたため、SS装甲師団が反撃を開始します。第4ターンの2:1攻撃こそ失敗したものの、その後は増援の装甲師団を集中投入し、南部から迂回攻撃で戦線を突破。背後に回り込んでハリコフを奪還し、敵の後方を遮断。正面からの押し上げが鉄槌になって、この方面の1/3の兵力を撃破します。

イメージ 4

一方、南部ではスチームローラーにより鉄道支線が遮断されたもの、やはり集結した装甲師団がドネツ河を逆渡河して、中央部の敵を包囲していきます。第5ターンに突破口を開き、歩兵の守備隊を包囲殲滅し、第6ターンには敵の背後に向かって突進を開始します。

イメージ 5

と、この時点でソ連軍の戦線はほぼ崩壊したため、終了としました。

コーラさんはまともな対戦は20年ぶりとのことでしたが、戦線の構築は覚えていたようで、今後やり込めば、いい勝負になるかも。また、どこかで対戦しましょう。

続いて、主催者のたかさわさんにお願いして、「シュナンドウ・ナノ」(たかさわオリジナル)をインストしていただきました。前記事でも触れましたが、南北戦争フリークのたかさわさんが制作したミニゲームです。

イメージ 2

両軍はdrを振って、大きい方が1アクションを選択します(同数なら、南軍に)。1アクションで、1個旅団が1エリアの移動ができます。山地の移動では、さらに成功したかを判定します(1/2の確率)。dr6だと、ダブルアクションが可能になります。

南軍drが1の場合、アクションは終了し、戦闘になります。基本は兵力の多い方が勝利し、その兵力差分のVPを獲得します。同数の場合は、戦術的有利をもつ南軍の勝利となります(VPはなし)。

ターン終了時に、それぞれの色の付いている町を占領していると、その分のVPが獲得できます。第7ターン終了時に、南軍が7点以上を獲得していれば勝利、それ以外は北軍の勝利です。

南軍の方が兵力は少ないのですが、史実の石壁ジャクソンが行ったように、南軍は攻勢を義務づけられています。

第一戦は、量の北軍(たかさわ)対質の南軍(mitsu)で開始。序盤、2個旅団で北進を試みる南軍ですが、山地を迂回してストラスバーグに兵力を結集した北軍の前に、前進を阻まれます。

イメージ 3

ならばと、山地に旅団を送り、地道にVPの獲得を狙いますが、2ターンに渡って全く動かないうちにターン終了となり(南軍drが1)、思うように加点できず。

結局、この初動の遅れが祟って、2VPしか獲得できず、北軍の勝利に。

イメージ 1

この間、インスト入れてわずか20分。リベンジマッチで、同じ陣営で再戦します。

先の失敗を元に、南軍は組織的な北上計画を立てます。序盤、山地にいる北軍1個旅団を包囲殲滅し、量的均衡を取ったところで、全軍でストラスバーグを目指します。

連続して南軍のイニシアチブがとれ、早くも第2ターンにストラスバーグを占領します。

イメージ 5

時間的な余裕を得た南軍は一部を山地に迂回させ、VPを稼ぎながら、第5ターンに3方向からの分進合撃を成功させ、ウィンチェスターを陥落させます。そのまま、退却する北軍を追って、北部への門ハーパーズ・フェリーに。4個旅団同士の死闘は、ジャクソンの戦術的手腕により、南軍の完勝に!

イメージ 4

その後、再編成された北軍が山間部から反撃に出ますが、時間切れ。ぎりぎり7VPを獲得した南軍の勝利となりました。

イメージ 6

「ハガキのゲティスバーグ」のオマージュという通り、移動も戦闘も当てにならない自軍を統制して、いかに勝機をつかむかという、南北戦争の雰囲気はばっちり。drによってはなすすべもない展開もあるでしょうが、慣れれば15分というプレイ時間ですので、次の対戦をすればよし。

イメージは、惜敗だったのに、なぜか満面の笑みのデザイナー氏。うまく機能したことが(かつ、いい展開になったことが)うれしかったそうで。

イメージ 7

さわやかに晴れ上がった日曜日、今年も猿遊会に行ってきました。10時前に船堀の会場入りすると、すでにほぼ満席状態!前日からのがっつり系アイテムを楽しむグループが、ここかしこに。1年ぶりにお目にかかる方もいて、旧交を温めてきました。

イメージ 2

関西から来たtakobaさんも参加していた、作戦級空戦アイテムの「ELUSIVE VICTORY」。第4次中東戦争の航空戦で、前日はエジプト軍のSAMが破壊され、この日はイスラエル空軍の精鋭が散華したとのこと。シナリオでも、数時間は必要なそうで。

イメージ 1

千葉会でもおなじみのトンデモブラウンさんと山田さんが、「Fall of the South Vietnam」を対戦。その名の通り、アメリカ軍撤退後の南ベトナム解放を扱った珍しい作品です。そのまま、他の方も巻き込んで「Maria」に雪崩れ込んでいました。

イメージ 3

イメージ 4

外国の方とYSGAの常連さんが対戦していた「Drive on Paris」。シュリーフェンプランの最終局面を扱います。

イメージ 8

奥津城さんとHAさんの「Hands in the Sea」。シシリア島を中心にした海洋マップで、いつの戦いか、聞くと「第一次です」。てっきりWWⅠかと思って、「ゲーベンは出てくるんですか?」 と尋ねると、二人とも「??」。そう、第一次ポエニ戦争とのこと。なんて珍しいテーマでしょう。

本格的作戦級愛好の金吾さんとSさんの「Holland`44」。なんと、昨日から二日がかりで対戦だったようです。

イメージ 6

いつものミニチュア系のみなさん。今回は、独ソ戦の初期を扱ったようで、3号戦車に、街道上の怪物T34、多数のラッチョ・ブムが美しく塗装されていました。

イメージ 5

主催のたかさわさんの歓待からいただいた記念品は、なんと自作の南北戦争アイテム!その名も「シュナンドウ・ナノ」。かつて国際通信社が発表した「ハガキのゲティスバーグ」のオマージュだそうで、その名の通り、シュナンドウ渓谷を舞台に石壁ジャクソンが大暴れするそうで。せっかくなので、インストしていただきましたが、これががっつり面白い!詳しくは、別記事にてお知らせします。

イメージ 7

この日、自分が対戦したアイテムと戦績は、以下の通りです。

躍進!無敵皇軍(同人)
 〇mitsu中将・ピポ元帥・たかさわ少将
シュナンドウ・ナノ(たかさわオリジナル)2戦
  〇北軍(たかさわ)対南軍(mitsu)●
  ●北軍(たかさわ)対南軍(mitsu)〇
ハリコフ攻防戦(CMJ) ●ソ連軍(コーラ)対ドイツ軍(mitsu)〇
300(中黒デザイン)2戦
 ●ペルシア軍(軍神)対ギリシア連合軍(mitsu)〇
  ペルシア軍(mitsu)対ギリシア連合軍(軍神)引き分け

↑このページのトップヘ